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大塚康生さんとは、たった一度しかお会いした事が無い。
アニメーターになる前の、僕の4ページサイレント漫画を読んで「君はもう絵が固まり始めてるから漫画を描いたほうがいい」と、仰られた。
大塚さん
今 僕は漫画描いてます。
ありがとうございました。
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漫画家が見開き演出にこだわるのは、単に【デカい横長の絵が入れたい】ではなくて
【見開いた2ページ分を使ったコマ割り演出】が欲しいからなんです。
戦後70年かけて磨かれてきた演出技術を、【スマホのカタチに合わせる】で後退するのは、あまりにも惜しい。
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まさか【二度目の人生アニメーター】で描く訳にゃいかないので、ここでだけ(ちょこっと)くりぃむレモンの思い出を。
くりぃむレモンが作られた1984年は、僕は本業アニメーターと兼業でアートミックの仕事をしてた。
ある夜、アートミックに出入りしてた某スタジオの人から相談を受けた。
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ウチのスタジオは、たとえ原画になったとしても、「時間が空いたら動画を手伝え」だった。
ある日、確か外注で取ってた「南の虹のルーシー」の手伝いをしようとして、凄く上手い原画に目が止まった。
なんと言うか…
ルーシーなんだけどね。
恐ろしく上手いんだ。
誰だこの原画。
え?
ええ?
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#あれ実は私なんです
僕のところへ訪れる人なら、僕の80〜90年代の版権処理仕事はほとんどが【あれ実は私】なのがお分かりでしょう。
版権仕事には、基本「誰か描いたのか」はクレジットされない。
それが当たり前です。
でも、それが発想のきっかけになって 後の赤チャイナの娘になったりします。
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給湯に詳しい人は給湯のミスにツッコむ。
車に詳しい人は車のミスにツッコむ。
創作物には常について回る「ツッコみ好きな人」だが
よほどストーリーに関わる致命的なミスでない限り【殆どの人は気にしない】なのも事実。
正確な描写は【それが作品を盛り上げるのに役立てば嬉しい】だね。 twitter.com/kebiyama/statu…
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こういうのは嬉しいなあ。
鬼滅だからというより、40年を生き残ったアニメ三誌の共闘だよ。 twitter.com/kumazawa_kamat…
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4年ほど前に、インドネシアのアニメーションイベントに出場したんだけど、かの地では宮尾岳なんて全くの無名だよ。
「ニホンから何かコミックアーチストが来たらしい」
会場の雰囲気もそんなもんだ。
でも用意してくれた大きなホワイトボードに
【自転車にキャラクターはこう乗せる】を即興で描いた
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その「たかが空気入れるだけ」を、ほとんどの人が怠るからこそ開発されたのだが…
高価格帯である子供乗せ電動アシスト自転車に、更に2〜3万アップはキツいかなあ。
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