米林宏昌(@MaroYonebayashi)さんの人気ツイート(古い順)

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翔の2つ目の手紙に何が書いてあったかは出てこないけど、ドールハウスの後なのでおそらくステキなキッチンをプレゼントしたかったのでしょう。 「ヒナゲシが咲く庭で待ってる」…というようなことが書いてあったのかな?
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翔がひとりぼっちの間に小人たちに仲間が登場する。 翔とは全然タイプの違う少年スピラー。 翔と会うときは戦闘服だけどスピラーとは普段着で髪を下ろしてる。
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アリエッティは父親に憧れているので、身体能力の高い人を尊敬すると思う。 アリエッティにとっては大切な人になっていくだろうから、月の光がさすちょっとロマンチックな場面にしてみた。
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突然翔によってドールハウスのステキなキッチンが差し込まれる。 原作の少年はプレゼントしたい子どもらしい発想からの行動だったけど、翔の場合は病気のこともあるし、ちょっと違うんだろうなと思う。
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翔は怖かったのでしょう。死ぬかもしれない自分と滅びゆく小人たちを重ねていた。 でもアリエッティがまっすぐに否定して自分たちの未来を信じているのを聞いて、翔の心は変わっていく。
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ハルさんによって家の場所とホミリーが見つけられる。 念願の小人を見つけて喜ぶハルさん。 ちょっとやり過ぎたかなーとも思うけどこの瞬間のためにあのインパクトのある顔にしたからなぁ。
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外側から鍵がかけられる部屋があるのが怖い。 昔、精神的な病気を持った人を閉じ込めていた部屋、と脚本の宮崎監督。 築80年のこのお屋敷にどんな歴史が…?
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チュークリーンサービスの人は監督が声をやってます。 ちょっとだったけど緊張したわ〜
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宮崎監督からは容易にアリエッティを手に乗せてはいけないと言われていたけど、この手はジェントルマンの差し出す手だし、アリエッティが気持ちを変えて自分の意思で乗っているので大丈夫。 フィギュア愛好家の発想になることを宮崎監督は警戒していた。
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アリエッティのために走る翔とそれを気遣うアリエッティ。 他の人のことを思いやることは美しいね。
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どうしてアリエッティの家がゴミの山になったかは語ってませんが、おそらく小人の痕跡を残さないようにポッドがやったんでしょう。 いざとなったときに破壊できるように仕掛けがあったのかなぁ。
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貞子さんにとっては小人は遠い少女時代とつながっているもの。 過去のもの。 宮崎監督によればこのお屋敷は貞子さんが亡くなったあとは自治体に寄贈するつもりらしいので、小人たちがいた記憶も過去のものになるだろう。
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美味しそうに焼けるチーズパンはアルプスの少女ハイジのシーンから「借り」たもの。 ハイライトがつるっと出るだけであんなに美味しそうに見えるなんてすごい。
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ニーヤに念を送るアリエッティ。 「わかった」と受け取るニーヤ。 長年追いかけっこした仲だけど、通じ合っていたんですね。 どんなメッセージを送ったんでしょうね。
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自分の足で闇を抜けて高台へ出た翔。 長い間闇の中にあった彼の心にも光は当たっただろうか。
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本当はすごい身体能力でこの弓も使えるんだろうけど、この話ではスピラーの能力を全然披露できなかったなあ。 でも今後いろいろな危険な場面でアリエッティを守ってくれるのでしょう。 (スピラーの挙動については脚本にはないオリジナルな部分が多い)
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このときにはじめてアリエッティと翔が触れ合う。翔の手術の成功を祈るアリエッティ。 翔はクリップをお守りにして手術に臨むだろう。 初めて見かけた時と同様に妖精のようにさっとアリエッティは去ってゆく。
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脚本にはなかったけど、最後に翔に翔らしい言葉を発してもらって終わりにした。 翔は自分の運命と小人たちの運命を重ね合わせていた。アリエッティたちが元気に過ごしている限り、自分の心臓は動き続けるという、生きる宣言。 (冒頭の言葉があるので手術は成功したのでしょう)
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翔が角砂糖をプレゼントしているのを見ているので、スピラーは自分なりに考えて野苺をプレゼントしようと思ったのでしょう。かわいいやつ。 あまり考えてないだろうけどアリエッティはそれを受け取る。 (小人たちの未来が明るいことへの願いを込めて入れたシーン)
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ラストはヤカンから見下ろす魚のシーン。 「元気でなー」という感じでぐるりと回って来た方へ去っていく。 アリエッティはそちらを見送っていたが、進む方向へ顔を向ける。朝日が照らす爽やかな笑顔。 翔もアリエッティと同じく朝日を見つめている。
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長々とツイートを見てくださったみなさん、ありがとうございました。 「借りぐらしのアリエッティ」は、はじめての監督作品で振り返ってみても反省点だらけですが、主人公たちの未来への希望を美しい世界の中で描きたいという思いを込めて作った作品でした。
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たくさんの人の力が足し算あるいはかけ算されて作品が作られていくのを目の当たりにして、大勢で一つのものを作る楽しさと難しさを感じました。 この感覚は今でもずっと大切にしています。
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そして作品に触れることにより、お客さんの心が思った以上に大きく動くことを知りました。(とくに子供たちは) 正直すこし怖くなりました。 自分が知らない誰かが発信したものによって傷つくことはないだろうか、と想像することが大切だとあらためて思います。
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喜んでもらえた声を聞くと純粋にうれしいですけどね。 いずれにせよ、今回は初心に帰って考えることができました。 今小さい作品を作ってますが、また作品を通して多くの人と会うことができればと思います。 では、see you〜✋
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ほう、これは大盤振る舞いですね! ghibli.jp/info/013344/