平田オリザ(@ORIZA_ERST_CF)さんの人気ツイート(いいね順)

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今般のウイルス禍収束の暁には、劇団葬として、お別れの会を開催させていただく予定でおります。詳細は決定次第、お知らせいたしますが、現状の混乱を鑑み、発表がしばらく先になること、ご容赦ください。 謹んで、ご冥福をお祈りいたします。 oriza.seinendan.org/hirata-oriza/m…
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クラウドファンディングとは、まったく関係ありませんが、「三浦基氏のモラルハラスメント問題について」と題してブログを更新しました。 oriza.seinendan.org/hirata-oriza/m…
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なお、ご遺族のご意向により、葬儀は4月29日に近親者のみで執り行われました。時節柄、私も出席はかないませんでした。発表は葬儀のあとというご意向に沿って、本日の告知となりました。 oriza.seinendan.org/hirata-oriza/m…
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本日、午前中に中貝宗治豊岡市長と緊急協議をして、以下のことを決定しました。  新型コロナウイルス問題の初夏までの収束が条件となりますが、豊岡演劇祭では、この春に公演を自粛せざるを得なかった団体(劇団やダンスカンパニーなど)や個人を支援する枠組みを作ります。
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以上、偉大なる叔父、大林宣彦の追悼のために。 合掌。 天国で8ミリを回してください。
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大林伝説は数々あるけど、私が父から聞いたものの一つは、あの年代の男性では珍しくピアノが弾ける大林さんは、楽譜を見ながら口笛を吹いてフィルムにはさみを入れていく。それを後からつなぐとメロディと画面が完璧に一致していたというもの。
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上演中止は、若い劇団にとっては、集団の活動が今後継続できなくなる(一般企業でいうところの倒産)ほどの打撃となります。それが分かっていても劇場側は劇団に上演中止を申し渡さなくてはなりません。
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野田さんは「いかなる困難な時期であっても、劇場は継続されねばなりません。」と書かれています。上演が中止になっても劇場という機能は継続します。春休み後も休校措置が続くようなら、開館なった江原河畔劇場は地域の子どもたちのもっとも楽しい居場所、遊び場、そして表現を学ぶ場所になるでしょう
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週に二、三度の散歩が健康維持に必要なように、週に一度程度、芸術に触れることは、人生にとって、とても大事なことだと私は思います。もちろん、「散歩なんかしなくても俺は健康だ」という人がいるのと同様に、「芸術なんて必要ない。好きな奴だけやっていればいい」という人もいらっしゃるでしょう。
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トキワ荘の青春のような実話。そして私はその申し子だ。 だから私には、若い才能を世に送り出す責務がある。 こんな物言いを芸術家はしていいのだと、いや、あえて、しなければならないのだという世界標準を教えてくれたのも大林さんだった。
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「補償を受ければいいではないか」というご意見もあるかと思いますが、残念ながら現実的ではありません。日本の小さな劇団は法人格も持っていないので、公的補償は難しいでしょう。ここでも劇場が受け皿となって、なんらかの「支援」をするしかありません。
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自分の専門分野について、その社会的な位置づけや意義を語っただけで、「どうして自分のことばかり言うのだ!」とか「上から目線!」「選民思想」と言うのなら、日本中の科学研究費の申請書は、すべて上から目線の選民思想ということになってしまう。
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演劇は通常、延期が非常に難しいジャンルです。私たちの劇団のフランス公演も「中止」となりました。また一方で、いつ収束するかがわからないので、多くの劇団はギリギリまで上演を目指して稽古を続けます。
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政府も専門家会議も、外に出るなとは言っていません。散歩や美術鑑賞などは推奨されています。ですから私は、美術館や図書館は、入場制限などを設け、除菌、換気を繰り返しながら開館を継続するべきだと考えます。
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自由な表現をしたければ公的な資金を受け取るなという人がいます。しかしそれだと芸術が資本の論理、市場の原理だけに任されて、届くべきところに届かなくなります。私たち芸術家が公的支援を受けるのは、芸術家の生活のためではなく、それが社会にとって、医療や教育と同じように必要なものだからです
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放送より、少し長めにまとめていただいています。 「文化を守るために寛容さを」劇作家・平田オリザさん|けさのクローズアップ|NHK おはよう日本   nhk.or.jp/ohayou/digest/…
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「ああ、もう新しい時代が来た」と父は映画監督の道をあきらめたが、「あとから考えると、あんな奴は宜彦君以外いなかったので、ちょっと判断を誤った」と後悔していた。
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(演劇は興業の部分を含みますので、ここでも受け止め方に混乱があることは仕方ないのですが)私たちアーティストサイドは、芸術を教育や医療、あるいはポーツ(身体を動かすこと)と同等の公共性があると信じています。もちろん、そうは思っていない方もいらっしゃることも理解しています。
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繰り返しになりますが、「教育と芸術を同等に扱うな」というご意見があることは重々承知しています。しかし、同等に扱うという見方もあるのだというレベルではご理解をいただきたいと思います。
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その姉は勉強ばっかりしていて料理などからきしできず、恭子おばちゃんが、その面倒を見なければならなかった。「だから結婚はできない」と恭子おばちゃんは大林さんに言ったらしい。そこで二つ隣の部屋に住むしがない作家志望と、その姉をくっつけることになった。それが私の父と母。
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日本でも、東日本大震災の際に、公的助成が決定している公演は、中止となっても、すでに確定している支出に対しては助成の対象とするという措置を執りました。今回も同様のことが期待されますが、これは、あらかじめ公的助成の対象となっている公演に限られます。
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父の死ぬまでの自慢は、「大林に最初に16ミリを持たせたのは俺だ」というものだった。
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実は演劇界では、ここ数年、出演者のインフルエンザの発症と、それに伴う公演中止が相次ぎ、制作者間では問題となっていました。物理的に上演ができない場合は仕方ないのですが、感染予防にどこまで責任を負わなければならないのか議論になっていたのです。
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私たち芸術監督には、観客の安全を第一義に考えながら、若いアーティストたちの表現の場を守る責務があります。一方で劇場から感染者が出れば、その責任を取るのも館長や芸術監督の仕事です。ですから危険な公演があれば、私たちにはそれを止める責任があり、その権限が付託されています。