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子ども時代が苦しい環境であると「耐える」ことしか選択肢がない。そのため、自分の人生の選択意識をしっかり持つことができず「自分の人生は自分以外の他者次第」と無意識に刻まれることがある。意識的には選んでいるかのように「今の環境に耐えてなくては」と自分を叱咤し我慢をし過ぎてしまうことも
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心からの安定に至るには「安心」や「幸福」の量が必要。量とは時間。「今どう考えても幸せなのに昔のことを思い出してつらくなる」としたら、まだ過去の傷の量が勝ってるから。今の自分は過去が作ってるから仕方がないこと。。そのまま「安心できる今」を続けて量を増やしていくうちに安心や幸福が勝る
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「白黒思考」にならず「グレーを持つ」ためには余力が要る。なのでストレスフルであるほど極端な捉え方になってしまう。些細な指摘を「全否定された」と感じるほど傷ついてしまったら、それほどいっぱいいっぱいの状態で限界のSOSであることも。捉え方の修正よりまず休息が何より必要かもしれない。。
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「気持ちを言おうとしても固まってしまう」「泣き喚いてしまってうまく伝えられない」等といった極端な表現に焦点を当て
『感情表現の難しさ』について整理しました。
「うまく言葉にできない…」等と悩む場合の自己理解の助けになれば幸いです。
psychologist-neco.com/difficulty-in-…
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幼少期から感情を抑えていると、心の傷があやふやなままいくつも蓄積されてしまう。気持ちを聞いてもらえなかったからいざ表現するとなると「黙るか半狂乱か」といった両極端になってしまうことも。「自分の気持ちを認知して言葉にする」というスキルはハイレベルなのに自然に備わっている前提がつらい
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「人の気持ちがわからない」という中には自分の気持ちがわからないことが原因であることがある。決して自分のことだけ考えているわけではなく、自分の気持ちが耕されなかった環境だったために、他者の気持ちに実感が伴わないことで自然に共感できず、思考でカバーしていることも。冷たいわけじゃない
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誰かの不機嫌さにひどく動揺し、「自分が何か悪いことしたかな?」と自己関連づけを深めてしまったり、
率先して機嫌を取りにいったりというような「他者の不機嫌さや空気の悪さに耐えられないほど動揺する」メカニズムと対処法をまとめています。
psychologist-neco.com/grumpy/
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心理に関するブログ書いてます。
『人の不機嫌さに深く傷つくのはなぜ?』『トラウマが奪う人生の選択権』などなど、自己理解に役立つ心理学的知識を綴っています!
ご興味がありましたらぜひ✨
psychologist-neco.com
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親の機嫌を伺って育つと「場の空気の悪さ」や「人の機嫌の悪さ」に耐えられないほど動揺しがちで「自分がなんとかしなくては」と、攻撃的だったり不安定な人の機嫌を取ろうと自分から関わることを繰り返すことがある。「人の機嫌を直す役目は自分」は呪い中の呪い。。人より自分を1番大事にしていい。
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精神疾患は基本的に「治った」と明白に実感できる時が現れることは少ない。「また悪くなった…」というショックや不安を抱え続ける。「もう治ったの?」と聞かれてもそれがいつか一番知りたいのは本人。「治った!」と言えない思えないツラさを抱え、病との「付き合い方」を見出すことはものすごい努力
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機能不全家庭で育つと自分の気持ちを感じる余地がなかったために、大人になって出来事に対する感情を感じるまでタイムラグがあることがある。自分の気持ちを瞬時に理解することもはたくさん経験して慣れていないとその場では分からないことはおかしくない。それだけツライ環境の中で頑張ったという証…
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「もっと人の気持ちを考えろ」「そんなつもりじゃない」「真面目過ぎる」等と言ってくる相手の主旨は「黙って言う通りにしてくれればいいのに」ということがほとんど。こちらを思うようにコントロールするために罪悪感や自己否定感を抱かせる言葉をいう。だから事実じゃない。相手より自分を信じたい
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「なぜその場で断れないのだろう」「嫌だと思っても態度に出せない」といった
