自己肯定感の高い友達ができ婚して「親に反対されなかったの?」と聞かれた時「なんで?私が幸せなら親も幸せでしょ?」と答えていてそのメンタリティまじ見習いたいなって思ったし、親になった今は子供がそんな風に言ってくれる子育てができたらいいなと心底思う。
いつもいい匂いがするカレー屋さんの前で、2歳くらいの園児たちを乗せたカート(あの世界で一番かわいい乗り物)が信号待ちしてて。子供たちがみんな口をパクパクして空気を食べててめちゃくちゃ可愛かった。それに気づいた先生も「カレー美味しそうだね」笑っていて、尊さが渋滞してた。
大学の社会福祉の初回授業で『劇場版フランダースの犬』を観た。授業時間をめいいっぱい使って映画を観たあと、鼻を啜る音が響く教室の中で先生が一言。「こういうことを防ぐのが福祉です」不幸な少年の悲しい話として切り捨てない、ましてや美談にしない。社会福祉の導入として完璧な授業だった。
「自分がしてもらえなかったことを子供にしてあげたい」はちょっと危なっかしい。期待した反応がなかった時「せっかくやってあげたのに」の気持ちが顔を出すから。自分と子供は別人格。自分が欲しいものを子供が喜ぶとは限らない。「自分がされて嫌だったことをやらない」くらいでちょうど良い。
エレベーターで一緒になった上品マダムが「かわいいわね、何歳?」と聞いてくれたのだけど息子が真顔で私を指差して「このこ34さい」と答えてしまい、思いがけず私の年齢を聞き出してしまったマダムは焦り謝り、私もその空気に居た堪れなくて大人2人の冷や汗でエレベーター内の湿度が120%になった。
玄関で「くつはきたくない」と言った息子に 「え!?お母さんが履かせてあげてもいいの!?」 とテンション高く聞いてみたら息子がそのテンションに釣られて「いいよ!」と言い出して。「やったー!嬉しい!ありがとねぇ」と言いながら靴を履かせ、そのまま「制服着せてあげてもいい?」
おさるのジョージ観てると、最高の育児環境ってこういうことではって思う。金銭的にも時間的にも余裕があるであろう謎の黄色い帽子のおじさんに超絶寛容に育てられ、おじさんの謎の人脈で世界中のその道のプロと遊んでもらいながら色んなことを教わってる。知的好奇心も自尊心も満たされまくってる。
絶賛なぜなぜ期の3歳。「100のつぎはなんだの?」と聞かれたので101と答えたら「そのつぎは?」となって102から順番にカウントして253に至った時にハッとした顔をして「すうじはおわらないの?」と聞いてきた。そうだよ、と答えたら「すうじはなんするから(なんで)終わらないの?」と聞かれてしまい
子供に話しかけられたら笑顔で「どうしたの?」って聞き返す的な子育てアドバイス、子供に話しかけられるの30分に1回とか想定してない?今日みたいに10秒に1回こっちきて!こっちみて!だっこして!って叫ばれたら真顔で「イヤです」って言いたくなっちゃうんだが。すまんが母の笑顔は売り切れです。
保育園の窓から雪が降るのを見て、先生に「なんでゆきはふるの?」って聞いたことがある。先生が面倒くさそうに「誰かがティッシュをちぎってるんだよ」と言ったとき「あぁいま先生は子供だからって適当なこと言ったな」って思ったことを今でも覚えてる。先生からの暴力で転園した園での出来事だから
私は4歳の時に保育園を一度転園してるのだけど、その理由が保育士の先生から叩かれたからだった。夜中に突然わんわんと泣き出して、先生に叩かれたと母に伝えたことで事件が発覚。その後親が園に事情説明を求めて、叩いたことが事実だとわかったらしい。
赤ちゃんを膝に抱えた女性がにこにこしながらパソコン叩いて「子育て中でも無理なくテレワーク!」みたいなインスタ広告は、子育て経験者なら「ダウト!」とわかるんだけど、子育て経験のないおじさん達はあれがフィクションだってわかんないんだろうな。今回もそういう感覚なんだと思う。異次元。
