shinshinohara(@ShinShinohara)さんの人気ツイート(古い順)

826
コメはそうしたカビ毒の心配がない。温暖湿潤の気候にもマッチしている。様々な穀物を見渡した上で、コメは、日本の穀物生産を考える上で、やはりかなり向いてる穀物だと言える。穀物生産を日本で行うなら、やはりコメが向いていると言えるだろう。
827
しかし「儲かる農業」を推進するあまり、コメがないがしろにされている。作っても儲からないし、農水省も世論に押されて補助しにくくなったから、よけいにコメは儲からず、生産から離れる農家が増えている。コメは安すぎて、大規模農家でもあまり儲からない。手を出したくない作物になりつつある。
828
コメをやめたら、日本の穀物生産は壊滅的になるだろう。小麦生産も頑張るべきだとは思うが、なにせ気候の相性がよくない。コメのようには増産がしにくかろう。 アメリカが穀物に事実上の輸出補助金を出している状況では、穀物の価格で勝てない。「儲かる農業」を考えてるうちは、穀物生産はムリ。
829
ただ、日本もアメリカのように農家に所得保障したくても、農家がまだ多すぎるという問題もある。農家が多すぎれば、所得保障の金額が大きくなり過ぎて予算が膨れる。コメ農家が十分に減り、大規模な農家が少数になれば、政府も無理なく所得保障できるかもしれない。
830
戦後昭和の日本は、アメリカの属国のようでありながら、面従腹背でなんとか安い小麦の流入も高い関税をかけることで押し止め、コメの生産を守ることで、ギリギリの食料安全保障を守ってきたとも言える。しかしここに来て、農協批判、コメ農政批判が高まり、世論が背中から銃で撃つ格好。
831
日本は自ら、「儲かる農業」の呼び声を高めることで、穀物生産から完全に手を引き、アメリカに胃袋を牛耳ってもらう政策を取らざるを得なくなっている。 日本はどうせ当面、どれだけ頑張っても食料を完全自給できない国。だけど、穀物生産を完全にやめてしまうほど無防備でよいのだろうか。
832
私は基本、農業も儲けるべきだと思う。思うが、「儲かる農業」を推進してばかりだと、日本から穀物生産を消してしまいかねない。そして、補助金つけてまで安く穀物を輸出してきたアメリカの戦略にまんまとはまる国の一つとなる。それでもよいのか?という問いを、立てる必要があるかもしれない。
833
まとめました。 「儲かる農業」の掛け声の裏で|shinshinohara #note note.com/shinshinohara/…
834
新型コロナはワクチンの普及もあり、死ぬ病気ではなくなりつつある。残る懸念は後遺症。私の知人で後遺症に苦しんだのは四人。そのうち一人は二ヶ月半「重力に逆らえない倦怠感」で苦しんだ。公務員でなければ退職に追いやられていたかも。二人は一ヶ月近く苦しみ、一人は2週間、現在進行形。
835
このニュースを見て最初に思ったのは「貧困対策の現場から話を聞いてるのだろうか?」という疑問。 米を炊くのに、炊飯器なら電気が必要。鍋ならガスが必要。何より水が必要。しかし貧窮しているご家庭は電気・ガス・水道の料金支払いができず、止まっていることも。 news.yahoo.co.jp/articles/5d089…
836
米が届いても、ガスや電気が止まっていたらご飯を炊くことはできない。家賃が払えなければ住むところも失う。シングルマザーを支援する辻由起子さんのご活動を拝見すると、仕事を失い、ガス電気水道を止められ、家賃も滞納してついに家も失い、家財も何もない状態になってSOSを初めて発する方も。
837
そうした方々の場合、 ・まず住むところの確保 ・電気ガス水道の生活インフラ確保 ・仕事の確保 ・炊飯器や手鍋、冷蔵庫などの最低限の家財の確保 が必要。それらの確保には、現金が必要。米10キロをガス代の代わりに収めることはできないから。
838
