「裁量労働」「リモート」の時代だからこそ、30代以降は仕事を上手くサボって副業や投資や転職活動くらい涼しい顔でできないと今後は生き残れないし、大きく稼げる人材にもなれない。そのくらい、社内で地道に頑張ってストレスに耐えて出世を目指しても長期的に得られるメリットが薄くなってしまった。
弊社がフルリモート継続してるのは、出社ルール作ろうとしたら社員が反発して大量に競合に転職しちゃって、やめたくてもリモートやめれないっていうお粗末な事情だし、リモート中の社員の勤怠管理できてる会社なんて存在しないし、そもそもオフィス出社してる社員の勤怠管理できてる会社も存在しない。
フルリモート大企業の、ほぼ働かなくても毎月お給料もらえる超絶ホワイトな環境をセーフティネットにして、会社員の仕事に費やす時間を最小限に抑えつつ、難関資格取得や転職活動や副業に自分のリソースを全振り。安全圏で挑戦しつつ、上手く結果が出たら退職して次のステージに行く。あると思います。
フルリモート勤務中、新卒3年目の若手社員とほとんど連絡が取れず、会議も欠席続き、全然仕事しなくてどうしたものかと思ったら、半年前から公認会計士の勉強に全振りしてたらしく、先日、無事に合格し、そのまま転職するそうで、挨拶もなしに退職して去っていきました。リモート新時代の幕開けです。
ある意味、日系大手企業が20代の若手社員たちに、「大企業ブランド」「家賃補助」「定時退社」という果実を与えてぬるま湯に浸からせ、いざ30代になって、家賃補助がなくなり、あれ?昇進しても年収あんまり上がらない?と気付いた頃には自分で相当頑張らないと転職できないって、罠なのかもしれない。
大卒初任給(学部卒)20万数千円程度の微妙な日系大手企業も、実はその他に家賃補助+10万だったり、なんやかんや手当で+数万円あったり、地方転勤だとさらに+5万円の出向手当が付いたりするし、残業なし定時退社の部署も多いので、見かけだけ初任給高いキラキラ企業より余程良い。新卒入社はJTC一択。
転職活動に慣れてくると、書類選考に通るのは当たり前になります。それは、別に自分の人材としての価値とかの話ではなく、「自分の経歴的に狙えそうな求人」の見極めができるようになるからです。職務経歴書の書き方で受かる落ちるというのは1割程度の話で、書類選考の9割は「企業選び」で決まります。
会社命令で希望もしてない国に海外駐在して家族も犠牲になる代わりに年収2,000万超えてますとか、3年〜5年ごとに地方転勤繰り返すのでライフプラン建てられないけど家賃補助出るので貯金できてますとか、悲惨なのよ。私はそれは嫌だったので日系大手辞めて、転勤なしで年収高い外資系に転職しました。
「英語を身につけたい」という人が多い一方で、「自分の特技である英語を活かせる仕事に就きたい」と長年悩んでいる人も実は意外なほど沢山います。私の大企業時代の同期にも、TOEIC満点や帰国子女でも英語使う仕事に就けなくて絶望してる人たちがいます。英語人材は、もうとっくに供給過多なんです。
去る者は追わず、気持ちよく職場を去れるように配慮しておかないと、結局は回り回って会社の不利益になる。今は転職口コミサイトに書かれたりもするし、退職者に鞭打つようなことをしてはいけない。
会社辞めた人を「裏切り者」扱いして、有休消化や退職手続きで嫌がらせしたり、退職前日まで仕事振ってゴリゴリ働かせたりする会社があるけど、そういうの絶対やめた方が良い。退職後、何かあった時に助けてくれなくなるし、「あの会社はやめといた方が良い」と噂にされてしまう。人事異動とかも同じ。
・メールが誤字脱字だらけ ・事前に送った資料を読んでいない ・「調べるより直接聞いた方が早い」と思ってる ・仕事を右から左に丸投げする ・「今ちょっといいですか?」と急に打ち合わせを始めたがる ・「明日AMまでに回答をお願いします」など謎に緊急の依頼をする 仕事ができない人の特徴です。
ストックオプションで30代で億超え資産を手に入れた友人が、「仕事がしんどい。出世欲もないし、最悪会社クビになっても生きていけるけど、会社辞めてもやること何もないし50歳くらいで死にたい。もう終活に入ってる」と言ってて、結局FIREできても「生きがい」がないと人はダメになるんだなと思った。
仕事してて本当にストレスが溜まるのって、「上司のパワハラ」とか「残業続き」みたいな分かりやすい話ばかりじゃなく、「チームが何を目指しているのかよく分からない」「偉い人の気分次第で目標がコロコロ変わるので、いくらやっても無駄に思えてくる」といった、虚無感・無力感の方が多い気がする。
社員が会社を去っていくとき、本人から語られる「退職理由」のほとんどは本音ではないという事実を、管理職全員、もう少し認識した方が良い。
外資系やベンチャーに転職するときは、「どのポジションで入るか」を間違えると地獄を見ます。日系大企業で課長代理だったからって、そのまま適当に控えめなポジションで入社すると、本来狙える役職の2ランク下だったりしてめちゃくちゃ損します。実際、40歳くらいで派手に間違えてる人、結構います。
仕事って、本当に「上司ガチャ」だよなぁと最近思います。ホワイト企業でも、上司がマイクロマネジメントでパワハラタイプだと、自分の職場だけブラックになってしまう。上司が上にペコペコしてるだけで指示がフワッとしてるタイプだと、仕事が上司の介護になってしまい、モチベーションは上がらない。
ストレスチェックは「実施しました!」って言うためにやってるし、職場環境アンケートは人事部の「仕事してる感」を出すためにやってるし、働き方改革はまるで何かが「改革された」かのように演出するためにやってる。 「職場を良くしよう」という試みは、大抵、社員のためではなく会社のためのもの。
同じ会社で10年以上働き続けている人に、本当に優秀な人はあまり多くない。中途採用の面接してると、たまにそう思う。ガチで優秀な人材なら独立か転職した方が余程稼げるはずだし、好奇心と向上心があるので一つの場所に留まらない。「この仕事が好きだから」と言う人は大抵その仕事しかできないだけ。
「やりがいがある仕事」「楽しい仕事」なんて存在しなくて、「自分が仕事を楽しめる精神状態かどうか」がほぼ全てなんですよね。だから結局は、仕事は「業務の内容」で選ぶより「自分にとってストレスの少ない職場」を見つける方が大事。「楽しい」より、まず「嫌じゃない」仕事を見つけるということ。
大手有名企業から面接受けに来る人、職務経歴書はご立派なのに、高確率で面接ボロボロで一次面接で即死なさっている。致命的なのが、「なぜその結論に至ったのか」「具体的にどんな分析をして施策を検討したのか」などの質問にほぼ答えられない。上司に言われた通りに仕事してるだけの人に価値はない。
会社員はとにかく図太く生きた方が得。会社は自分の人生の面倒は見てくれないし、雇用される側である以上、どんなに会社を愛して利益に貢献したところでリターンは少ない。「会社」とは自分の目的に辿り着くための「乗り物」のようなものだから、目的地まで行けなそうならさっさと乗り換えないとダメ。
「残業のない会社に転職したいです」と言う人が意外と多いですが、「残業のない会社」なんて、この世に存在しません。存在するのは、「仕事をテキパキ片付けて定時退社できる人」、「毎日ダラダラと働いて残業するのが常態化している人」、「別にやることもないのに残業代稼ぐために残ってる人」です。
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