中国による恫喝の実例。私の知り合いのモンゴル人も同じように脅かされているという。日本に帰化する際の書類をつくってあげる、と甘い手口も。ウイグル人やモンゴル人は外国にいても安心できないほど、中国は膨張している。このままだと、日本人も発言出来なくなる。 headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20201023-…
10月25日には、中国が朝鮮戦争に参戦した70周年を迎える。父がいた内モンゴルの騎兵部隊はモンゴル人民共和国から数万頭もの馬を受け入れて、北朝鮮国境まで追い届けていた。前線に送り込まれたのは、投降した元国民党軍とモンゴル軍。漁夫の利を得ていたのは中共軍。 headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20201023-…
日本式近代訓練を受けたモンゴル騎兵は朝鮮戦争から帰還後の1950年代にチベットに派遣されて、チベット人弾圧の尖兵に。その歴史に関する拙著に安彦さん解説。今、内モンゴルの若者達がまたもや徴兵されてチベットへ。戦う相手はインド人。他人に運命を支配されるモンゴル人の悲哀。
朝鮮戦争70周年にあたり、中国は東北の延辺朝鮮族自治州でも同化教育を実施している。不思議なことに、南北朝鮮とも沈黙を保ったまま。
内モンゴルの文化的ジェノサイドの実態。長城の南からモンゴルに来てまだ数十年しか経っていないのに、自分の言葉を普遍的として先住民に強制。字も読めない総書記をトップに置きながら、他人に正しい字を書け、と求める。自治区との嘘の看板の下でも、モンゴル語は第一公用語だとの法律を中国は無視。
中国による内モンゴル人に対する文化的ジェノサイドは、強権的に弾圧すれば治まるだろう、と思われているかも。そこは違う!諦めないのが、モンゴルの民族精神❗️正義の為の抵抗は続く。
内モンゴルの文化的ジェノサイドの実態。モンゴル人児童に配る賞状は中国語。モンゴル語を抹消する方法で、母国語よりも他者の言葉を学んだ者が褒められるという巧妙なやり方。中国人児童に日本語の賞状を渡したら、どうなるのかね。日本に侵略されたと抗議するか?
北の大地、北海道新聞さんの記事。モンゴル人は例外なく北海道に憧れる。北海道の方々もモンゴル人の運命に関心を持ってくれてありがとう。記者の方も取材は苦労されたと拝察します。
南北モンゴルは75年間、他者によって分断されても、お互いの心は堅くつながっている。下の写真は左が「墓標なき草原」、右は「チベットに舞う日本刀」のモンゴル語版。デザインがとても優雅。モンゴル国の同胞たちが中国に大量虐殺された南モンゴル人の悲劇の理解に少しは役に立っている。
内モンゴル弾圧の現状。下の写真、左は日本のメディアからの取材を受けたモンゴル人のマンション下にいる警察たち。監視される毎日。右はスウェーデンにおける中国の文化的ジェノサイドに反対する風景。中国と世界との差歴然。不思議なのは、自由主義世界で暮らしながら、独裁国の中国を擁護する人々。
書評の日曜日に一冊良い本を。「貴方は漢族ではない」、という新著。「漢族は二千年の歴史を持つのか?」いや、せいぜい100年しかない。清朝が崩壊した後に、満洲人やモンゴル人と敵対する為に革命家たちによって作られた民族が漢族。「こらは反中本か」?いや、中国国立研究所の研究者の著作。
他民族の言葉を否定する中国共産党の資料。早くも1948年からモンゴル語を「ロバの言葉」と呼んで侮辱していた証拠。ロバとは、中国社会特有の悪罵。今、こうした思想がモンゴル語教育を否定する制度となっている。
中国が禁止しようとするモンゴル語と文字の歴史。下は東京大学の江上波夫さんが1930年代に調査した内モンゴル中央オロンスメ遺跡からのもの。左はモンゴル文字、右はチベット文字。元朝期にはカトリック教会堂もあった草原。江上さんは一世を風靡した「騎馬民族征服王朝」の著者。
我が日本もようやく動いた。外国資本による日本の土地買収関連法検討。北海道では中国資本が水源地購入したのに対し、日本人は中国でできない。おまけに温泉探査しただけでスパイとして逮捕されている。富士山の麓にも中国からの触手。日本のシンボルまで侵されている!早期制定期待。
ウイグルと中国との民族問題の平和解決を訴えたウイグル人のイリハムさんは今も獄中。今日は彼の誕生日だ、とチベット人作家のツェリンオーセルさん。何故、ウイグル人は中国の獄中に?彼だけでなく、その同胞たち100万人も強制収容施設にいる。私のふるさとの内モンゴルでも弾圧強化の今日!