中には、夫からのDV(家庭内暴力)に耐えかね、母子が身一つで逃げてきて、現金も家財も住む家も何もなく、SOSを発せざるを得なくなった人も。最近は高学歴のシングルマザーの困窮も増えているという。自身が高学歴で仕事のキャリアもあり、夫も高給取りだったのにまさか、と。転落早い。
839
支援を受ける立場にまさか自分がなると思いもしなかったのに、あれよあれよと困窮し、子どもを連れて途方に暮れ、やむなくSOSを発する人も。そうした人は、住む家も家財もなく、電気ガス水道といった生活インフラを確保するための最初の現金がままならない。辻さんは持ち出しでそれらの人を支援。
840
こうした方々の生活再建を行うには、まず現金が必要。米が来ても炊くことすらできない。ガスや電気を止められていては炊くことができない。米10キロの政策を考えた人は、本当に困窮している人たちの現場の話を聞いているのだろうか?私は聞いていないような気がしてならない。
841
もしかしたら、米を自分でろくに炊いたことがない人が政策決定したのではないかとさえ考える。自分で米を炊いていれば、水で米をとぎ、炊飯器のスイッチを自分で押さなければならない。そうすれば、水道と電気が必要なことがわかるだろう。手鍋で炊けばガスが必要なことも。
842
自分で米を炊いたことがないから米10キロという政策を思いついた気がする。 「現金を配っても親が使い込んで子どもが飢えたまま。だったら米の現物支給ならより確実に子どもが飢えずに済むだろう」と頭の中の想像だけで政策を考えたのではないか。
843
そもそも、電気ガス水道家賃の支払いもできないほど困窮しているご家庭に米だけ送っても支援にならない。子どもが飢えるほど困窮しているご家庭では、電気ガス水道家賃というインフラの支払いが滞っていることが多い。これらインフラがなければ食べるという行為にすらたどり着かない。
844
大切なのは、そこまで困窮せずに済むよう、雇用が確保され、また体調不良で休んでも生活ができる蓄えもできるような給与水準であること。体調を崩したりケガしたりして働けない状況が少し続いただけで一気に困窮することになる、カツカツの状況の方が今の日本では少なくない。それだけ給与水準が低い。
845
そして、高学歴で高スキルの女性でも、幼い子どもを抱えるシングルマザーだと一気に困窮するのが今の日本社会。働き口が不安定。給与水準も低く、キャリアアップと口で言うのはたやすいけど極めて困難。
846
米10キロの政策は、現場の声を聞いていないようにしか思えない。想像の産物でしかない困窮家庭への勝手なレッテルを貼って(親が放蕩してるなど)決めてかかった政策に思われてならない。 電気ガス水道家賃の確保に必要な現金よりも米10キロの方が安く済み、ニュース性があるから選んだのでは。
847
いま、子ども食堂やフードバンクを充実させようとしている。しかし私には、「比較的お金がかからずに済む政策」を政治家がしているだけのように思えて仕方ない。 ナイチンゲールの実家は裕福で、貧困家庭にパンを渡す支援活動をしていた。これらの活動は当時、金持ちに人気だった。
848
パンを配ることで自分は慈善をやってる有徳者のような気分を味わえる。それでいて、困窮家庭を真に自立させるのに必要なお金を支払わずに済み、安上がり。金持ちの虚栄心を満たしつつお金をあまり使わずに済む、そして貧富の格差を固定する実に好都合な対策が、食事の現物支給だった。
849
だからナイチンゲールが本気で「苦しんでいる人達を助ける看護師になりたい」と言ったとき、ナイチンゲールの実家は猛反対した。貧困対策は実物支給でお茶を濁せばよいだけなのに、真剣に取り組むなんて!ナイチンゲールの姉などは昏倒してしまうほど。
850
大阪の米の現物支給は、ついに戦前の社会状況に逆戻りしたことをうかがわせる。戦前の金持ちは雇用を増やし給与を増やすというお金のかかる政策を嫌がり、現物支給するという金のかからない、それでいて慈善活動をしている気になれる方向に熱心になっていたが、どうやら現代日本もそうなりつつある。