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山井和則氏が菅総理長男の接待問題を取り上げ、政府参考人に答弁を求めましたが、その際に答弁を問題視した野党が委員長にしっかりと答えさせるように要求し、それに対して委員長は「答えられる範囲は理事会で決める」という趣旨の発言をしました。
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答えられる範囲は理事会で協議し、現在は答えられる範囲だけ答えてもらう、時間は止めないという姿勢だったため、野党側は退席を決めた模様です 今回は政府の答弁というより、委員長の議事整理の稚拙さが原因で国会が止まっている可能性が高いです
続報があればまたお伝えします
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現在予算委は時計を止めていない状態で空回しが続いているため、委員長と与党理事の会話なども中継に音声として拾われています
興味のある方、状況をより知りたい方は除いてみても面白いかもしれません(本来はこういったことが起こるのは望ましくはありませんが)
shugiintv.go.jp/jp/
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稚拙という表現は強い言葉ですので、この表現を選んだ背景を説明します
基本的に予算委はその性質上他の委員会と比べて紛糾することが多く、委員長は公平かつ円満な議会運営のためにも議事整理の能力が求められます。答弁に対して野党理事から抗議があった場合は時間を止めて協議をする、などが例です twitter.com/kokkai_news/st…
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基本的に国会の質疑においては時間が重要です。なので、理事が抗議をして質疑や答弁ができない状態の時も時計、速記を止めさせない場合は質疑の持ち時間はどんどん減っていきます 今回金田委員長は野党理事の抗議の間も速記を絶対に止めないという趣旨の発言をし、止めたのは野党退席後↓
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相当の時間がたち山井和則氏の質疑時間が終わった後でした。野党側のツイートを見る限り、どうやら直接的にはその姿勢を問題視したようです
その他にも、調査を受けているという理由で答弁を差し控えるという参考人に対して答弁する範囲は理事会で協議する、という議事整理は↓
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中々見受けられないものです。理事会は中継も議事録も残らないため、そこで答える範囲まで決めてしまうというのは開かれた国会という趣旨から考えると問題があります。速記を止めて与野党理事の協議の上答弁者にしっかりとした答弁を求めていく姿勢であれば、今回の退席は起こらなかったでしょう↓
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野党が退席してから委員長が何かしらマイクを通して発言したのは退席後相当時間が経ってからでした そして速記を止めたのはそのさらに後でした 以上の理由、そして時間を止めてという要求に対して「絶対に止めない」という趣旨の発言をしたことも踏まえ、委員長の議事整理は稚拙と言わざるを得ません
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ただ今開かれている衆院本会議において、有志の女性議員が婦人参政権運動、女性の政治参画の象徴的な色である白色の服を着て出席しています
それに先立つ予算委でも、立民会派の女性三議員が白いジャケットを着用して質疑を行いました
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また、この動きに賛同する議員の中には、白い服装の他に胸に白いポケットチーフを身につけたり、参議院からも同調する議員が傍聴席に来ているようです
内閣府男女共同参画局のHPから日本における女性参政権運動の歴史を知ることもできますので、ぜひご覧ください
gender.go.jp/policy/sanseik…
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news.yahoo.co.jp/articles/7ead6…
野党各党は明日以降の法案審議は法案の総点検の最終報告があるまで行えないという方針で一致したようです
今回の件では与党側国対も一連のミスの原因と再発防止策の説明を政府に求めることで一致しています
与党側は点検を行い結果を議運で報告する予定です
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この件に関して「閣法を委員会等国会で修正して審議をすればいい」という意見もありますが、それは現実的ではありません
法案の修正は通常質疑終局後希望する議員がいた場合行われるものであり、法案審議自体は原案のまま行うからです
また衆院で修正した場合参院では衆院での修正案提出者が↓ twitter.com/kokkai_news/st…
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修正部分の説明を行う必要があります。閣法のミスの尻拭いを国会議員がする形になるとそれは政府側が閣法をまともに出せないということを示すことになり、政権担当能力を問われる事態になるでしょう。
そもそも法案の修正案はこういった単純ミスに対して行うものではありません
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まとめると、法案を国会で修正するとしても委員会審議ではミスのある法案を審議することには変わりなく、修正の機会は審議が終わってからです。ミスのある法案を審議するよりは少し時間をかけてでもミスがないか確認してしっかり審議できる環境を整える方が重要ではないでしょうか
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this.kiji.is/74987881898906…
先ほど提出された武田総務省の不信任案については本日の採決ではなく、明日13時からセットされている本会議で採決される模様です。
これにより与党側が提案していた本日のデジタル関連5法の採決はなくなりました
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5月6日 国会日程
【衆議院】
10時〜
(憲法審) 国民投票法に関する質疑+自由討議(+採決?) ★
【参議院】
10時〜
(法務) 少年法 参考人質疑
13時〜
(内閣) デジタル関連五法 参考人質疑
(厚労) 新型コロナに関する参考人意見陳述+質疑 ※自由質疑方式★
衆院憲法審では国民投票法の↓
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国民投票法改正案修正案(立民会派提出)
国民投票法改正案原案(与党など提出)
双方とも衆院憲法審で賛成多数となったため、国民投票法改正案は修正議決されました
この後自由討議が行われます twitter.com/kokkai_news/st…
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修正案についてですが、与党側と野党側において認識の齟齬が見られます。
与党側は修正部分の条文について議論を進めるものでしか無いという立場で、この検討事項が憲法本体の議論を妨げるものでは無いという認識ですが、立民側は擦り合わせのないものだと反論しています twitter.com/kokkai_news/st…
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【国民投票法って何?🔰】
本日衆院憲法審で採決が行われた国民投票法改正案 ツイッター上ではその内容や審議過程の複雑さから少し誤解が生じている部分もあるようです
建設的な議論のためにも、今回の改正案についてQ&A形式で簡単なおさらいをしていきましょう
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Q 今回の改正で憲法改正されちゃうの?
A ちがいます。国民投票法は、憲法改正の国民投票についての手続きを定めた法案で、この法案が改正されても憲法改正が発議されるわけではありません
Q もう改正案の審議は終わったの?
A 終わっていません。あくまで衆院の憲法審での採決が行われただけで、↓
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これから衆院本会議での採決や参院憲法審での議論も控えています。現在、修正案の位置付けやCM規制については自民公明立憲の間で認識に差が生じていることが本日の憲法審でも明らかになっており、そうした部分の議論も参院で行われていくでしょう。一方、本日与野党第一党幹事長間で今国会中の成立↓
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で合意しているため、今国会中に参院も通過して成立することが濃厚となっています。
Q 立憲の修正案ってどんなの?
A 今回の国民投票法改正案は公職選挙法に合わせて共通投票所の設置を定めるなどが主な内容ですが、現状では政党によるテレビCMの規制などが盛り込まれていないため、野党側はその↓
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規制や最低投票率なども議論すべきだと主張、審議についての環境が整わないまま三年ほど経過していました。その中で、CM規制については本改正案施行後3年を目処に法制上の措置を講じると付則に盛り込むという修正案を立憲が提出、それに与党側が応じる形で今回の採決に至りました。
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