51
1年生が滑り台でだれかに押されてケガをし、保護者から「犯人を見つけるまで学校には通わせられません!」と連絡帳にびっしりとクレームが来た。担任とともに時間をかけて調査したが結局分からず、教頭と3人で謝罪に行ったら、「あれ、全部ウソやで」と子どもが棒を振り回しながら部屋の奥から告白…
52
子どもの嘘を見破るテクニック
①おだやかに向き合う
②とにかく質問をする
③つじ褄のズレをつく
④体のサインを捉える
⑤知っている風を装う
⑥証拠はすぐ見せない
⑦紳士的な対応をする
⑧「妙ですね」と相手のペースを乱す
⑨「あと一つだけ」と最後に確信をつく
全部『相棒』の杉下警部から学んだ
53
N高が労基から是正勧告が入った問題、月最大90時間の超過勤務に、残業代未払い、休憩時間なし、休日出勤、36協定違反などが違反だとニュースになっていた。N高の先生の待遇はよくなって欲しい。がその上で、私たち公立の教員には労基法が適応されないのはやっぱおかしいよ。同じ人間なのに不思議だよね
54
「SDGsウォッシュって何ですか?」と質問が。「SDGsしてるように見せかけてる団体のことだよ」と答えると「どうやって見分けるの?」と聞かれたので、「胸にSDGsバッジつけてる人はあやしいかな」と言った数日後、市教委がバッジ輝かせながら授業参観に。絶対振り向けさせられない戦いが始まった。
55
この事例集が熱い!全国の先生たちの戦った思いが伝わってくるし、まとめた方の熱意も感じる。まさに『働き方大全』
ただ残念なのは、現場は管理職も含め誰も存在を知らないこと。文科省さんがバズらせた方下手すぎるのでみなさんで力貸してあげませんか?
#教師のバトン
mext-teachers-gov.note.jp/n/n29fcffe4a81c
56
学校のICT担当はヤバい
①電気が通ってたら担当
②授業中もSOSで出動🚑
③アカウント管理が爆増
④アナログ派教員に難航
⑤アナログ保護者に対応
⑥校長からは期待と要望
⑦聞かれてググって回答
⑧知らない横文字と格闘
⑨寝る間を惜しんで勉強
⑩オタクと思われて孤立。
全国のICT担当にせめて手当を
57
スウェーデンの保育園では、おやつの時も子どもたちに2つ以上のものを見せて「どちらにする?」と必ず聞くらしい。
配るだけでも手間なのに、もう一手間加えるのには意味がある。「選ばせる」「自分で決める」ことで自己責任と社会参加する市民性を育てている。この北欧教育は子育てでも大事にしたい
58
デンマークの若者の選挙の投票率は85%
一方、日本の若者の選挙の投票率は34%
この差の責任は、学校教育にある。日本の教育は学歴重視で市民性を育てられていないばかりか、何も変えられないことを“校則“というヒジュンカリキュラムで伝えている。
もっと児童生徒に、選択と自己決定の権利と経験を。
59
フィンランドでは、教員は子どもを指導するプロとして尊重されていて、授業・保育に最大限の時間を費やせるよう、それ以外の業務はできる限り取り除かれている。行事は少なく、連絡はICT化され、掃除や給食は専門の職員が雇用されている。この北欧教育の仕組みを早く輸入してほしい。
60
61
「できない」には5つの意味がある。
①誰かに助けてもらえたらできる
②その手段がない
③方法がわからない
④やりたくない
⑤歴史上それをできた人がいない
子どもが「できない」と言った時は、何番かを聞くと、何に困っているか、どう支援したらいいかがはっきりするよ。
62
「きく」には5段階のレベルがある。
聞く(耳で聞く)
聴く(心で聴く)
訊く(自問しながら訊く)
効く(行動し効果として効く)
利く(学んだことを他に利用できる)
「聞いてるし」と反抗的に答える子には「どのレベルできいてる?」って返すとギクっとする。
63
「払い過ぎたお金が返ってくるかもしれません、まずはお電話を」ってよく見かけますが、教員免許更新にかかった費用や学校の敷地内なのに払っている駐車場代、毎月のPTA会費、あともろもろの経費で落ちずに自腹したお金などはどこの法律相談所に電話したら戻ってくるのでしょうか??
