異常者や異常な思想信条の人は、自身の狂気に大真面目で真剣で冗談を言わないし言えないので、異常か正常かを見分けるフォークト=カンプフ検査になっている。
創作者が受けとった毒電波抗議文選手権は骨の送付や殺害予告などあるが、聞くかぎりの優勝候補は、ある作者が受けとった、僕が考えたその作品のIF展開一冊分原稿であろう。そこまで努力して抗議する人いるのか、となる。
「アフリカン・カンフー・ナチス」第二次世界大戦からヒトラーと東條英機は生き延び、空手と魔法の血染めの党旗でガーナに侵攻。ガーナアーリア人として支配。圧政でアデーはカンフーの師匠を殺され恋人を奪われる。最強の酔拳と三本指拳を学び、武闘大会に出る。あらすじだけでボンクラ度百億点。
四年ぶり自著最新刊「されど罪人は竜と踊る 22 去りゆきし君との帝国」の見本が届きました。新しい造形物がないので、いつもの1/6趙雲と阿斗と撮影してみました。通販サイトで既刊新刊レビュー、まで行かずとも☆をつけていただけると宣伝になるのではと思います(信仰) amazon.co.jp/%E3%81%95%E3%8…
担当さんに「誠に申し訳ないですが、締め切りを一日早めてもよろしいでしょうか」と問われて「いいですよ、なんなら今すぐ送ります」と実行。すでに全原稿ができてから予定を立てたゆえに可能で、普段からそうできる作家の存在確率は、想像上のユニコーンや河童とほぼ同じです。
「200kgの中年男、安禄山がおもしろダンスとおべっかスキルで、若い皇后相手に赤ちゃんプレイをしたら、人口の三分の二が死んで唐王朝が滅びかけた」と、史上最悪のweb小説風にもできる。ハイライトシーンは200kgの大男がおむつをつけ揺り籠で拝謁し、皇帝皇后に気に入られる場面。⋯⋯史実である。
「海外にグラビアはない、エロいものを見てオナニーなんてしない」が純然たる信仰告白なら「遠くにはプレスター・ジョンの理想のキリスト教国がある」「爬虫類人が世界を支配している」「遠く蓬莱島には不老不死の仙薬がある」と同類で、個人信仰なので問題はない。他人が聞く必要は一切ないけど。
アメリカでレンドリース法が復活したことは、歴史好きには大事件。ロシアは壊しても壊してもほぼ無限に湧いてくる兵器に弾薬、食料に輸送機関を相手にすることになる。世界一の大富豪とソシャゲのガチャ引き対決をするようなものである。
担当さんから飛んできてなにかと思ったら、見本本ができていました。 twitter.com/Ul99mxTyMfTPIt…
amazon.co.jp/%E3%81%95%E3%8… 「されど罪人は竜と踊る(22) 去りゆきし君との帝国」のリンクができています。まぁ予約が一兆部出たの現在は停止中ですが、って哀しい嘘じゃボケえええ! Amazonのミスなのでそのうち直りますし、楽天その他では普通に予約できますので、大丈夫です。
本年度は皆様に大変お世話になりました。作家を辞めるどころか生存が危うい状態から、三連続刊行まで立て直せたのは、本当に読者さんのご声援や応援のお陰です。ブースト効果で新刊を1ヶ月早く出せ、少しでも恩返しになればと思っております。来年度もよろしくお願いいたします。良いお年を。
個人的体験だと「お爺ちゃんの膝に自分が座って、お爺ちゃんが頭を掻いて照れている」という記憶に、後々になって「なんで膝の上に座っている当人が、背後のお爺ちゃんの動作や表情が分かるのか、って、これ写真から作った過誤記憶だ」と分かった。
名誉毀損を受けた人も大変だが、存在しない過誤記憶が出てきてしまった人も「どうしても本当にあったと思える」のに事実がないという現実と、過誤記憶で家族や周囲との関係が壊れたことに長く苦しむ。間違った治療ならまだしも、自然にこれが起こってしまう病気は恐ろしい。
義務教育とその外の雑然とした情報や経験から推測して、だいたいなんとかなる社会しか人類には作れない。ただ、そのだいたいを作る雑然とした要素が欠落した人がいて、欠落させようとする人までいる。よくある近世中世へ戻したいのもたいがいだが、紀元前まで戻るの? とはなる。
推しで来ていたので、そこをちょいと解説。モルディーンは、剣と魔法の世界であっても、そこらの強いやつが全部を決める、みたいなヤンキー世界観は人類社会としてどうなの、として造形。普通の人くらいの力しかないけど、政治に交渉に取引は魔法や超能力を超える人の強さだと背負ってもらっています。
問題の根源にはなにかトラウマがある、という思いこみが当時のカウンセラーと患者にあり、薬物や催眠療法などで偽の被害記憶が出てきた。その後、カウンセラーらが存在しない被害記憶を作られた人とそれで被害を受けた人たちから訴訟を受けて大敗。過誤記憶として研究され、21世紀でほぼ消える。
初の読書感想が「俺はメロスでありながらも王でありセリヌンティウスだし、フィロストラトスでもあれば、村の老爺の時もある」と、近代以降の文学の正しすぎる理解にたどりついている。まず自分という予断を捨てて著者に、作中の人物に心を委ねよ、ができない人にはできない。 twitter.com/omocoro/status…
各国のスパイや内通者の嘘の見破り方で、証言を何度もさせると、実際に体験したことは言うたびに文章や単語が変わるが、嘘は変化しないというものがある。実際はともかく、創作では振り返りや決め台詞など一言一句前の通りに繰り返さないと、作者は前を覚えていないのかと思われる問題が出てくる。
漫画とその市場って、手軽さと日本にいるお話作りの才能がある人の職業として成り立つことが大きいと思う。他の芸術や演劇や映画やドラマでは、それこそアカデミック経歴と資金や人数が必要な大規模な枠に求められる、お話作りの才能でも一部しか職業にできない。
@sin39morita 自由に平等、反差別などリベラル的価値観は人々に浸透しているのですが、理論的であるべき左派があの程度のレスバに引っかかるのはむしろ悲しいです。個人的に右派左派ともに賢くあってほしいので。
今のところのChatGPTは「でまかせを言うが、絶対に非を認めない人の文法」の範囲。むしろ、あの手の人の思考というのが、自動生成文に近いのではと人間に反射してくる。一見文章や会話になっているが、事実や根拠や整合性がないことを延々と連ねる感じが似ている。
安くて美味い人工培養肉ができていくと、ヴィーガンも「動物に苦痛を与え殺すから肉食はしない」という最初の理念派から「苦痛と死がなくても、とにかく肉を食べることを許さない」という、元の理念や意味が消えた過激派が出てくるのだろうと予測できる。
だいたいの人間は、迷惑行為を倫理道徳や法律以前に、他の娯楽のほうが楽しく、してもクソつまらないし、そう予測できる。よく言われる失業率や治安その他とは別に、娯楽があると犯罪や麻薬使用率が減るという統計がある。これだけ娯楽がある日本でも、なお触れられない文化的貧困が一部にはある。
その後、無惨様がクソの半天狗がマシに見えるくらいの超サイコ&無茶苦茶すぎる過去を回想するお笑いで言う天丼をし、上司かつラスボスの威厳とお笑いとはなにかの見本を見せている。見せるなよ。
角川時代から、原稿が編集部の棚に突っこまれているだけで紛失と汚損と盗難が多発し、再録や復刊や画集が出ないことがある。私もその被害を受けて大変だった。その後に保管庫を作っているといいのだけど。 twitter.com/NaoyukiKatoh/s…