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知能検査の結果(点数)を上げる事が療育・支援・教育の目的じゃないよ。生活の困り感を少しでも減らすことが目的だよ
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「配慮してほしい」
に対して「具体的にいえよ」って保護者にかえす先生がいるとするなら、その前にちゃんと個別指導計画確認して話し合おうね。
具体的に提案をするのは誰やねん😊
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書きが苦手な人は通常の数倍、黒板を見ている
読みの苦手な人は通常の数倍、教科書を見ている
「ちゃんと見なさい」ほど的外れな指摘はない
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ASD特性での感覚の問題は「感覚過敏」ばかりが注目されがちですが、過敏と低登録(「鈍麻」)は裏表。さらに感覚探求(刺激を求める)と回避(刺激を避ける)といった側面から「感覚の偏り」としてとらえていきましょう。感覚の問題は表面化しているもの以上に多いと考えておくとよいです。
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誤解しちゃいけないのは
反復練習は大いに結構な事だが
本人の認知特性に全くあっていない方法で繰り返し反復練習させちゃ絶対にいけないよって事
努力も大いに結構なことだが
努力を強いるなら本人が到達可能とイメージできる提案をすこちらの努力が必須である事
この理解を誤ると事故が起きる
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しってますか?
文科調査で「通常学級にいる発達特性を持つ児童生徒の数は6.5%(2012)」ですが、学習面に躓きを抱える児童は10%を超えます。不登校の契機の半数が学習面という指摘も。健康上の理由で学業に影響が出てる児童は3.7%。他にも
他人事ではないんです
養成の段階で体系的に学ぶ必要あり
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心の叫び
インクルーシブ教育は「一緒の空間で勉強する事」がゴールでもなければ、それが目的でもないぞぉ!
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「先生今から大事なことを言います! いい姿勢で本を読みましょう!話を聞きましょう! いい姿勢はその人の..」...微妙
いい姿勢は素晴らしい、ただ姿勢が崩れてる=怠けてるわけじゃないぞ。頑張って集中してると前のめり・口が開く子供もいる。しかも10人に2人くらいいるよ
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不注意や多動衝動性傾向が学齢後期以降で「収まってきた」と見える事があります。この背景は、注意力が伸びたというよりは自分なりの工夫が出来るようになる(代償)側面が大きいようです。言い換えれば、一旦落ち着いたように見えても負荷がかかったり、環境が大きく変わると特性が顔を出します。
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時々呟いています
発達特性の子育てや保育で「怒ってはいけないよ」
→感情的になってもお互い生産的ではないってことで、野放しではない。大切なことは「今何をすべきか分かるように伝える事」。「椅子の上に立つな!」ではなく「椅子に座ります」(且つ具体的に)
×ではなく○を分かる形で伝える
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書かれた文字の印象と性格はほぼ無関係
綺麗な字と学力も相関しない
とめはねはらいを厳しく指導→きれいな字→学力向上という図式は科学的に成り立ちません
綺麗な字が書けることは素晴らしい。ただ、そこに拘るあまり学習効率を落とす児童が相当数いる事実を無視してはいけない。柔軟な発想が大事
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治療に診断が必要であっても
教育支援で診断が必要であることには疑問を持とう
「診断がよりよい合理的配慮の提供や環境調整に役立つ」と「診断がなければ合理的配慮が提供できない」は全く似て非なるもの
教育のための合理的配慮で診断時の情報を役立てるのは兎も角前提とするのは本来おかしな事