八條忠基(@EeoduLzbYVjTprk)さんの人気ツイート(リツイート順)

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はやくも八重桜のシーズン真っ盛りです。八重桜というと、伊勢大輔のこの歌。 『詞花和歌集』(1151年) 「一條院の御時、ならの八重桜を人の奉りけるを、そのをり御前に侍りければ、その花を題にて歌よめとおほせごとありければ  いにしへの 奈良の都の八重桜    けふ九重に にほひぬるかな」
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黄櫨染の袍のときの御冠は「菊御紋附黒羅張御立纓(きくごもんつきくろらばりおんりゅうえい)」で、菊の御紋が刺繍されています。明治天皇までは冠親の関白が用いている文様を用いましたが、大正天皇の時代に「冠親」はなくなりましたので、菊花御紋章を用いました。
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服装 天皇:御引直衣 勅使:衣冠単(帯剣) 宮内庁長官、侍従長、侍従、式部官長、掌典長及び掌典:衣冠 辛櫃奉舁者:衣冠単 モーニングコート又はこれに相当するもの
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皇族には個人識別のシンボル「お印」があります。皇后陛下は「ハマナス」、皇嗣妃殿下は「ヒオウギアヤメ」です。何かそれにちなんだ文様にナルのでしょうかね~。
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いよいよ、あと30分。 男性の装束はきまり通りですが、新調された皇后陛下と皇嗣妃殿下の(いわゆる)十二単がどういう色柄なのか、楽しみです~♪
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このようなジャンルの本が、紀伊國屋本店1階レジ前に、平積みで置いて下さるとは、何とも有り難い限りでございます。 それもこれも、みなTwitterの皆さまの御蔭様でございます。 twitter.com/tankosha_bs/st…
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東京では霙が雪に変わりつつあります。 いそいで紅梅を見に参りました。「雪の下」の重ね色目を彷彿とさせてくれる風情でございます。近所のお子達は、さっそく雪だるまに橇遊びに打ち興じ。良き哉。明日の朝はもっと良い光景かと。 しかし皆さま、どうぞ交通御安全に。
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本日は「立冬」。 装束の世界では冬服への衣替えの日です。 江戸時代まで、衣更えは旧暦の4月1日と10月1日でした。明治になっての改暦(旧暦から新暦へ)となり、「立冬・立夏の日を衣更え当日とする」と定めました。これならば旧ルールとほぼイコールになるのです。
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森で「綿飴の香りがする」と感じたら、近くに黄葉したカツラ(桂、学名: Cercidiphyllum japonicum)があるはず。 黄葉したり落葉したカツラにはマルトールという物質があり、甘く香るのです。
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あまりに繁茂しすぎて、菱刈船の登場です。
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版元さんより『日本の装束解剖図鑑』の見本誌が届きました。いままでの労苦をしのび感慨無量です。 しかしわたくしの10倍ご苦労されたのは、イラスト担当の幸翔さんです。幾度もの非常に細かな修正指示に真摯に対応して下さいました。その御努力あってこその本です。心より感謝申し上げます。
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今日はちょっとヒマなので、ネコのことを語ってみようと思う。まるで黒い名馬「驪」みたいな黒猫一匹。これは大宰少弐の源精が退任する時、お父様(光孝天皇)に献上したものなんだけど、他の猫なんか問題にならない美しい毛色をしているところがラブリー。
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刈安染めをしてみました。 こんなススキの切れ端のような葉っぱで、きれいな黄色に染め上がるのは不思議です。黄色は持統天皇の時代から無位・庶民の色とされましたが、染料が容易に入手でき、染色も容易であることから、大納得でございます。
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本日は立夏。 近現代の装束の世界では冬服から夏服への衣更えの日とされています。旧暦での夏の衣更えは4月1日でした。しかし新暦ではうまく合致しないので、立夏・立冬を衣更えにしたのです。写真は夏の直衣。冬の白固地綾臥蝶丸文から夏の二藍縠織三重襷文に切り替わります。夏の袍はすけすけです。
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宮中のさまざまな所でテーブルクロスに用いられる、通称「市松卓被(いちまつたくひ)」の文様と色彩です。
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今回の『有職装束大全』重版ばなし。 AbemaTVで取り上げてくださいました。ツイッターの驚異の影響力とスピード感に、目が回るようです。
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平安文様素材集、新しくなるダウンロード版とあわせて、旧来の書籍CD版も大増刷するとの連絡を受けました。 これまた皆さまの御蔭です。有り難いことでございます。
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まもなく5月と言うことで、稽古場の室礼を端午の節供仕様に。 入り口には「真の薬玉」を懸け、室内には「檜兜」に「行の薬玉」。たいへん清冽な雰囲気となりました。なかなかに珍しい品々かと思います
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昨年の今頃、京都取材旅行したときの写真。 御所・紫宸殿の「左近の桜」です。紫宸殿の樹はもとは梅の木でしたが、承和年間に枯れたため、仁明天皇が新たな木を植えられたと『古事談』にあります。 唐風から国風文化・美意識尊重に価値観の変換が行われていた時代の象徴的な出来事と言えるでしょう。
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そのため時期がくれば、アリの巣から芽を出すというわけ。コンクリートの割れ目を好むのはスミレではなく、アリだったのです! たいへん勉強になりました。
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『有職装束大全』の重版分は、来週16日から配本が始まり、18日にはお手元に届き始めるそうです。ご予約頂いた皆さまお待たせいたしました。平凡社が超特急で増刷してくださったそうです。 すべての皆さまに大感謝です!!
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文様素材集DL版向けに、文様素材増強中。 楽所幕(がくそまく)でございます。雅楽・舞楽の舞台で後ろに張る幕です。 ご覧のように「木瓜(もっこう)」文様です。いろいろなタイプを見かけますが、ここでは宮内庁楽部のデザインに準拠いたしました。
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2024年の大河ドラマ『光る君へ』。 なんと、主人公は紫式部! 吉高由里子さんが演じるそうです。
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まもなく「即位礼正殿の儀」。 このとき天皇陛下が着用されるのは御束帯黄櫨染御袍です。天皇が重儀に黄櫨染を着用するのは、嵯峨天皇の御代からです。
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今年は花見も心ゆくまで楽しめません。 そこで桜文様の紫緂平緒(束帯装束で太刀を吊るための帯)の写真など。 これは江戸時代の上級公家・中院家旧蔵の御品です。桜の刺繍がなんとも優美でございます。