『負の感情を出すことの難しさ』について整理しました。
この記事は「その場で出す場合」の困難さに注目しています。
自己理解の助けになれば幸いです。
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感情を抑圧せざるを得ない日々を過ごすと、いざ感情を出そうとしても圧倒されて固まってしまう。自分の気持ちより他者の気持ちを慮ってきたことで自分の感情を瞬時に察知することはできなかったし、まして言語化できる状況にもなかった。「自分はどう感じているか」がすぐに分からなくてもおかしくない
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親の機嫌の悪さに傷つく経験が多いと、「不機嫌は人を深く傷つける」と心に刻まれて、自分の負の感情を少しでも出すことができなくなる。。いつも笑顔で明るくいようと頑張り続ける。。でも、八つ当たりではない「負の感情」は出していい。。拒否しても相談してもいい。全世界の機嫌を伺わなくていい。
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真面目に一生懸命やって苦しくなってしまったとき「手を抜けばいい」「真面目過ぎるのが悪い」と言われると更に傷ついてしまうことがある。何も悪くなんてない。そこまで真摯に頑張った自分をまず褒めて労いたい。真摯な姿勢で病んでしまったなら、まず疑うべきは自分ではなく環境であることが多い。
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機能不全家庭に育つと、誰かが褒められていると責められてる気がしてしまうことがある。かつて家庭で「それに比べて」と貶められたことで大人になっても遠回しの自己批判と反応してしまうことが少なくない。そんな自分に更に嫌気が差すことも…。でもそう感じることは無理もないことかもしれない。。
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「善意」だからって受け取らなくていい。「善意」を向けられると本当は嫌だったり不快になったりしていても感謝しないといけない気がする。でも本来は他者からの関わりに対して自分がどう感じるかは選んでいい。本当の「善意」なら、こちらに感謝の強要をしたりはしない。「善意の仮面」に気をつけて…
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ちょっとした人からの言動を「批判されてしまった…」等とグルグルと考え続けてしまう心理について、整理しました。
この記事は「グルグル考えない方法」を述べるものではなく、「グルグル考えてしまう理由」を検討するものです。
自己理解の助けになれば幸いです。
psychologist-neco.com/rumination-thi…
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「自分を変えなきゃ」とする前に、どうか今までの自分を労って寄り添ってあげて欲しい。苦労が多かったかもしれないけど、それは自分が悪かったからじゃないかもしれない。自分への認識を変えることも「変わる」こと。特別なことをしなくても自分への厳しさを緩和するだけで変われるかもしれない。。
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機能不正家庭で育つと、誰かが困っていたり不調を訴えていると「何とかして」と責められているように感じたり、「自分が何とかしないと」と誰かの負担を負おうとし過ぎてしまったりする。。でも、今はもう何もしなくても誰も責めないかもしれないし、肩代わりしなくていい。そもそも自分のせいではない
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「構ってほしいから」「働かないで済むから」等という『疾病利得』の見方は不適切であることが多い。そもそも「病気」はどれほど苦しいか…普通に過ごせるなら過ごせるに越したことはない。仮に利点があるなら、病気で居ることに利点がある状況は異常な環境。だから他者が安易に使っていい言葉じゃない
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子ども時代は1人では生きていけないから、命を握っている人に好かれようとするし何とか認められようと必死にがんばる。。それは生命維持に必要だった。それがいつからか大人になって「自分を苦しめるスキル」になってしまう。。でも理由はちゃんとあった。無意味に自分を苦しめてたわけじゃない。。
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「優先順位を決める」には根本的に自分を大事にできていないと難しい。ある物事に自分はどれくらい消耗するのか得意なのか苦手なのかetc…加えてその時の自分の状態も把握した上で判断しなくてはいけない。だから思考力が低下している状態だと分からなくなって当然。「決められない」時は休めのサイン
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「自己嫌悪するのは自己評価が高いから」ということは実際は少ない。自分を過大評価してるからできないと嫌悪するんじゃない。できないことが許されなかったから、自分に対する「寛容さ」が持てないためであることが多い。自己評価の上下でなく、自分に対する不寛容さを理解して寄り添っていきたい。。