(73年初来日を振り返って) コンサートの合間に訪れた京都。その日本の古都で見た満開の桜は見事だった。そんな風にして僕は日本と恋に落ちたんだ。
18歳の時に聞いておくべきだった最良の忠告は何かって? 薬物に手を出すなってことだよ。 ✳︎写真:76年3月25日ニューヨークにて、薬物の不法所持容疑で検挙された際の逮捕写真
(04年自身が出演したヴィッテルのCMについて) あれだけのキャラを一度に見せる事ができるなんてね。ユーモアのあるCMになったと思うよ。もちろん、僕はずっとヴィッテルしか飲まないよ(笑)。
ある時代だけ美しいアーティストならたくさんいました。これからもいるでしょう。しかし、どの時代も美しくあろうとして、そして美しかったアーティストはボウイしかいなかった。これからもいない。DAVID BOWIE is… ぼくの星だった。 ーー上條淳士(漫画家) ✳︎写真:上條氏の手によるボウイ
それに日本人は皆とても親切で、道をたずねた時に英語で説明できない人は手を引っ張って、そこまで連れていってくれたりする。蕎麦屋やうどん屋に行きたいと思って道をたずねると、そこまで連れていってくれた事があるんだ。こんな経験ができるのは日本だけだね、ホントに素晴らしい国だよ。(04年)
(音楽活動初期について) 「お!なんだこのバウハウスってバンド?」とか「デヴィッド・ボウイって何?カッコいい!なんだこの感じは!」って、だんだん興味が広がって憧れが膨れ上がっていったんですよね。 --櫻井敦司(BUCK-TICK) ✳︎動画:ボウイの『スペース・オディティ』を歌う櫻井氏
『自分に打ち克つ』ということは、例えば何かをしようと思い立ったとします。そしてそれをやり通すと決めたら、とことん最後までやり抜くのです。全力でやり通すのです。ーたとえその過程であまり好きではない部分があっても、最初から最後まで全力で取り組むのです。僕はそうしています。(75年)
【明日3月3日放送】 NHK BSプレミアム 2021年3月3日(水) 午前10:26 ~ 午前10:55 録画準備しました! 楽しみです👨‍🎤✨ twitter.com/amass_jp/statu…
(ボウイと共演したベルベッツの曲について) デヴィッドの野郎はコードやらメロディやら、全部変えちまうんだからな。自分の曲を練習するハメになったよ。ヒドいだろ。でもそれも悪くない。リハは毎回未知の世界に踏み込むようだったね。 --ルー・リード ✳︎上記のライヴ。ルーの視線に注目
言葉はコミュニケーションにおける最も不明瞭な方法です。
最近は多くの音楽が、業界のために作られていて、人々のために作られていない。僕はそれに嫌悪を感じているんだ。(02年)
リスナーが聴く時にあまりへヴィにならないように、圧迫感が無いようにしたいんだ。はっきりと「人生の意味ってなんだろう?」とは歌いたくなくて(笑)、音楽を聴くときは楽しめるようにしたいんだよ。 #猫の日
【新刊紹介】 『デヴィッド・ボウイ 無(ナシング)を歌った男』 ロックとロックならざるものの境界を変幻するスタイルでラディカルに問い続けたボウイ。その軌跡に或る一貫した作家性を認め、ひとつの稀代の美学・思想として読み解く。 思想史学者田中純さんの大作。取り憑かれた様に読んでます!
【新刊紹介】 『CROSSBEAT Special Edition デヴィッド・ボウイ 1989-2016』 激動の90年代、沈黙の00年代、そして生涯をかけて果敢に挑戦し続けた見事な最期まで、圧倒的な資料と熱量で、ボウイの足跡が多角的に纏められています。27年という年月を丁寧に、美しく書籍化された最高の1冊です!ぜひ😄
寒い朝、目を覚ますと、ここが京都あたりで、禅の修行場だったらいいのになと思うことがちょくちょくある。ベッドを出て煙草に火をつけて、近所をひと回りして、ようやくその感覚が振り払えるんだよ。
(『REBEL REBEL』のギターリフについて) 素晴らしいリフだよね!ホントに素晴らしい。あれを思いついた時は「ありがとうございます!」って感じだったよ。 ✳︎1974年2月15日シングル『REBEL REBEL』リリース
僕はステージに出ていったらカラーテレビになりたいんだ。(72年)
ジギー時代の衣装は全て山本寛斎によるもので-そのころの衣装は今でもちゃんと持ってるんだけど-とにかく、あの当時2人でコラボレーションをしたら、絶対に誰も観たことが無いようなものを作れるって確信してたんだ。
BUCK-TICKとかは偉いよね。今も美しさをキープしてるからね。素晴らしいと思いますよ。デヴィッド・ボウイみたいなものでしょ。-我々はそっちじゃないですからね。ロニー・ジェームス・ディオみたいな。 --大槻ケンヂ
ウィリアム・バロウズの「カットアップ」は、僕に大きな影響を与えた。自分が意図的に書いた物より、遥かに意味が有って面白いんだ。 ✳︎カットアップ:文章をランダムに切り刻んで新しいテキストとして組み合わせる偶発的文学技法 ✳︎動画:カットアップを制作するボウイ
18とか19くらいの時、仏教、それもチベット仏教に物凄く入れ込んだ時期が有って、特に惹かれたというか、素晴らしい考え方だと思ったのは「人生はすごく儚いものであるから、物事にあまり固執してもしょうがない」というものだったんだ。
音楽のお陰で人生の苦難が弱まり、悲劇が薄まったとまでは言えない。それでも音楽は、孤独な時に誰かと関わりを持つ機会をくれたし、さまざまな人と触れ合う為の崇高な手段にもなってくれた。音楽は知覚の扉であり、僕の住む家でもあるんだ。 ✳︎Photo by Masayoshi Sukita
何をしても文句をつけられる。大がかりにやっても、細々とやってもね。いずれにせよ非難されるんだから、どうやろうと関係ない。自分が何をしたいのかを見極めて、それを実行するのみだ。それしかないよ。
(「戦メリ」撮影時のボウイ) オイラが早口でギャンギャン喋って笑いをとってるのを覗き込むように見てたし、時には言葉がわからない筈なのにゲラゲラ笑ってる事もあったね。あの人の音楽もそうだけど、現場で新しいものとか未知のものを取り入れようとしてたんじゃないかな。 ーービートたけし
坂本龍一はメインストリーム、アヴァンギャルドと映画とを最も上手く乗りこなす。しかし一瞬たりとも器用貧乏に陥ることがない。その業はもはや匠の域に達しているように思う。 ✳︎動画:映画『戦場のメリークリスマス』で共演した坂本氏とボウイ