ふるさとの内モンゴルが今、大きく揺れています。モンゴル語の教育が存亡の危機に直面しています。小生は微力ながら、署名活動を始めました。間違った政策を止めるよう、中国政府に要求しています。ご賛同とご支援をお願いします。
内モンゴル人は今、モンゴル語を廃止して、中国語教育強化に反対する為の署名をしています。その署名形式にご注目ください。日本の傘連番と同じです。丸い天を崇拝していることと、円形にサインすれば、リーダーが誰だかもばれないからです。伝統文化も日本とつながっています。
内モンゴルのモンゴル語を守る為に立ち上げた署名サイトは以下の通りです。既に皆さんがご好意で貼り付けてくださって、感謝しております。子どもたちが普通に母語で教育を受け続ける為です。宜しくお願いします。 mongolhel.org/?fbclid=IwAR0I…
おはようございます。内モンゴル情勢について報告します。昨日までに亡くなった方は4人。西部アラシャンの女性サルナさん、33歳。シリーンゴル草原藍旗の50代前後の教師。赤峰の若い母親、通遼ホルチン右翼中旗の中学生。サルナさんは、自身の集めた署名簿が目の前で廃棄されてショックを受けた。
内モンゴルの犠牲者の続報。中学生は、彼の母親が警察から暴行されていたのを教室から目撃して、飛び降りて母親を助けようとして、命を失った。若い人々が抗争しています。母語の為に。
今日は、読売新聞さんも報道してくださいました。私は昔、読売の新聞奨学生でした。記者の方々、ありがとうございます。
内モンゴルのモンゴル語教育を守ろうとする運動は、内モンゴル自治区だけで起こっていることではない。同胞の国、モンゴル国からの応援も大きい。大統領自身がモンゴル文字でメッセージを公開しています。前大統領も同じです。
内モンゴル情勢の続報。下記の赤峰市バーリン右旗の公文書によると、本日までに子どもを学校に引き渡さないと、その親を強制的に収容するそうです。モンゴル人達は、中国語教育に抵抗し、子どもを自宅に待機させているからです。シリーンゴルでは、2人の科長級のモンゴル人が公職追放となりました。
こちらは国境の町、エレンホト市の政府措置。子どもを引き渡さないと、戸籍を取り消して、行政組織に身柄を渡す、と脅しています。
新疆ウイグル自治区では、ウイグル人か強制収容されて、大勢の子どもたちが「孤児」とさせられました。内モンゴルでも、子どもか親が強制収容されつつあります。
中国政府が抗議するモンゴル人保護者たちを逮捕する際に、全土に設置した監視カメラをフルに活用しています。瞬時には手配し、即刻逮捕。また密告を奨励。密告した者には、日本円1万7千相当を渡しています。
犠牲者サルナさん。九月4日、自治区の他地域、例えばシリーンゴル市では少なくとも3万人のモンゴル人が反対の署名をした。サルナさんのアラシャンは沙漠地帯で、人口が少なかった。多数を占める漢人から、「この少人数では署名と言えない」と言われた。政府は今、彼女を病死と嘘を広げています。
内モンゴル情勢の報告。モンゴル語教育を守ろうとした若い母親たちが指名手配された。すべて監視カメラの画像です。最先端の技術を使っています。出頭を求められています。
内モンゴル人はまた中国の洗脳教育にも抗議しています。左は去年までの教科書で、右は今秋使用予定のもの。小学校校門の看板もモンゴル文字から中国語に書き換えられた。気づかぬ内に中国文化を刷り込み、中国人意識を植え付けようとした戦略。用意周到な方法だが、だから、強い反対デモ発生。
内モンゴルの情勢についてご報告申し上げます。大勢のご支援に心から御礼申し上げます。現地ではsnsが遮断中。中国各地に旅し、出張中のモンゴル人の宿泊拒否が始まったそうです。モンゴル人を発見したら、通報せよとの命令も。ウイグル人とチベット人も2008年の北京オリンピックからそうされました。
内モンゴル情勢の続報。政府は、「我が国の模範自治区。文革中に酷く扱われても、モンゴル人は逃げなかった」とプロパガンダ。文革中は34万人が逮捕され、12万人が暴行されて負傷し、27900人が殺害された。モンゴル国へ数万人が逃亡。事件の背後には、文革中の大量虐殺の記憶があり、と政府も公認。
民族問題は一つの原因で起こるのではなく、現代史の記憶が起爆剤。文革中のモンゴル人大量虐殺は「民族の集合的記憶」なので、それが蘇りつつある。政府の「模範」云々も逆効果。逮捕者続出と死者を出したことが文革を彷彿とさせている。というのも、文革の犠牲者のいない家庭は一つもないからです。
内モンゴル情勢です。本日の読売新聞の報道によれば、六人が逮捕されたそう。公安相の趙克志は現地入りして「民族団結」呼びかけ。中国が言う民族団結は、諸民族が漢人の命令に従うこと。「日中友好」は日本が中国の意向に従え、と同じ。問題解決にならない。
内モンゴルについて、朝日新聞さんも「文化の危機」が起こっていると報道してくれました。日本のメディアの報道はモンゴル人への励ましになります。正義ある行動に感謝しています。日本人の精神が伝わってきます。ありがとうございます❗️
内モンゴル情勢。西部オルドスは私の実家。ここのモンゴル人2人が、政府のモンゴル語教育政策に異議を唱えた結果、昨日付けで定職処分に。モンゴル人は自分のふるさとで、他所からちょっと前に来た人達に支配されています。
内モンゴル続報。左は私の実家オルドスの学校からの通達。本日の夜8時までに子どもを学校に行かせないと、二度と受付ないとの主旨。子どもを人質にしています。右は同胞の国モンゴル国の首都ウランバートルでの、母語教育を守ろうとする応援風景。
モンゴル人達が守ろうとする文字はどんな形なのか。岩波さんの「世界」九月号に良い例がありましたので、ご覧ください。右の写真は内モンゴルの若い人達が母語教育を訴えた陳情書を手に、政府庁舎前で撮ったもの。
内モンゴルが弾圧されています。ふるさとに確認したら、逮捕者多数も容疑は不明確。下記のオルドスの場合はモンゴル人が去る8月25日から9月1日にかけて、政府のモンゴル語教育に異議を唱える発言をsnsでしたことで、逮捕されました。
内モンゴル人が逮捕されている続報です。左は首府フフホト市、右は自治区西部バヤンノール市臨河区の4人。逮捕の容疑はモンゴル語教育に関する情勢をsnsで流したとされています。すべて、中国政府の公開情報です。
内モンゴル情勢。ウランハダ市即ち赤峰市は複数のモンゴル人を処分。政府のモンゴル語教育政策に異議を唱えるなどしたという理由。特定の民族の人達だけが処分されるということ自体が、民族問題である性質を表しています。