内モンゴルが危ない、と作家で数学者の藤原正彦先生が今月号の文藝春秋にご寄稿。モンゴル人がモンゴル帝国時代にアラビアやペルシアからモンゴル語で最新の知識を持ち帰り、明や清朝に中国の数学が発展したと指摘。日本は一時、内モンゴルの宗主国だったので、冷淡にならない方がいいとも。
日本の新聞記者たちは世界一勇気を持っている。彼らの正義感から、内モンゴルにおける弾圧の現状が世界に伝わっている。ありがとうございます。学生たちと一緒に読みます。 nishinippon.co.jp/item/n/658010/
私が子供の頃、長城の南から侵入して来た中国人は媚びるような笑顔でモンゴル草原に入り定住。やがて人口が増えて逆転すると、「ここは古くから自分たちの村だった」と弁じてモンゴル人を追い出した。他人の領土を「古くから我が国のもの」とする発想の源。チベットも新疆も同じ。尖閣も例外ではない。
学問の自由が注目されている日本の大学では、ウイグル人やモンゴル人が中国による弾圧を批判すると、「客観的になれ」と教師らに言われる。しかし、中国人学生が独裁政権を讃美しても、「客観的に見て」とは指導しない。このような教師たちにとって、自由の基準は共産中国だろうか?
モンゴル人とウイグル人はどうして中国と合わないか?そこには文明の衝突がある。モンゴルとウイグルは中央ユーラシア文明に属し中国と無関係。中央ユーラシア文明研究については、米国インディアナ大学が拠点。デニス・サイナの名著がモンゴルとユーラシア文明をダイナミックに描写。学生たちと読む。
朝鮮戦争70周年。モンゴル人も様々な形で関与した。私が描いた下記の王女は豪華な装飾品類の寄付を強制された。遊牧民は家畜を寄贈させられて戦闘機購入。しかし、文化大革命期には34万人が逮捕され、12万人は負傷、27900人が殺害された。これが、中国に占領された内モンゴル人の運命。草思社文庫。
学問の自由についての議論。日本の大学では外国人留学生達が「南京事件」や天安門事件、それに中国による民族弾圧を教えた教授に抗議し、萎縮させる自由が保障されている。しかし、彼らの本国では、同様な行動はできない。自由のない独裁国家を擁護する為の行動が保障されるほど自由。
モンゴル高原に立つ古代テュルクの人たちが725年に建立した石碑。一時、唐に50年間屈服していた時代の屈辱の歴史と、祖国を復活させて民族統一を実現させた後の幸せを伝えている。モンゴル人など、全遊牧民の真の歴史的記録。
アメリカでは中国によるウイグル人弾圧はジェノサイドに相当、と非難決議の動き。正義感のある日本の国会議員達にも期待したい。 headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20201028-…
中国による諸民族弾圧と香港弾圧に対し、スウェーデンのペンクラブは非難し、國民も支持。日本のペンクラブはどういう偉い作家達からなり、中国の独裁体制をいかに見ているのか?私の知る限りでは、大先生達はモンゴル草原とシルクロード、それに香港の英国情緒は好きらしいが、そこの住民には無関心?