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相手がソソクサと逃げ帰るのを見届けて、コロッと忘れたように子どもたちと遊んだろうな。
今の人は大人しいから、こうした「怒鳴ったもん勝ち」が増えてる印象。ケンカしたことがないからケンカの呼吸も分からない。ケンカは、相手の心づもりより先手走るのが大切。
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誰もが誰もを必要とする社会。誰もが居場所を見つけられる社会。それを目指す必要がある。ベーシックインカムでも欠けがちな視点。お金や生活手段の提供だけでなく、いかに社会が全ての人に居場所を提供するか。そうした社会設計が必要になってきたように思う。
953
どんな人も、頼りにされる場所、いないと寂しいと言ってもらえる場所があれば、そよ社会は安定し、活気のある社会となるだろう。この発想の欠けた社会は、たとえたべることができても不安定化する恐れがある。為政者はそのことを忘れるべきでないと思う。
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濃厚飼料の自給率は平成元年で12%だという。9割の酪農家は、輸入した濃厚飼料を使わなければならない状況。国産のを増やしたくてもそんな急に調達できない。不可能なのに「努力不足」と切り捨てるのは、ちょっとなあ。
maff.go.jp/j/zyukyu/zikyu…
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農家が減ればどうなるのか。農業のことが忘れ去られやすくなるかもしれない。
江戸時代には、約8割が農民だった。第二次大戦が終わったときでも、45%は農家。都市住民でも農家出身が多く、農家の政治力はとても強かった。なにせ、票があるから。
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人間はなぜ期待に応えたくなるのだろう?期待されるということは注目を集めるということ。人間はどうやら「視線を食べる」生き物らしく、幼児はよく「見て見て」という。自分に注目してほしい、という欲求があるのだろう。次なる視線を獲得するためにも、期待に応えたく鳴るのかもしれない。
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そもそも。
若い世代の給料の低さ、非正規雇用の高さ、税金の高さ、保育・教育環境…根本的な政策をなんとかしてもらわないと。
「お米」という目くらましではなく、根本解決が必要です。
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余裕を生もうとして余裕を失う皮肉な現象を、ミヒャエル・エンデは「モモ」という作品で描いている。効率化すれば余裕が生まれますよ、といううたい文句で始めるものの、実際には効率化競争の嵐に巻き込まれ、全員が余裕を失うという皮肉な結果になりやすい。
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リチャード・ウィルキンソン「いかに経済格差が社会に支障をきたすか」というプレゼンでも示されているように、格差を放置すれば富裕層も引きずられるようにデメリットが起こる。乳児死亡率はどうしたわけか、格差のある社会では富裕層でも高くなる。
digitalcast.jp/v/11187/
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私は基本、農業も儲けるべきだと思う。思うが、「儲かる農業」を推進してばかりだと、日本から穀物生産を消してしまいかねない。そして、補助金つけてまで安く穀物を輸出してきたアメリカの戦略にまんまとはまる国の一つとなる。それでもよいのか?という問いを、立てる必要があるかもしれない。
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東大京大じゃないけれど、旧帝大の学生で、理学部の学生を私は指導することが多いのだけれど、食品・飲料メーカーに就職したがっていた学生、無理だった。理学部は勉強の面で非常に難しいのだけれど、その分野の企業に就職する場合、農学部の人間は超有利だった。
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せめてそういう省略言葉やカタカナ語は、吹き出しに「こういうこと」って書いておこうよ。ちなみに、辞書的な説明書いてもわからんからね。そこで何を書いてほしいのかを説明してもらわんと。
そういう書類が増えてきた。その分、時間取られる。やーめーて!
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農水省はコメばかりにこだわるのをやめ、儲かる農業を推進しろ!という声がこのところ、大きかった。国民からも政治家からも批判の大合唱で、さしもの農水省も世論に負け、コメを優先する政策を改めようとしている。そしてコメも、アメリカに対抗して安く作れるよう、生産性を高めようとしている。
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日本から目立った産業が失われ、貧しかったはずのアフリカも産業的に勃興してくれば、日本の技術が陳腐化し、稼げなくなるかもしれない。そんなとき、カロリー稼げる穀物生産をやめてしまっていて、本当に日本の食料安全保障は大丈夫だろうか?稼げなくなれば食料を輸入するお金もなくなるのだから。
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「勝ちにこだわる」考。
為末大氏の「全国大会は高校生から、中学生までは全国大会がなくてもよいのでは、勝てる子はそのスポーツが好きになるけれど、そうでない大多数の子が運動そのものを嫌いになってしまうから」という内容の提言を紹介したら、同意する人も多い半面、勝ちにこだわる意見も多数。
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大人になったら、問題点を指摘することと、そこに感情をのせて構わないと勘違いすることを区別する必要があると思います。現在の日本人は「怒っていい」理由探しをしがちで、これなら怒ってよい、というのに甘えがち。私はそれ、あまりよくないと思っています。 twitter.com/bluehopicorn/s…
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食糧危機は決して起こしてはいけない。けれど、食料をただ作るだけでは食糧危機を回避し切れない。食料は、農業は、経済システムの中で妙な動きをすることが多い。それはなぜなのか。迫られるだけ迫ろうとしてみた本。
amazon.co.jp/%E3%81%9D%E3%8…
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「最近顔を見なかったねえ。寂しいやんか」と言ってくれる場所は、また来ようかな、と思える。頼りにしてくれる、いないと寂しいと思ってもらえる場所が「居場所」なのかもしれない。フードバンクも子ども食堂もベーシックインカムも、「与える」ことばかりになりがち。でも大切なのは頼りにすること。
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法治国家が成立するのに大切な前提条件がある。すべての民を守ること。もし法律が一部の人間にだけ有利なものに設定された場合、国家そのものが盗賊化し、法律を破らねば民を守れなくなる。そのとき、法治国家でいられなくなる。竹中氏は盗賊国家へと法を捻じ曲げていく。 twitter.com/0840shoo/statu…
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まとめました。
教師や警察官の子どもがグレることがある理由|shinshinohara #note note.com/shinshinohara/…
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反対する理由は、もし農業用水の水路を修復してもらうと、農業振興地域の指定がかかり、田畑を売って宅地にするということができなくなってしまうから。
こうした事例が全国的に起きているかも。実際、農業関係者の集まるサイトで尋ねてみると、似たような話が続出しているらしい。
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石油が採れづらくなっている。石油を採るのにかかったエネルギーより、たくさんの石油エネルギーが採れなければ、経済的にもエネルギー的にも意味がない。石油が噴水のように吹き出していた時代は、採掘エネルギーの200倍の石油が採れたという。しかしシェールオイルは10を切っている。
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この記事は2019年に思い出して紹介したものだけれど、実際に起きたのはさらに数年前。この記事にも書いたように、母親は必死に子どもを静かにさせようとするけど子どもは気にせず大騒ぎ。電車に乗り合わせた大人たちは不満げな怒りの表情で、「親がなんとかしろ」オーラ。
corobuzz.com/archives/141255
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まとめました。
食品ロスは「安全余裕」|shinshinohara #note note.com/shinshinohara/…