寒い朝、目を覚ますと、ここが京都あたりで、禅の修行場だったらいいのになと思うことがちょくちょくある。ベッドを出て煙草に火をつけて、近所をひと回りして、ようやくその感覚が振り払えるんだよ。
メディアというのは使うために有るんだ。使われてはいけない。
『汚れた血』でドニが苦しみながら路上を突っ走るシーンでデヴィッド・ボウイのモダン・ラヴが流れるんだ!そこのシーンだけ何十回みたかわかんない!ドニがモダン・ラヴで夜のパリを疾走するんだ! ーー峯田和伸(銀杏BOYZ) ✳︎汚れた血:86年レオス・カラックス監督によるフランス映画の名作
「今」、そして「今日」を大切に生きるべきだと思うね。あまり先ばかり見つめていると、間違いなく己の死に行き当たる(笑)。
凄く好きで、尊敬する、憧れの人ですよね。ビジュアルも含めて、ファッションもそうだし、色んなものを好きになったきっかけになった人でもあったから。デヴィッド・ボウイはずっと好きですね、今でも聴きます。 ーー稲垣吾郎 ✳︎稲垣氏はたびたびボウイの『ジギー〜』をお気に入りに挙げている
(ジョン・レノンについて) あれほどオリジナリティのある人は今後現れないかもしれないな。 ✳︎83年12月8日香港公演。ボウイはレノンの命日に、彼を偲んで『イマジン』を歌った
ミックにキースが、ボウイにミック・ロンソンがいたように、吉井和哉には菊地英昭がいます。 ーー吉井和哉(ザ・イエロー・モンキー)
僕は日本の"バランス"が好きだ。ごちゃまぜの刺激がとても。すべてが古くて、すべてが新しい。これは素晴らしいことだと思う。(79年) ✳︎写真:80年京都にて鋤田正義氏による撮影
歌詞にばかり目が行く人には本当に腹が立つんだ。曲そのものにはメッセージが込められていないみたいじゃないか。(80年)
三島由紀夫の小説の中で「庭を歩いていると滝がうまく流れていない事に気付く。よく見ると滝の上に犬の死体が引っ掛かっていた」という下りが有る。これは「世の中」について叙述した最も素晴らしい物だと思う。僕の作品はそうした感覚に負う部分が多い。普通の音楽だけど、どことなく変だという様な。
(92年フレディ・マーキュリー追悼コンサートにて、『ヒーローズ』の歌唱の後に) これは偉大なる友フレディ・マーキュリーに捧げるものです。そして思い出して欲しい。最近、あるいは以前に亡くなった我々の友、貴方の友、私の友を。まだ生きている友、あなた、そのほかの人を。 ✳︎画像に全文掲載
「ロックスターと人気モデルの結婚なんて最高」って考える人が多いけど、まさにその通り!僕たちは最高のカップルさ。 #いい夫婦の日
ジギーの半分はSFロック・スターで、もう半分は日本の演劇(歌舞伎)だったよ。
僕は「新しい」という概念に懐疑的だな。むしろ「置き換える」という考え方のほうが、僕には馴染みが有るね。なぜなら全てはあらかじめ存在しているのであって、新しい物など無いのだから。また、古いものも無い。結局僕たち人間がすでに知得してきた物を繰り返し置き換えているだけなんだ。
(布袋寅泰氏と吉井和哉氏のLINEのやりとり) 吉井:布袋さん、デヴィッド・ボウイが付けてた香水って、何か分かりますか? 布袋:それは分からないなぁ(笑) 吉井:じゃあ、トニー・ヴィスコンティ(ボウイのプロデューサー)に直接聞いてみます(笑)
ベルリンの壁の崩壊に力を貸して下さり、感謝を申し上げます。 --ドイツ外務省 ✳︎2016年ドイツ外務省は、ボウイの旅立ちに寄せて追悼と感謝の意を表明した
(87年のベルリンの壁西側でのコンサートを振り返り) 忘れもしないよ。僕の音楽家人生で最も感情が高まったパフォーマンスの1つだと思う。ー東ベルリンの人達がこちら側の演奏を聴こうとしているのが分かった。…ああ、今思い出しても声が詰まってしまう。 ✳︎動画:当日の壁の両側の様子
今夜は皆で幸せを祈ろう。壁の向こう側にいる我々すべての友人たちに願いを送ります。 ✳︎87年ボウイはベルリンの壁の西側で野外ライヴを行い、スピーカーを東側にも向けて設置した。音漏れを聴いている東側の群衆に対し、ドイツ語でこの様に述べて「ヒーローズ」を歌った
若い子たちが「有名になる為に必要なら、何でもやっていい」なんて吹き込まれていることに驚いてしまう。非常に嘆かわしいよ。僕らの世代は、どんなに傲慢で野心的であろうとも、良い事を成し遂げて有名になりたいと思っていた。でも今は、有名になること自体が目的になってしまっているんだ。(03年)
僕らが過去に生み出したものが様々な影響を及ぼし、それが今でも実践されてるのを見るのは本当に祝福された思いだよ。どんな物質的な豊かさよりも、充実感を得られるね。 ✳︎画像:ボウイをモチーフにされた著名人の皆さま達 #ハロウィン
(79年ラジオDJを務めた際に) 日本製の変わったサンダルを履いていて足の指が痛いんだよね…。
パンクロックこそ長い間待ち望まれていた音楽だと思うんだ。パンクそのものじゃなく、音楽として表現されてるもの、つまり、古い考えを壊していくという状況そのものがね。
(1990年デヴィッド・ボウイ「SOUND+VISION TOUR」東京ドーム公演にて) 映ってしまった。 --今井寿(BUCK-TICK) ✳︎動画:カメラに映り込む今井氏。ご本人が認定(動画18秒ごろ)
僕は特に信心深いわけではない。だけど、精神的信条を僕達は失いかけていると思う。理知的な部分をどんどん自分達で破壊している。だから全ての事柄がどんどん薄っぺらな、極端に単純な方向に向かっているような気がするんだ。(02年)
好きな本や音楽を見つけると、誰かに知らせたくなる。でも、もっと好きなやつになると、今度は逆になる。誰にも知らせたくない、と感じるんだ。「こんな凄い、素晴らしいものを、自分以外の誰かが分かるはずない」ってね(笑)。