ひとりでフードコートでご飯食べてたら、片手でベビーカー押しながら片手でうどんを運んでるお母さんが目の前の通路を通りがかった。「お盆席まで持ちますよ」と声をかけると、母さんが戸惑いながら「え、あ、じゃあ…」とお盆を託してくれた。コロナの時代に人様の食事を運ぶと進言するのは失敗
【インシデント報告】 中毒110番のお世話になりました。 息子がフッ素入りの歯磨き粉をひとりで持ち出して食べていた。皿洗いなどで目を離してる数分の間の出来事。どれくらいの量食べたかわからなかったので、口をゆすがせて牛乳200ml飲ませてからつくば中毒110番に電話。(1/3)
なぜなぜ期の4歳息子。 👦🏻なんでとまとは、ちいさいときはみどりで、おおきくなったらあかになるの? 息子のなぜなぜを聞いた実母(生物学専攻)の回答が完璧だった。
今日、すごいことがあった。バスで登園したであろう年少さんが、園の入口で泣いていて。先生が説得しても門にしがみついて教室に入ろうとしないの。それを見た息子が「いっしょにいこう」ってその子に声をかけた。めちゃくちゃちっちゃい声だし、私と手を繋いだままだから遠くからなんだけど。
人口1億2000万人の中で18歳未満が2000万人しかいないこともホラーだけど、子育て世帯はさらにその半分以下ということがもっと怖い。声を上げても数の力で押し潰されてしまうし、子育てという贅沢をするマイノリティが騒いでいると蔑まれてしまうことが悲しい。子供を守ることができるのか不安になる…
統合失調症の患者さんが「常に盗聴されてるんです」と訴える時に「それは大変!一緒に盗聴器を探しましょう!」は治療的には悪手。苦しい妄想の世界をより深めてしまうことになる。じゃあどうするのかと言ったら「常に誰かに聴かれている・見られていると感じる苦しさ」に共感する。
「帽子被せていい?」「手繋いでいい?」「(玄関の)ドア開けていい?」とテンション高めに言ってそのたびに「わぁ、やらせてくれてありがとう!」と返していたらいつの間にか園の近くまで着いていた。ここ最近いつも登園するしないで毎朝お互いすり減ってたのに、機嫌良く家を出られてビックリしてる。
「トマトは鳥さんや動物さんに食べてもらうことで種を色んな場所に運んでもらうんだよ。でも小さい時は食べられないように緑色をして葉っぱに隠れてるんだよ。そして大きくなったら赤く目立ってもう食べてもいいよー、トマトはここにいるよーって鳥さんや動物さんに教えてるんだよ」
息子があまりにも私にくっついて回るものだから「お母さんのこと好きすぎじゃない〜?なんでなの?」と冗談めかして聞いたら「おかあさんかわいいし、おもしろいし、ぎゅしてくれるから」なんて返ってきてびっくりしたし、育児のご褒美期間ってあとどれくらいなんだろうなどと考えた。尊し。
息子もよくわからないけど母のテンションに釣られていつの間にか園についてしまいポカンとしてた。「今日も大変なんだろうな嫌だなと」と身構えるより楽しく過ごせた気がする。 なお今はハイテンションの反動で家のソファでひとりぐったりしてる。ふぅ……
今朝、息子と園に行く行かないのやりとりで園に向かったり戻ったりしてる時に、突然プツッと糸が切れて「もう毎日こんなやりとりするのお母さん疲れたよ」と泣いてしまった…。息子は「おかあさんとずっといたいんだよ」と言う。一生それが許されるならそうしたい。でもそうはいかないんだよ。
「この世界では終わりがあることの方が特別なんだよ」なんて言い出したもんだから哲学に片足突っ込みつつ、最後には「数字に終わりがない理由はお父さんお母さんもわからないからいつか勉強して教えてね」という情けない答えで締めくくってしまった。そんなお風呂での出来事。出る頃にはゆでだこだった
マジレスするとこの世にママ垢ルールなんて存在しないし、みんなどんどんラーメンでも寿司でもケーキでも食べてTLを埋め尽くしてほしいし、筋トレして美しくなったウエストを見せつけてほしいし、子育てで忙しいのを理由にだらだらツイッターばかりやってる自分のことも許して欲しい。みんなえらい。