「服ってどうやって作ってるんですか?」ってよく聞かれるのですが、実はかなり荒いラフ画から始めてます。 というのも、100%整えてから進めるよりも、荒い状態から仕上げていく方が、結果的にかなり早く仕上がるんです。以前のユニセックス制服もこんなラフ画から作りました。でもこれは内緒ですよ✨
教職に就いて間もない新人の頃、すごく熱心に丁寧に教えてくれる先輩がいた。ある日 「何でそこまで手間暇かけて教えてくれるんですか?僕は後輩にそこまで出来ませんよ」って言ったら、 「覚えておき。教えた方はもっと出来る様になるんよ」って。 教員としても人としても、教える事の本質を学んだ。
もしも、車椅子が当たり前の世の中だったら… ってふと考えた。自分だったらどんな服を着ているのかな? 座ったときに一番綺麗に見える服… 例えば、着座した時に膝が直角に曲がる服があったら、膝ラインが綺麗に見えたりするのかも?って想像を形にしてみた。 良いか悪いか自信はないけれど✨
起業をする際 「どんな施設があったら嬉しいですか?」 と沢山のお母さんに聞いた。 返ってきた答えは 「殺風景な施設は嫌」 「薄暗いのはげんなりする」 「古臭い所はなんだか…」 言葉は皆違うけど 言ってる事は皆同じ。 明るく華やかなところに通いたい。 だから私は『福祉✕オシャレ』に拘る✨
昨年、ある男性から 「車椅子に座ってると、ジャケットの後ろの裾がクシャクシャになるんだよね…」 って相談があった。 なので、裾の後ろが短めのジャケットを昨年作ったところ、結果は思った以上に好評。 誰かのお困り事からでしか、形にできない僕にとって、必要は発明の母なんだよなぁ✨感謝
現代の社会生活における困難 がある事を、日本では「障がい」 と呼ばれている。 けれど、間違っても 障がい=劣っている ではない。 児童福祉施設を 経営していて思うのは 苦手な凹に焦点を当てるよりも 凸に目を向け伸ばす支援 そして愛情を大切にしたい。 正解不正解は無いけれど 私はそう思う。
以前、腕に麻痺のある方からこんな相談が。 「麻痺のある腕を袖に入れるのって結構大変で…腕を袖に通しやすいジャケットがあったらなぁ…」って。 だから、脇のアームホールを広くしたジャケットを作ってみたら 「見た目以上に楽!」って反応が返ってきて、少しの工夫って大切よねって実感した件。
遅ればせながら。新年あけましておめでとうございます🎍 2年前に始めたtwitter。気づけば約4万人の皆様とご縁をいただき、本当に有り難うございます🙇 そして、今年はいよいよパリコレ挑戦の年‼️ 障がいがあっても無くても、すべての人が輝ける世の中を、皆さんと一緒に作っていこうと思います✨
昨年、知人に「車椅子だと足元って冷えるんだよね…温かくて簡単に着脱ができる物があればなぁ…」って言われた。確かに冬は足元に毛布をかけている方もよく見る。だから、中は厚手のキルトで表は風を防ぐレザー、しかも着脱が簡単な巻きスカートを作ってみた。誰もが快適な世の中にしたいよね✨
以前にも呟いたけど、片側に麻痺のある方がこんな話をしてくれた。 「麻痺のある腕を袖に入れるのって結構大変で…片方が袖の無い服があったら楽なんだけどなぁ…」って。 だから、前後が同じデザインで、左右どちらの麻痺の方々でも着れる服を作ったら大好評。 誰もが楽しめる世の中を作りたいよね✨
前にも呟いたけど、以前バスを待ってたら、品の良いお婆さんから突然声をかけられた。 「ちょっとお兄さん。その服装とっても素敵ね。男性が女性用の服を着ると、より華やかになるから良いわね〜✨素敵な服装を見れたわ、有り難う」 と言って、去った貴方の感性と柔軟さこそが、私は素敵だと思います✨
今年、ある女の子から、「車椅子だと着物って苦しいし、お手洗いも大変で…だから成人式に行きませんでした…」って聞いて、 誰でも楽に脱着ができる二部式(セパレート)にして、袖もマグネットで折り畳めて、車輪に絡まない着物を作ったら、結果は大好評。誰もが楽しめる世の中にしていきたいよね✨
