中国による内モンゴル弾圧について、荒汐親方インタビューの詳報です。ぜひご一読願います。特定の民族の母国語を奪うことは、文化的ジェノサイドです。共同通信の気骨ある報道に感謝申し上げます。 47news.jp/47reporters/54…
中国はどのように強くなってきたのか。日本を含めた他国の技術を如何に窃取したか。草思社文庫が参考になります。良い本です。 amazon.co.jp/gp/r.html?C=1D…
モンゴル国立図書館所蔵中世絵画の展示がウランバートルで開催中。その他に古文書も。モンゴルも日本も、世界屈指の古文書を有する国。そして、絵画と古文書を創造するには、国民全体の知的レベルの高さが欠かせない。内モンゴル自治区は1950年代まで、中国で一番識字率が高かった。
内モンゴルもチベットも政治的に数十年間、中国に占領されているだけで、文化的にも文明的にも中国と無関係で、西のユーラシアの一部。中国からユーラシア世界を見ると、差別と偏見に満ちた漢籍の影響を受ける。真の歴史はモンゴル語とチベット語にある。
世界の学界で中国の研究者の書いた、他民族に関するものを使わない。というのは大概の中国人研究者は他民族の言語を学ぼうとしない。下は私の故郷に20年間住んだベルギー人学者が書いたモンゴル語辞書。中国の人は他民族の言語を立ち遅れたものと決めつけており、教育禁止の文化的ジェノサイド横行する
今朝の産経社説。中国は諸民族の「心の奥底に中華民族の意識を植え付ける」と露骨に同化強制。モンゴル人はかつて、現在、そして未来も中華民族の一員ではない。中華民族とは漢人からなり、漢人だけが中華民族だ。中華民族は儒教を信じ、専制主義が好きで、纏足していた。草原のモンゴル人になかった。
米国は正しい判断を世界に向けて示した。新疆ウイグル自治区こと東トルキスタンにそもそも中国が主張するようなウイグル人が起こすテロはない。あるとするならば、中国政府がウイグル自治区人を100万人単位で強制収容施設に入れるというテロ。それはテロよりもジェノサイド。 headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20201107-…
土地も売るものか。買われたって、持って行かれることはない。これは数十年前に中国人がモンゴルに来て、モンゴルの草原を買われた時のモンゴル人の反応。草原は万人が平等に使うもの、と匈奴時代から認識していたからだ。しかし、中国人の土地となった瞬間、モンゴル人は追われた。これから、日本は?
モンゴルでは、人家に近づくと、 「おい、犬を止めてくれ」と挨拶する。犬は狼から家畜を守る戦士で、家族。写真はモンゴル国の在来種の犬。私の家にも在来種の犬がいたが、1958年に人民公社の公有化で絶滅。侵入してきた中国人が食べ物として勝手に殺して食べたからだ。モンゴル人は勿論犬食べない。
習近平博士は良い顔してますね!今週号のニューズウィークによると、在米シカゴ中国総合商工会議所を始め、約600もの在米機関が中国共産党と関係していると言う。単純な努力で中国の好感度をあげるのと、露骨なスパイ活動などすべて担当。日本国内では同じ活動はないのか?データはどうなの?
モンゴル絵画。描かれてるのは野生の羊のアルガリ。羊は最も早く家畜化された動物の一つで、その野生種はモンゴルからシリアにかけて分布。私のふるさとにもいたが、1967年に最後の一頭が中国人に殺されて絶滅。モンゴル人は野生羊を神聖視して祀る。
中国における民族自治の実態。自由との看板はもはや意味を持たない。九月から続くモンゴル語抹消政策は強行されているが、モンゴル人は誰も納得していない。抵抗も続く。何しろ、あきらめないのが、モンゴル人の民族精神だから。弾圧が強まるほど、闘争心も燃える!
