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②「さよならと指切りの関係」スピン前から
めちゃくちゃいい✨
・合わせた両手を両足ジャンプと同時に頭後ろに回し放す所
・両手両足が全面に大きく綺麗に展開するバタフライ
・「ブラックアウト」での両手の羽ばたきとフリーレッグの美しさ
・「…みたいな幻想を知った」背後であわせた両手の動き→
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羽生くんの略奪ソロパートでお勉強する
『ヤグディンステップ』と『ハミルトンステップ』
それぞれの典型的なステップの見せ方演出ではなくて、ひねりと振付を加えているのが、洗練されてて非常にカッコ良く見える。ちょっとオールドファッションなのが、フレーズの雰囲気にあってて🥰
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『ヤグディンステップ』
「フォアアウトエッジを蹴り出して→トゥ(背後で交差)→トゥ」を繰り返すステップ
略奪版は、「左FO→背後交差右トゥ→左トゥ」→「右FO→背後交差左トゥ→右トゥ」→「左FO→背後交差右トゥ→左トゥ」と3度
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『ハミルトンステップ』
RBOスリー→RFI-LBIモホークの繰り返し
(または、RFIとLBIで更に高速回転)
略奪では1セットだけ、レゾンでは2セットの繰り返しだった
twitter.com/KaeruKaeru2020…
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【参考】本家ヤグディン/ハミルトンステップ
(ハミルトンは冒頭部分しばらくがスリー→モホークの繰り返しで、途中からFI→BIの高速回転)
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略奪、このパートとか、
(その時の気分での振付アレンジだと思える)右手の主導で取るアクセントが、ターンやジャンプの浮遊感伴ってて、とっても気持ちいい
3回目の「Ah」の響きが、右拳から肩、首の振りとなって伝わって、4回目の「Ah」の手に繋がるの上手いし、最後、頭に沿わせて下ろす両手が大正解
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『レゾン』
クライマックス中のエモーショナルに歌い上げるステップ
停止、緩急、方向転換を目まぐるしく、リズムと音を表現しながら行うステップで、一歩一歩の大きさ、推進力が凄い。股関節がダイナミックに動いてて、その自然な流れと生み出されるパワーがとても綺麗だし
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雄弁なスケートに、ドラマティックな身体表現
ステップを書き出してみて気がついたけど、いわゆる『フォーステップ』と『シックスステップ(途中まで)』を繋いでたんだな
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神戸の「パッパラパラッパッパ」は
気だるげな足元と胸ドゥンドゥン
それでも生きてて、強く打ち続ける心臓のビートが感じられるのが、いいのだった
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レゾン「集合的無意識」スピン
前屈開脚した低い体勢から入り、ゆる〜りと回転を始めるキャメルスピン。姿勢変化や足替えがスライムのようだと言われるスムースさなので、フレーズの醸し出すとろり感に合う
「くだらないな」のイリュージョンは、「くだら」でキック、「ないな」で氷をタッチの表現
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レゾン、クライマックスの、この激しさ!
この身体が抱えている葛藤の大きさ、エネルギーの爆発に驚かされる
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静岡レゾン
クライマックスの「レゾンレゾン、愛みたいな幻想を"知った" ねだって」に
「レゾンレゾン、恋のつもり」の組んだ両手に頭をくぐらす振り付けを加え、呼応させたのだろうか?
愛をねだってたのに、結局、それは頭の中に生じた幻の恋/愛だったからかな
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静岡版『略奪ソロパート後半』は、ギターフレーズ展開によりあってて非っ常にカッコよくなってた
後半は、左右にゆらゆらとジャズっぽい裏拍キメポーズをとりながら、(前半とは反対に)後方へお洒落なフロントクロスで下がる。そこからフレーズに乗って滑らかに急カーブ描き鮮やかなワンフットアクセル
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神戸版『略奪ソロパート後半』は、
爪弾くかのようにホップで勢いをつけたバタフライ
大きく手足を展開させて飛翔、着氷後も右手で音を拾い続けてるのが、とても羽生くんらしくて、そういう所好きだと思った
こういう動きが知らず目に残って、耳と目の一体感が得られるの、とても気持ちいいのだった
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略奪 羽生くんと群舞の掛け合い
1、2回目は羽生くんのやる事を群舞がコピー
3回目「え、皆にアクセル跳ばすの⁉︎」って一瞬びっくりしたらトゥジャンプだったの、🐸的に面白かった
(直前のソロパートでワンフットアクセル跳んでたし、その見慣れた踏切ポーズで騙されたー😆)
群舞はオイラーで応答
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この衣装着てる時、ちょくちょく左手を後ろ手に腰に当てる仕草やってて、あれは意識してやってるのかな?
剥き出しの腕が目に止まるのだけど、肩出し衣装の特性を活かせて、とてもいい気がする
黒い衣装に白い肌の存在感もあるし、絶えず動かしてバランスとっているより動きのヌケ感とお澄まし感が出る
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(おまけ)ここのストローク跳ねちゃってるトコ、
気分が素直にスケートに現れてるみたいで好き💚🐸
左腕を後ろ手に回してスキップしてるようだし、ウキウキ楽しそうでカワイイ
この後も何度も繰り返されるフレーズに表情・勢いがついて、気持ち盛り上がっていく感じする
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2015夏の時点で「自分がまだベストな状態のときにプロスケーターとしてありたいな、と。プロにはプロとしての仕事があると思うので、それをまっとうできる体力の状態でやりたいという気持ち」と言っていたのを思い出す。
図らずもというか、本人の思っていた以上にその願い通りになったのが嬉しいな。
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羽生ルッツ
アップでスロー再生されると、足首ヤバすぎてうめき声出るやつ
(過去プロ改めて上げてくださるので懐かしく見てたんだけど、これはやっぱり切り取り保存したくなる凄さ…)
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ルッツは、助走で描いたカーブと逆方向に回転する「カウンタージャンプ」
羽生くんほどガッツリアウトサイドに踏み込み軽く鋭いトゥアシストで跳ぶと、居合斬りのようなズバッとした切れ味が出て、最高にカッコいいのだった
(足首は本当に色んな意味でヤバいけど)
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『ルッツ』
後向きインサイドエッジからアウトサイドエッジに。しなる鞭のように逆に振っておいてカウンター方向に大きく弾け飛ぶから大迫力
『フリップ』
インサイドエッジで滑って、そのカーブのままトゥをついて跳ね上がるので、ポーンと跳び出す軽やかさ
左:ルッツ 右:フリップ
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羽生アクセル
最大の特徴は離氷
滑らせていくFOエッジの一点、トゥピックで瞬間的に氷を捉え、濁りなく綺麗に飛び立っていく
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その離氷の軽やかさで、高さと幅があり軸の細いジャンプ。
それはそれはもう「美しい」としか
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羽生サルコウ(天地/上)と トゥループ(ロンド/下)
バックに滑らせてきた右足を回転方向にすいっと振り上げる所など、一見似てる
主な違いは、左足
サルコウ:LBIを氷上で滑らせていきトゥを引っかけ跳び上がるエッジジャンプ
トゥループ:左足を「ナチュラルに」後方に回してトゥをつくトゥジャンプ
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羽生サルコウ(別角度)
右足と左足を交互にくるくると滑らせて(どうやってか)ふんわり高く飛び上がっていく感じが、とっても優雅な印象を与えるジャンプ。
ほんと綺麗。美人。麗人。