私は児童福祉施設を経営している。 以前、施設を開所するにあたり、テナントを探していたんだけど、 『障がいのある子供たちが通う』と言う理由だけであっさりと拒否された。門前払い。。 私自身もADHDだけど…何だかなぁ… でも、そんな偏見を無くしていける世の中を、みんなで作っていきたいよね✨
以前にも呟いたけど、福祉って儲けちゃいけないイメージが世の中にはある。 医者が高級車に乗ってても、しっかりお仕事されてますねってイメージ。 でも、福祉の経営者が高級車に乗ってたら、なにかイケナイ感がある。何だか…変だよね。。 もっと福祉を若い人から憧れられる仕事にしたいよね。
以前ある人から「福祉は3Kの業界だよ」って聞いた。キツイ、汚い、危険か… 世間のイメージはそうかもしれない。でも私は「福祉✕オシャレ」で、その世間の福祉に対するイメージを、 イケてて 生きがいのある いい仕事 の「 3I(アイ) 」に変えたい。 愛の溢れる福祉業界にしたいよね✨
以前「お洒落な児童福祉施設を作って、通う親子がもっと明るい気持ちで通えるようにしたい」と言ったら 「内装に拘っている暇があったら、もっと療育に拘りなさい」と叱られた…。お洒落と良い療育は別物だし、療育を蔑ろにした覚えはない。そんな固定観念を覆したくて、施設を作り続けちゃいました。
以前、腕に麻痺のある方からこんな相談が。 「麻痺のある腕を袖に入れるのって結構大変で、お洒落な服に袖を通せなかったのが悔しかった…」って。 僕も悔しくなったので、スナップボタンで袖になったり、そのまま腕に被せると袖の様に見える上着を作ったら、「最高」って言ってもらえて嬉しすぎた件。
駅で電車を待っていたら、見知らぬご婦人から、「ちょっといい?貴方とってもお洒落ね。アパレル業界の人?」って聞かれたので 「いえ福祉です。業界のイメージを、少しでもお洒落に思ってほしくて…」と言ったら 「私も福祉のお仕事してたの。貴方のその氣持ち、応援してるわ✨」って、最高のエール😭
福祉はダサい? 障がいのイメージは薄暗い? 今はまだそうかも。でもね、、福祉や障がいのイメージは、次の時代に、次のフェーズへ移行していく。 車椅子☓ファッションは、きっとこれからの「オシャレ」の最先端をいく。 次の時代の合言葉は『THIS IS ME』だ✨
随分前に呟いたけど、以前電車の中でご老人に席を譲ったら、 「兄ちゃんはスカート履いとんのか?ワシも若い頃は袴を穿いとったんや。よう(良く)似合っとる」とお褒め頂き、さらに 「スカートも袴も似たようなもんや。大事なんはカッコええかどうかや!」と言うお爺さんの心意氣がカッコ良すぎた件。
ある介護職員から 「車椅子のお年寄りの方が、お孫さんの結婚式でフォーマルを着たいって言うんだけど、スボンの着脱が大変で…」という話を聞いて 着脱が楽なジッパー型の巻きスカートを、ちょうど一年前に作ったけれど、新しいフォーマルがもっと増えたらいいのにな〜と、あらためて思う今日この頃。
「bottom'all」(ボトモール)。 全ての人(all)が穿けるボトム(bottom)。 ユニバーサルデザイン(UD) ✕ モードで、「 Next UD 」の時代へ。 障害の有無も、性別も、年齢も、 全てを超えていけ! 世界中のすべての人に、オシャレという名の自由を✨
過去に14年間、教職に就いていたけれど、一貫して「人は成長する」と言い続けてきた。私が二年前に服を作り始めた時、ボタンを縫うことすら出来なかったけど、二年経った今も、相変わらずボタンは縫えない。「長い目で見るってことも、人を育てるうえで必要だよな…」と自分に呟きかける今日この頃。
今日はグッドデザイン大賞2021を受賞したオリィさん@origamicatに会うため、分身ロボットカフェDAWNへ😊 オリィさん自作の新作車椅子も、今度見せてもらえるとのこと!超楽しみ♬ぜひパリコレに持って行きたいなぁ〜✨新たなコラボの予感が😆 別れ際に、オリィさんも bottom'all を穿いてパシャリ✨
車椅子に座ったままでも着脱ができたり、ベッドに寝ながら穿くことができたり。実は巻きスカートって、めちゃくちゃ機能性が高い。着脱がしやすく且つカッコいい服があれば、障がいがあっても無くても、自由にお洒落を楽しめる人がもっと増えるのかな😊福祉業界から作るお洒落な服があってもいいよね✨