中国南部の雲南省にもモンゴル人がおり、言葉は既に忘却。1980年代に一時復活したものの、近年再び廃れた。私か調査した時は、母語ができる人はいなかった。言葉はすぐに忘れられる。言葉がないと、文化と歴史の維持も困難。以下は雲南モンゴルに関する報告書。
2018年に新疆ウイグル自治区のモンゴル語教育が停止させられた時、私たちはもっと声高に抗議すべきだった。同胞たちを助けられなかったことを懺悔しながら、今の内モンゴル自治区の母語を守るべく方策を講じる必要がある。新疆のモンゴル人社会は長編英雄叙事詩の宝庫。右はその記録、左は方言辞典。
尖閣は日本の領土。自国の領土なのに、他国の政権交代で一喜一憂する必要あるか?国力も意志もあるので、粛々と、サムライの防人を配備すればいい。日本以上に危機感を持つ台湾との戦略関係不可欠。
中国は何故、この秋からモンゴル語教育を廃止する政策を実施するのか?習近平政権が「祖国語文」と言う概念を提示したからだろう。これの日本語訳は「祖国語」か?明らかに「国語」とニュアンスが違う。しかしモンゴル人の祖国はモンゴル国しかない。母国語もモンゴル語しかない。祖国語って、流行語?
ウイルス発生国から未だ責任ある発言はないし、調査も進まない。一方、防疫先進国は国際社会の蚊帳の外。理不尽が引き起こす国際紛争。 twitter.com/iingwen/status…
文革の記録。内モンゴル自治区物資局の金雪雲はモンゴルの貴族。1969年冬、彼女はすべての歯、耳と鼻がペンチで千切られ、腰を折られて殺害された。罪名は、「モンゴル人民族分裂主義者」。この時代、モンゴル人というだけで犯罪者扱いされていた。
日中友好会館に57億円拠出も4年間未実施。内モンゴルの沙漠化防止も入るが、植林は無意味と私は前から指摘。第一、沙漠化は中国人の農耕がもたらしたもので、中国人の草原入植禁止が唯一の方策。第二、乾燥地の木はポンプのように地下水を吸い上げ、逆に草を死なせ沙漠化促す。日本の血税の無駄遣い。
内モンゴル問題は決してローカルな紛争ではなく、中国の政権崩壊に発展する可能性がある。かく指摘されたのは、日本財団理事長の尾形武寿さん。「リベラルタイム」最新号です。
文革の記録。内モンゴル東部ゴルロス旗のモンゴル人アミンブヘは満洲国軍の騎兵。1969年春、シリーンゴル盟スニト右旗の売店で働いていたところ、中国の人民に鉄棒で殴り殺された。「対日協力、日本のスパイ、民族分裂主義者」の罪が冠されていた。犯人は「革命の為」との理由で不問に。
香港は殺された。三権分立云々以前に、一党独裁確立済。日本と金融機関その他で強く結ばれてきただけに、ほかに活路を求める必要は言うまでもないが、共通の価値観への否定と打撃は日本にも及ぶだろう。予想以上に速く! headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20201111-…
以下のような動きがあります。ぜひ、お力添えください。 内モンゴルの中国語教育強化 抗議して逮捕された人たちを釈放して! : アムネスティ日本 AMNESTY amnesty.or.jp/get-involved/a… @amnesty_or_jpより
日本における学問の自由が話題になっている。中国がどんなにウイグル人やモンゴル人を弾圧しても、学会は批判しない。アメリカはいかに良いことをしても批判する。あからさまなダブルスタンダードが学問の自由?逃げて、責任逃れしているだけではなく、弱者いじめのずるい存在と言われても仕方ない。
中国が新疆ウイグル自治区を占領して手放さない理由の一つは、ウイグル人等オアシス住民の農耕技術が中国人より高いから。作物の種類も豊富。入植した中国人にとり、内地の中国より天国。中国は歴史が長くても農耕技術の発展はなかった、と欧米の科学史学者も指摘。オアシス農耕については下の本あり。