ゾルゲ市蔵(@zolge1)さんの人気ツイート(新しい順)

51
その通りだが余計なお世話だ。
52
石森章太郎は日本におけるこの種のヒーローの全てではない。だが石森章太郎がいなかったら、随分つまらないものになっていたろう。歴史に残らなかったかもしれない。根底にあるのは「何か凄ぇものを見せてやる」という心意気であり。随分ビックリさせられた。冷静に眺めるとなんなんだこいつら。
53
吾妻ひでお。「失踪日記」で再ブレイクして以降の視点で語られることが多いんだけど、本当にまず絵がうまいんだよ。復帰後も最後まで上手かったけど「牛と戦ってから100メートルを10秒で走れなくなった大山倍達」みたいな印象があった。皆知ってるよりもっと上手いんだ。怪物的に人に好かれる絵。
54
…三秒くらいでムリなことがわかる。
55
これ改めて眺めると、ヒットラーの手先にかけてのデフォルメ凄いのな。試しに自分で描いてみなよ。写真の模写か安っぽい揶揄にしかならないから。もうこんな風に「マンガ」描ける人いなくなっちゃったよな。劇画と格闘し続けた手塚だけがここまで行って、後には誰も残ってないと思う。
56
楳図かずお、死ぬほど絵が上手いのな。恐怖で売り出す前のシンプルな漫画絵だともう唖然とするほど上手いのな。んで、恐ろしく繊細で自己評価の低い方でもあるんだろうなあ…と伝え聞くエピソードから思うのだった。
57
「トキワ荘錯誤」というのがあるように思う。トキワ荘のような住居を起点にして人気漫画家が集まるみたいな。実際は逆で、出版社と漫画家の利便性で場所が選ばれ、優れた漫画家が才能を認めた仲間を呼び集めたので、その住居は大変印象に残り伝説となった。…というのが順番として正しかろう。
58
これ本当に武論尊の脚本を読んでみたいんだよな。多分だけど脚本の時点では「ばあさんが異様にデカい」とは一言も書いてないんじゃないか。デビルリバースのサイズ感とかも同じで。もうダメだ。この絵が出てきた時点で何を言ってもしょうがない。
59
涙が出てくる。全ては不滅である。全てが滅びるのと同様に。それを望む限り、何一つ取り戻せないものはないのだ。 twitter.com/VarskySports/s…
60
一本の線である。アニメだから。こんなところに余計な線を使う訳にはいかない。その一本の線だけで、何度も使い込まれた地図の質感が伝わってくる。惚れ惚れするような絵の仕事。100人中80人は気づかないと思うのでオレが記す。君同じように描いてみたまえ。できないから。
61
買ってどうするんだ。 着てどうするんだ。
62
宮崎駿って多分驚異的な映像記憶能力の持ち主なんだよな。おっそろしく膨大な、見たもの全てについての蓄積が脳内にあって、そこから自由に取り出せたのだと思う。あのレイアウトや舞台設定はそこから来ている。んで「絵がうまい」「演出が上手」みたいなその先もあるので、あんま根底が語られないと。
63
「シャーロック・ホームズ対一休さん」というのを思いついた。これは面白いぞ。真実を突き止めるホームズに対して、一休さんはトンチで理非を誤魔化すことができる能力バトルだ。最後は当然タッグを組んだこの二人に、可愛そうなモリアーティ教授と将軍様がコテンパンだ。
64
タツノコ版シンデレラには見どころが多いのだが、左の「多分意地悪な姉なんだろうなあ」と見えるのがシンデレラである。ヒロインがこれだからして意地悪な継母と姉はもはや完全に悪の女幹部であり、まとめてガッチャマンに蹴散らされそうな感じがする。
65
全く知らなかったのだがタツノコ版のシンデレラというのもあり、キャラクターデザインが須田正己。ガッチャマンに出てきそうな感じだけどシンデレラと王子様である。
66
宮武一貴は、その作品世界を方向づけるような決定的なデザインを、一度だけでなく何度も繰り出している。しかもそれが創意工夫に富んでおり、巷間語られるSF的合理性の範疇などには決して留まらないのだ。常に明快で、斬新で、面白い。なんと見事な仕事だろう。もっと知られてほしい。
67
メカニックデザイナー・宮武一貴 メカデザインを科学する 「マクロス放送40周年記念 超時空要塞マクロス展」開催中(夕刊フジ) #Yahooニュース news.yahoo.co.jp/articles/68592… もっと広まってほしい。この人の功績は大きすぎる。
68
「オタク界における手塚治虫」的な扱いとして池田憲章をもっと評価していきたい。それこそ博物学的な勢いの広範な知識の蓄積がまずあって、単に掘り下げるのでなく●●警察に陥ることもなく、広く深い斬り口で見事に語った。池田憲章がいなかったらオタクはもっと狭く浅いものに終わっていた気がする。
69
いや和尚さんの水飴だったろそれ。
70
荒木伸吾の様式美。この「送る髪の毛(見ればわかる)」をぜひ見ておいてほしい。アニメとは要するに様式美なのだが、こんなにも意図的に、しかも主題を壊さぬよう果敢に、動きの様式美を持ち込んだ者はいないと思う。車田正美全く関係ない。けど観終われば「聖闘士星矢」とはこういう世界と皆思う。
71
何度も書くが、未見の人はぜひ聖闘士星矢の最初の映画2本を見るべきだ。特に「神々の熱き戦い」荒木伸吾独自の様式美がひたすら凄いから。この様式に車田正美はなんも関係なくて、しかも観終わったらちゃんと聖闘士星矢になってるのである。話はさっぱりわかんないけど気にすんな。
72
画像生成AI「Midjourney」の描いた絵が美術品評会で1位を取ってしまい人間のアーティストが激怒 - GIGAZINE gigazine.net/news/20220901-… これだ! こういうのが見たかったんだ! 写真技術登場の頃と同じ混乱が起こる。そして、さあどうなる。どうなっていく。それが見たい。
73
矢口高雄が凡百の「絵の上手い漫画家」と圧倒的に異なるのは、これが「上手な絵」ではなく、どう見ても「釣りキチ三平の絵」であることだろう。そうとしか見えないので絵の上手さを忘れてしまうのだ。水面や動植物の描写の巧みさに三平の異常な個性がさらに打ち勝つのである。こいつ本当にキチなんだぜ
74
矢口高雄は自身のエピソードをマンガとして大量に残しているのだが、それにしてもこの水彩の技がどこから来たのか未だにわからない。上手いことはみんな知ってると思うが、見返すと異常に上手い。同時代の他のカラー原稿のレベルと較べると驚嘆させられる。
75
「よかった…背景の人がわざわざめんどくさい網戸を描いてることに気づいてくれたのね!」