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母がなぜスピリチュアルに傾倒したかというと「妹が自閉症だった」からなんだよね。水に触れ無かったり暗闇でパニックになったりする事を母は「霊障」だと考えてしまった。というか霊障のせいにしないと現実と相対出来なかったんだろうと思う。母は自分の娘が自閉症だとはどうしても認めたく無かった。
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妹の事を「霊が見える子」「神様と交信出来る子」として扱う事でなんとか心を保っていたのだと今なら分かる。これが妹や私たち家族に不幸を齎した事は言うまでも無い。
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大学時代に心が疲れてしまって動けなくなった時にゼミの先生に相談したら「今の気持ちを感じ切って辛い苦しいと飽きるまで言えるようになったら楽になるからなるべく外に出すんだよ」と言われてなんだか救われたんだよね。今振り返ると先生も苦しい思いをした事がある側の人だったんだろうなと思う。
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早期療育の弊害については今まで全く無いと思っていたんだけれど、ママ友に「診断がついてからどうしても可愛く見えない、障害児に見えてしまって辛い」とおっしゃるママさんがいるから超早期療育は一部の人には弊害があるのかもしれないと思った。
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という話もあるから2歳で二桁の足し算が出来なくても大丈夫だよと言いたい。むしろ夫の両親のやり方のような「勉強にプレミアム感を出す」事で勉強に恋をさせる戦略もある。
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うちの夫は幼少期から勉強に興味があって数の概念や文字を早く教えて欲しいとご両親にせがんだら「小学生になるまでダメ」とまさかの勉強を禁止され、小学生に上がるまで勉強に恋をして過ごしたらしい。そのおかげか小学生に上がってからは誰よりも勉強する子になり成績はいつも学年1位だったそうな。
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若い頃に婚活を兼ねて異業種交流会に参加しまくっていたんだけれどそこに「面白い事がしたい」が口癖のおじさんが一定割合居て、一体面白い事とはなんなんだろうかとずっと疑問に思いながら生きて来て最近になってようやく「青春要素があるビジネス」なのでは無いかと思い至った。
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おじさん達が男女問わず若い子と絡みたがる理由もこの辺りにあると思っていて「みんなでわちゃわちゃする」みたいな事が同年代とは出来ないのかなと。一方でおばさんは同年代とそれが出来るのであえて若い子を欲しない。
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息子氏、呼んでも振り向かないし発音も悪いし諸々で自閉症の診断が下りているんだけれど、今日耳鼻科に行ったら両耳の穴が耳垢で完全に塞がっていて今まで耳がよく聞こえていなかった可能性が出て来た。早く見つけてあげられなかった事を物凄く後悔している。
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先生のピンセットの先に石になった耳垢が乗っていて全員でドン引き。ホームケアでは分からなかった。
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耳垢発掘から1日後、今まで「よく分かったね」の発音が「ヨコカタネ」だったのが「よくわたったね」にバージョンアップした。確実に効果が出て来ている。
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私は親が毒親だったからなんとしてでも親よりまともな人と家族になりたくて結婚相手を早くから真剣に探し回ったんだけれど、親と仲が良い人は「20代で婚活なんて早すぎない?」という価値観らしく育った環境の影響の大きさにびっくりさせられる。
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友人が「意味のない置物を買うのが好き」と言うからてっきり「木彫りの熊」とかそういう類の物だと思って聞いていたらインテリアとしての花瓶や洋書の事だったらしく、人は自分の生活圏にない物は想像できないんだなと思った。
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友人がInstagramで新生児を旅行に連れ回しているストーリーを大量にアップしていてドン引き。「なんでみんなこの時期に旅行しないんだろう?親は凄く楽なのに」と書いていて、お付き合いをちょっと改めたいかもしれない。
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本当に、本当に言いたい。子供は親を選んで生まれて来られない。子供の命をもっと重く見てあげて欲しい。
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生まれてから30日経っていない&母子共に1ヶ月検診を受けていないそうです。本当に本当に危険。注意喚起です。真似する人はいないと思いますが、新生児期は家で休んだ方が無難です。
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母は「ともだち親子」に物凄く憧れがあって私に対して父とのセックスレスの相談を持ちかけるほど一時期はトチ狂っていたんだけれど、率直に言って子の私は地獄だった経験から「ともだち親子」に憧れを一切抱かずに育児出来る事は非常に良かったと思う。
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反面教師としては物凄く役に立ってくれている。
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私が言いたいのは親子である以上確実に権力勾配があるにも関わらず「ともだち」のような対等な関係になりたいと子側に大人の役割を押し付ける親にはなりたくないという事です。
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毒親育ちで良かった事No. 1「どんな環境にいても実家で親と暮らすよりマシだと思える事」
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毒親育ちはあえて自分からモラハラを選んで結婚してしまう傾向がある。これは幼い頃から親の顔色を伺い、徹底的に自分の気持ちを無視して生きてきたせいでモラハラに出会っても「誰かの役に立てている」喜びから最初はモラハラに気がつけないため。意外と周りは気がついていたりする。
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身も蓋もない話なんだけれど、日常生活が上手くいかず鬱屈とした気持ちの時はツイートがポンポン浮かんでくるのに日常生活が上手くいき始めるとたちまち何も浮かばなくなるから、Twitterは陰キャ向けアプリだと確信した。
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私は今まで人生を楽しむ事は邪道だと思っている節があったんだけれど、ピアノガチ勢の友人から「ピアノを楽しむなんかあり得ない。苦痛の中から真のピアニストは生まれる」と言われた時にハッとしたんだよね。私は人生を同じ様に捉えているなと。