ほんの3、4年前までは権威主義国家のほうが判断が速く、発展できるのでは、という空気が一部にあった。しかし、ロシアの戦争と中国からの新型コロナの拡大で、多少のコストを支払っても自由民主主義国家のほうが死者数は少ないと世界中が再確認した。
日本学術会議についてみんなが真面目に考えているなか、私は「国家が名だたる武道家を集め内外への代表者とする、日本武術会議はないのが残念」と思う。想像する絵は完全に板垣絵である。
数百人を集めてゾンビとするのは大変だが、ニュージーランドのどこにでもいる羊の口元を赤く染めて人喰い羊だとして数百単位で走らせると、大スペクタル場面となる。見慣れている光景とやりたいことを結びつけた、製作者の発想の勝利。
若い内はなんでもやっておけ、は「できらぁ!」と自分でやってみたらまったくできない、他人の技術や知識や才能の凄さが早めに分かるからだと思うことにしている。
かなりリベラルであるピンカー、またはコクランやハーペンディングら人類学者や生物学者や歴史学者の人類の遺伝的ルーツや性別や人種の調査結果にも、同じくキャセンルカルチャーが差別だと噛みつくらしい。差くらいあるに決まっているが、発表することがいけないという訳分からん状況。
鬱小説ランキングみたいなのの集計が出ていたが、ケッチャムの「隣の家の少女」だけ別格だと思う。あれは「この作品を読んでいる人で、一度でもいじめや暴力を見て見ぬふりをした人は、主人公とそして邪悪な女と子供たちと同じことをする。言い訳をして何度でも」と指摘する点が恐ろしいのですわ。
「されど罪人は竜と踊る 22 去りゆきし君との帝国」が12月20日に発売されます。303toysの1/6関羽と撮影してみました。ご予約ご購入いただければありがたく存じます。各種通販サイトで既刊新刊レビュー、までしなくても☆などで宣伝いただければ重ねてありがたく存じます。 amazon.co.jp/%E3%81%95%E3%8…
アニメの無惨様の上弦会議を見る。悪の組織であっても副官、参謀、軍事指揮官、技術顧問、道化等々の役目と分業があるのだけど、無惨と幹部が全員サイコ&シリアルキラーで運営できる訳ねえだろ感。最大目的の青い彼岸花を探せ、産屋敷を倒せって人選から運営まで漏れなくすべて間違っている。
別に日本だけでなく、アメリカの反ポルノのマッキノンなんかも、日本でレディースコミックが女性に読まれていることについて「男性が書いて読んでいるはずだ」「女性作者や読者は、幼少期に性的虐待を受けたケースなど極僅かではないか」と事実を一切調査せず幻想の狂信を通している。
ファンタジーRPGや創作物のビキニアーマーの理屈付け、フロムゲーなら「かっこいいか重装備のやつは初心者か並程度。薄着であればあるほど腕利きで、変態や変質者に見えるやつは間違いなく猛者」で納得できてしまう。
世界を牛耳っている闇の組織()の存在に特殊な情報網や能力がない自分だけが気づけて、しかもその闇の組織()が存在を世界に他言したものを殺害しにこない、って矛盾は陰謀論者のなかでどうなっているのだろう。 twitter.com/Infoseeknews/s…
ガガガ文庫から電撃文庫に編集者が行って、電撃文庫からガガガ文庫に編集者が来て、戦時の捕虜交換現象と命名する(よくあること)
gagagabunko.jp/release/index.… まず第一段として、12月20日発売予定「されど罪人は竜と踊る22 去りゆきし君との帝国」ということです。いろいろあって⋯⋯というかありすぎて四年ぶりの続刊ですので、よろしくいただければ幸いに存じます。
www3.nhk.or.jp/news/html/2021… 少し前に再放送されていて、悪徳商法から人々を守る法律を作るために戦い、ついに成立させた人の話。悪をなすのは簡単だが、正しいことを成立させるのには数十年かかることもある。だけど誰かが成し遂げることに胸を打たれる。
「詐欺罪で服役経験がある奈良出身の人が改名し、とくに興味もない鳥取県の県知事と同性同名なので、県議選に出ると、13人中12位で当選したよ」という話。地方議員は大変なだけだとなりたい人がおらず、無投票当選が多くなってきているが、やりたがる人がそれはどうなのな人だけという末期の末期感。 twitter.com/Sankei_news/st…
小説における戦闘シーン描写は、すでに1980年代にベニー松山さんがひとつの基準を打ち出している。今では当たり前かもしれないが、それまで雰囲気と気合いだった描写を、誰がどう動き、どの攻撃がどこに命中し、どうダメージがあるか生物学的科学的説明が、カメラワークで語られる。
「おまえの誕生石とかパワーストーンとかは知らないが、アンラッキーストーンは確実にこれだ!」と言いながら、レンガで殴りかかってくる、パワー&正論型シリアルキラー。
「力の指輪」を見るが、世間の話題が作中人種がどうとかが多い。「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」のローハン籠城戦へのエルフ弓兵の援軍と死闘は、原作には存在しないシーンだけどおもしろかったよな、みたいな話題が聞こえてこない。
転生の二回目は天使で。絵本で神と言うと宗教だと思われるけどそうではないと見せかけたい人が、よく天使を出すよ。
gagagabunko.jp/release/index.… 十二月二十日発売「されど罪人は竜と踊る22 去りゆきし君との帝国」の書影が出ました。発売三ヶ月前に本文と書影ができていても、書影が出るのは発売月だと判明しました。よく考えなくても、それはそうですね。
現代戦「どうせ弾や砲弾に当たれば死ぬので、甲冑を着ない」 ゲーマー「⋯⋯フロムゲーのやりこみゲーマー思想だ」
「萌え絵の広告は憲法21条で禁止されている」という言説が流れていく。憲法の意味も知らないし条文の確認もしないが、自分の感情や好悪が、憲法や法律や近代倫理学と完全一致していると思える層が一定数いるらしい。もの凄く頭が悪いor病気もあるが、傲慢さを咎められる機会がなかったのだろう。
「闇武者」経文を書かれなかった耳を失った耳なし芳一は、剣の達人となり、琵琶の弦によるジャンプに琵琶爆弾にミサイルで、冥府魔道の妖怪や亡者たちと戦う。牛若丸とともに、宮本武蔵、佐々木小次郎、武蔵坊弁慶、ビリー・ザ・キッド、沖田総司、拝一刀&大五郎、番町皿屋敷のお菊を撃破していく。
最近の精神医療で、ヤンキー漫画が「暴力的文化がある地域と家庭は社会制度と教育で、IQ70~84の境界性知能からの問題は専門教育で治療しましょう」と、不良幻想が単なる社会制度の不備と能力不足へと完全解体されて死んでしまった感はある。現代で不良のロマンを語るとギャグになるくらいに。
話の方向性は少し違うのだけど、なにかを褒めるのは雑でも無害で終わる。しかし、なにかを責めるときに雑だと、愛好者や世間から科学的事実や歴史的経緯からの全方向で抗議が来る、と予想するのが標準的な態度だと思う。