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虐待死と同じか、ある意味それ以上に最悪なのが
『保護されず、死なない程度の虐待をずっと受け続ける』
というもの
成人する頃には、心身ともに取り返しつかないほどぶっ壊され、一生苦しむ
虐待死より圧倒的にこっちの方が多く、しかも親が捕まることは殆ど無い
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虐待死とはカウントされていないものの…
2016年相模原市で虐待を苦に中学生が自殺している
小学6年生の時に、顔にアザがあり学校が児相に通告
その後も親に殴られ警察に保護される
児相では何度も「施設で暮らしたい」と訴えたとのこと
しかし児相側は全く聞き入れず家で暮らすよう強制した
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「ヤングケアラーは決して悪いことばかりじゃない。得られるものはたくさんある」
いろんなところでこういう理屈聞くけど、ヤングケアラーで得られるものが10MBだとしたら、友だちと遊ぶ、部活に励む、志望校目指して勉強頑張るとか、その時期しか出来なかった経験は10TB以上だよ
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中学に年配の先生がいて「昔は酷い家庭が多かった。親が朝帰りしてたり、3食食べられなかったり。あの頃は家庭訪問があってそういう家をたくさん見てきた」と仰った
でも「今はそんなこと有り得ないけどな」と笑っていた家庭訪問が消滅したことで、家庭環境を慮る心も無くなってしまったらしい
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ストレスを言い訳に万引きしても、「うんうん、しょうがないよね」とはならないのに、ストレスを言い訳に子どもを虐待すると、「虐待の原因は親ではなく環境」「親支援が児童虐待対策の基本」とか言い出す人が大勢出る(特に行政や政治家)
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責任感ある人は「これだと子ども生んで育てるのは難しい」と判断して生まず、自分の親のように責任感も育てる気も無いヤツは平気で子ども生んで虐待する
少子化で児童虐待が増えているのはそういうこと
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虐待(包丁で切りつけ)で一時保護された時の面談
児相職員「包丁使ったのは事実?」
親「うん。そう」
児相職員「具体的な経緯とかは?」
親「何があったかは関係無い。子どもにとって親は神。神に逆らったら天罰下るのは当たり前」
これで一時保護解除されて無理やり帰宅させられた
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これらは全て、親権規程で親に認められた権限の中で出来ることなので、未成年者には一切拒否権が無い
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虐待受けて警察沙汰になった時
必ずと言っていいほど、刑事が「そんなの昔は普通だった」マウント取ってきたけど、
「同級生に小便かけて親に殴られた」
「同級生が飼ってたハムスター◯した罰で、親に夕食抜かれた」
そんな話ばかりだった
心から悔いてるのではなく、いい思い出的な感じで話してた
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これ虐待家庭育ち数人で集まって話すと、似たような経験談がゴロゴロ出てくる
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義務教育受けずどうやって高校行ったの?と疑問に思われてる方もおられるので、一応勉強法書いておきます
何かのお役に立てば幸いです
小学校入学直後はネグレクトを受け、親のことで学校行けなかったので、たまたま見つけた教育番組で、読み書き計算の必要性を知り、まず読みの勉強から始めました
↓
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この記事、読めば読むほど酷い
・小学生の娘に毎晩包丁突きつける母親を被害者扱い
・「宿題やらないから」という母親の言い訳を鵜呑み
・子どもに確認していない
・宿題出す学校が悪いと責任転嫁
・母親の「包丁のことは伏せてほしい」という頼みを聞いて隠蔽に加担
news.yahoo.co.jp/articles/1ccbd…
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日本では子どもの権利より親権が絶対なので、親が反対した場合、未成年者は入学手続きが行えない
親が一銭も出しておらず、全額奨学金や支援で賄っていたとしても同じ
親の許可が無い未成年者は、教育を受けることすら禁止されている
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「村田、修学旅行行かないってよ。部活も入んねーし何しに学校来てんだろうな」と言われ、笑いものにされた
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小学校入って2週間ほど、学童保育に通っていた
そこのルールでは、午前授業で給食が無いとき、親の手作り弁当を持参して皆で食べることになっていた
自分は親が帰って来ないので、コンビニ弁当を持っていってたら、「ルール守れ!」「守れないやつは来るな」と連日罵倒され、行けなくなった
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中学の時に、普段大人しい生徒がついにブチ切れて、暴力教師を殴り返したことあったけど、生徒が殴ったところだけクローズアップされて校内暴力事案になった
教師が理不尽な理由で生徒を殴ってる事実は無かったことにされ、教育委員会も「指導に反発した生徒が教諭を暴行」と処理
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古い情報とかデマ流す輩が湧いてるので、令和3年の統計を載せておきます。
令和3年度 福祉行政報告例
児童虐待相談 208975件
福祉施設入所 3792件
里親委託 617件
親権制限事件及び児童福祉法に規定する事件の概況
令和3年1月~12月
児童福祉法28条1項事件 451件
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虐待家庭育ちの中には、理不尽な叱責や体罰は死ぬほど受けたものの、親に一般常識と教養が無い故に、挨拶やお礼、食事のマナーなどは一切教われず育った子がいる
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この問題、18歳成人になって大学進学に関しては、ある程度解消されたかと思ったけれど…
奨学金や減免制度は親の収入が基準なので、殆ど変わっていない
高校通って受験勉強しながらバイトで大学の学費(数百万)を貯めるのは、まず無理
そういう親はバイトも拒否してくるので尚更
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児童虐待やヤングケアラー問題がこれだけ深刻化しているのに、修学支援に関しては「親が進学に同意している貧困家庭」ばかりに焦点が当てられる
結局、学生本人への支援ではなく、進学させたい親を応援するための支援制度、親が子どもの進学や勉学に否定的な家庭には見向きもしない
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祖母が親に「費用は私が出すので、何か習わせてあげてください」と必死に何度も頼み込んで、やっと了承得て、学校の授業で必要になる水泳を習わせてくれた
会費、水着やバッグの費用、コインランドリー代(水着洗うため)など、必要な費用は全て祖母が出してくれていた
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ごく一部を除いて、役所や省庁の児童虐待関連の会議では、虐待家庭育ちは招かれない
呼ばれるのは、真逆の環境で育った大学教授とか
だから「親が何の理由もなく虐待するはずない。必ず原因があるのでそれを無くすよう、支援することが大事」みたいな意見しか出ない
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一見年齢制限が無い奨学金制度でも問い合わせると、基本は2浪まで、現役合格もしくは既に高等教育を修了している方が優先、となっているので、高卒で20歳超えた人が受けられる奨学金は無い
社協の就学支援ですら、困窮世帯でも20歳超えると年齢を理由に断られる
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虐待家庭育ちの話になると
「家出て生活保護受ければいい」
「支援制度はいくらでもある」
と言う人がいるけど、それは無理な話
未成年者が公的支援を受けるには親の同意が必要不可欠
親の同意得ることの難しさが、普通の貧困問題と児童虐待問題との大きな違い
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例えば奨学金制度がその一例
「金があれば親は必ず子の教育費を出す」という前提なので、親の収入が高いと受けられない
あくまでも金を出せない親の代わりという思想
だから、収入あっても学費を出さない親だと完全に詰む
そういう親は結構多い