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なんなんだ「うろんミラージュ」って。
人気投票結果発表もしてるし。
本編じゃないからもっとザックリやるのかと思ってたら超真面目にやってる。
続き気になる。
#うろミラ
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①契約書は何故、時期や内容が中途半端なのか。
これは作家の能力に差がありすぎて汎用性の高いものになっているからです。
他の国では期日納品ができない場合の賠償が含まれる契約もあります。
週刊で漫画を描くという人間にあるまじき作業を想定されていないからです。↓
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[ここが変だよ漫画界]というスペースを聞きました。
作家側からだけの意見交換なので少し出版社側がかわいそうでしたね。
とはいえ漫画界の変な慣例や不条理、理不尽は確かにあります。
疑問のまま終わった話題がありましたので補足します。
(続く↓)
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作家に罰則を突きつけられない以上、ふわっとした内容にならざをえないのです。
多くの人が周知しているように僕の能力は低いのでよく原稿をおとします。
その度賠償金を支払っていたら連載しながら破産です。
そういう作家は何人もいるのでこの項目はなく、優しいものになっています。↓
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ネームの準備期間などなく一発でヒット連載をした作家を何人も知っています。
もしくは同人誌に掲載していたものを手を加えて一話目にするケースもあります。
つまり作家の労働対価は雑誌に発表された作品(試合)に対するものなのです。
勝手に長く労働して対価を要求するなという話です。↓
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いつから契約書が発生するのかも難しいところで、一ヶ月前から新連載の告知をうっても実際、遅筆のせいで掲載が遅れるという例も複数あるのです。↓
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②ネームもしくはネーム作業に対価はないのか問題ですが、僕もこれは猛烈に思いました。
今の連載のネーム期間は一年半ほどだったのでその間無収入で苦しかったです。
プロボクサーの練習期間に対価がないのと似ています。
しかしながらこれも個人の能力に差がありすぎるということです。↓
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単行本は何ページ以上から出版という規約があり、打ち切りの漫画はそれに満たない場合があります。
出版社は赤字にしかならない本は出したくない。
作家はどうしても出してほしいので足りないページを描き足すというケース(僕がそう)があります。
あくまで出版社は原稿依頼をしていないのです。↓
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③印税は何故10%なの?
僕も以前調べましたが正確な資料はありませんでした。
行き着いたのが、昔の出版社に作家を含め10人いました。
で、10分の1というものです。
作家には本の出版費用はかかりませんからお得な話です。
この情報に関しては信憑性の確約はありません。↓
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活版印刷の絵を出版社がデザインし直して表紙にするという例は多くあり「あひるの空」なんかは無地です。
描かなくていいという選択肢がある限り、勝手に描くという解釈は成り立つのです。↓
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④単行本やオマケページに原稿料はでないの?
この回答は簡単です。
依頼してもいないものを作家が勝手に描くからです。
単行本にスペシャル感を出すために勝手に作家が描いてきたのがことの始まりです。
オマケページも同様ですが少し複雑になります。↓
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④はかなり状況が変わってきています。
週刊連載の単行本は約三ヶ月に一度刊行されます。
以前は連載が10本前後しかなく三ヶ月の間にほとんどの作家に表紙を描く機会が回ってきたので、すでにあり原稿料が発生しているものを使用すればよかったのですが、今の時代は↓
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③に関しては不満ですね。
好景気の時も印税は一銭も上がりませんでした。
物価も昔と違います。
不満です。
しかし一度上げると下げられない問題がつきまとうのは理解できます。↓
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昔からの慣例をつらつらと書いてきましたが現在に照らし合わせるとかなり違います。
①②に関しては連載確約の時点で執筆契約を結ぶ編集部もあります。
会議で連載が決まりそれが三ヶ月先だとしたら、その間の労働対価が発生し、編集長異動等で雑誌の方針が変わっても必ず連載はするというものです。↓
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連載が30本くらいあります。
するとカラー原稿を描く機会のない作家がいるのです。
すると単行本刊行の際に原稿依頼をしなければならない。
当然、原稿料は発生するという考え方になってきます。
オマケページも同様でサービスではなく必要なものと判断されるようになってきました。↓
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新人さんへ
漫画だけに集中したいでしょうけど、知識は大事です。
後で困らないように、自分がどのような労働環境に身を置くのか、面倒くさがらず見て聞いて調べて選択して下さい。
必ず答えてくれる人はいます。
出版社さんへ
できる限り漫画だけに集中できる環境を用意してあげて下さい。
↓
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あのスペースの話し合いはとても有意義なもので心強い意見が交換されいて頼もしかったです。
ビックリするくらい長い文章になりましたが、最後まで読んでくれた皆様、ご苦労様でした、お疲れ様でした。
ありがとうございました。
ジジイ漫画家の呟き終わりだっピ。
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電子時代になってきてライバル出版社の台頭、乱立によりずいぶん変化に加速がついてきたと思います。
実際、電子の料率は各出版社で違います。
中堅出版社で5-5のところもあり、
条件付きですが、売り上げの(最大)80%を作家に還元と謳っているところもあります。↓
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ということで、まだ主流ではありませんが単行本の表紙、オマケページの書き下ろしに対価が発生することもあるようです。↓
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戦争反対です。
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先程長いツイートをしましたが、全て僕が見て聞いて調べたことなので、感想と推測も含まれます。
僕としては出版社代表の人達で「ここが変だよ漫画家さん」というスペースが聞きたい。
闇に葬られた酷い話が沢山出てきそうなのだが…。