64
「宿題もっと増やしてください」って要望する保護者。何度も言いますが、宿題は学校の義務ではなく、サービスです。ローソンで「唐揚げくんもっと増量してください」って言ってるのと同じです。少なかったら家で唐揚げあげてくださいって話。量を増やせばいいってもんでもないですけどね。
65
オランダの老人ホームが学生に月30時間ボランティアをすることを条件に無料で部屋を貸し出したところ、winwinすぎてこの仕組みが世界中で広がっている。学生は家賃がタダになり、お年寄りは手助けしてもらえる。介護士の負担も減り、世代間のコミュニテケーションの穴も埋まる。この仕組みを日本でも!
66
『人を責めるな、仕組みを責めろ』とはトヨタの社訓ですが、この考えを学級経営で一番大事にしています。子どもが失敗をしたときにも「何をやってるんだ!」ではなく「何が起こった?」と聞く。結果ではなく、問題や原因を追求し時にはクラスみんなで改善策を考える。こうすると学級の経営も上手く回る
67
オランダで子どもを産むと出産後数時間で退院させられる。でもその代わり退院後8日間は『クラームゾルフ』という国家資格のケアワーカーが朝から夕方まで掃除や洗濯、料理に至るまであらゆることをしてくれる。母乳など産後のケアや子育てのアドバイスもしてくれる。ママも大事にするオランダがすてき
68
69
わが子と過ごせる残り時間。ある学者の計算によると、一生で子どもと話せる時間は母親で約7年6ヶ月、父親で3年4ヶ月。しかも幼稚園を卒業した時点で3分の1が終わり、小学校を卒業した時点で半分が終わる。子どもと過ごせる時間は実はとても少ない。だからこそ一緒にいられる一分一秒を大事にしたい。
70
叱る時、1分以上は効果がないという研究結果がある。ベストは30秒以内。だから長い説教ほど無駄なものはないのだ。説教は一言でいい。一言グサっとさせてまた失敗したらもう一度言えばいい。子どもは何度でも失敗したらいいし、何度でも忘れたらいい。それが子どもの特権なのだから。
71
72
スケボー部には反対。部活になると上下関係や指導者の価値観の植え付け、大人の利権が生まれる。スケボーの良さは、やりたい時にパークに行って、だれかが技をメイクしたらみんなで盛り上げて、気づいたら世代を超えて仲良くなれること。大事なのは部活に入らずリベラルスポーツを選ぶ選択を認めること
73
日本の教育にはエビデンスがない。アメリカは何年も前から教育にエビデンスを取り入れている。その結果がGAFAの誕生にもつながった。夏休みの宿題、読書感想文は読書好きになるのか、こなすだけのノルマ的な宿題に効果はあるのか。日本も思考停止にならず、エビデンスを取り入れてほしい。
74
これだけは言わせてほしい。
世界一労働時間が長くて、世間のあらゆるニーズに答え、他国の1.5倍以上働き、残業代は貰えず、それでもストライキも起こさず、世界トップの学力をつけ、子どもたちを笑顔で出迎える学校の先生ってもっと報われてもいいんじゃない?
マスコミやSNSで叩かれるこの国が怖い。
75
課題図書にしたい学習マンガ📚
①宇宙兄弟
②銀の匙
③ドクターストーン
④はたらく細胞
⑤もやしもん
⑥ドラゴン桜
⑦とめはね!
⑧クッキングパパ
⑨リアル
⑩最強伝説黒沢
他にもコレはというのあれば教えて🤲