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出典は忘れたが、宋代の朝廷で
「天災は天子不徳の現れというのは眉唾。陛下は憂う必要はありません。」
と進言する者があって、それを聞いた老齢の家臣が
「地上の全てを治める皇帝が、天を恐れなくなれば一体何を以って身を律するのか。」と諫言した、という話は非合理性のなかに合理性を感じて好き
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末期の印象から「ビザンツ帝国は弱い」というレッテルを貼られがちだけど、こういう見方は中国史でも多い。
毎度のように万里の長城を破られて北方から侵略されてる印象があるけど、実は人間の一生よりも長い期間、侵略を防いでいることのほうが多い。
歴史が長いと神の目線で結果から逆算しがち。
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逆に、中世日本史界隈がマヤとアステカを混同したツイートをすればメソアメリカ界隈からボロクソに叩かれる。
間違った知識を披露されるとゲバ振いたくなるけど、少なくとも悪意がないなら吊るし上げるのは…。
明日は我が身なので。ホントに。
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アステカに興味を持った皆さん。
芝崎みゆき先生の『古代マヤ・アステカ不可思議大全』を読もう。
姉妹本の『古代インカ・アンデス不可思議大全』も一緒に読むと古代の中南米文明をコンプリートできるぞ。
専門書レベルの内容を全編漫画で読めて、まさかのお値段¥1,650。
soshisha.tameshiyo.me/9784794217622
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マヤ・アステカ(中米)と同列に語られがちなインカ(南米)には、リャマという大型哺乳類が存在していたので、日常的な生贄はリャマで間に合っていた。
貴人の殉葬や年に一度の豊穣祈願みたいな特別なときに人間が生贄になるのは旧大陸でもあるが、毎日の生贄に人間を使うのは古代の中米文明くらい。
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むしろ現状の制度では、300万円さえ払う覚悟があれば、選挙活動の名の下に何でもできる風潮すらある。
政党名を個人や組織への誹謗中傷を含んだものにして、選挙活動の権利を盾に、選挙カーや駅前で高らかに主張できる権利が得られるのなら、300万円などカンパですぐ集まる端金だと思える人は多い。
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「儒教に対等はない」というのは間違いだが、他の思想に比べて「平等」であることのみを評価しない思想ではある。
兼愛を説く墨家と論争した孟子は「赤の他人と父母を同じように扱うのか」と反論したが、儒教は愛情のランク付けこそが人の道と考えるフシは確かにある。
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#まだ信じられている迷信
「儒教は権力者に都合がいいから東アジアの国教になった。」
→儒者は度々弾圧されます。筋を通して権力者に弾圧されることを名誉だと思っているので。孔子も孟子も朱子も生前は不遇。
そもそも、権力者に都合がいいという一点で採用されるなら「法家」が選ばれるはず。
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冗談抜きに、国際社会で広島焼きが「お好み焼き」になった瞬間なのでは?
訪日した外国人がOkonomiyakiを食べたいと言って大阪のそれを出したら違うとガッカリする。知名度の逆転現象(広島人にとっては正当な認識という)が起きる可能性も。 twitter.com/UKinJapan/stat…
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☡ネタです。
試験官に袖の下を渡すのは極めてリスクが高く、貰うほうすら首が(物理的に)飛びます。実際にバレた高官の首が飛んでいます。
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友人が畑に囲まれた孤立集落に暮らしているが、曰く村人はヨソ者が来ると軽く後をつけて何用か調べたりするし、路駐にも各人のエリアが暗黙に決まっていて、知らない車が停まっていると騒然とするらしい。
当然のごとく、村人全員の家族構成も知れ渡っている。都市民にはまず理解できない空間。 twitter.com/5ejwRThPHUqe4G…
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それらも含めて、SNSが普及した現代の選挙は、『ならず者候補者』への規制は考えなければならないだろう。オールドメディア時代に比べて、泡沫立候補のコスパが良すぎる。
選挙が税金をかけた大人の遊びになれば、近い未来に国民へと返ってくる。市場の失敗ならぬ、民主主義の失敗とならぬように。
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3000年前の都が復元整備(殷墟) twitter.com/jyokakudotukky…
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よくスパルタと薩摩武士はバーサーカー(戦闘狂)扱いされるが、国家として「戦争狂」なのはローマや秦だろう。
前線が何度崩壊して、現場指揮官が何人討死にしようが、後からどんどん補充される。体制そのものが崩壊しない限り、ほぼ無限に兵力を供給できるシステムがある。
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理想の函谷関が、2つの意味で「高すぎる」。
古写真のほうの函谷関は、曹魏時代のものが度重なる修復を得ながら20世紀前半まで残ったもの。函谷関は秦代のだけじゃなく漢代のもあったりと、度々場所を変えて建てられている。
ただ、そのどれもが切通しを塞ぐようにして建てられたことは想像できる。
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デスゲーム主催者
「私は人間の醜い本性が見たいのだ…。」ククッ
五胡十六国・南北朝
「どうぞどうぞ、ご覧になってください。」
デ主「もう十分堪能したよ…(300年間)」
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皇帝の住まう紫禁城も、結局は巨大な四合院。二里頭遺跡の頃から確認される伝統様式。
しかし、個々の建造物は小さく、そのサイズは欧州はおろか日本建築にすら見劣りする。
長年疑問だったが、曰く屋根の構造上巨大化が難しいことと、日照の問題から小型建築を連結させたほうが良いからだという。 twitter.com/nurhici_null/s…