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@325_ 著者でございます。
くら様の御蔭様をもちまして、なんと三刷となりました。心よりお礼申し上げます。
わたくし自身が「素敵だな」と思うことを、たくさんの皆さまが「素敵だな」と思ってくださることが、何よりも嬉しいことでございます。有り難うございました。
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御蔭様にて、版元さまの期待を上回る御注文を頂いているとのことです。これら一連の有職関係の書籍出版が可能となりましたのは、ひとえに昨年秋以来のTwitterの皆さまの御蔭でございます。心よりお礼申し上げます。
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『後拾遺和歌集』所収の兼明親王の歌
七重八重 花は咲けども山吹の
実のひとつだに 無きぞあやしき
や、ここから派生した太田道灌の逸話が有名なので、「ヤマブキには実がならない」と信じておいでの方も多いのですが、実がならないのは八重咲き品種で、通常のヤマブキは結実します。
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『和名類聚抄』(源順・平安中期)
「獼猴桃 七巻食経云獼猴桃<和名之良久知、一云古久波>」
中国名「獼猴桃」の「獼猴」はサルのことで、サル桃という意味ですね。
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『類聚名物考』(山岡浚明・江戸中期)
「鞠の庭に奉る椿餅の事、一旧記ニ云。干飯を粉にして丁子を粉にして、すこしくはへて甘葛にてかためて、椿の葉二枚を合せてつゝみて、上をうすやうの紙を、ほそき壹分計ニきりたるにて、帯にして結びてたるゝ也。」
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ただし文様がどのようなジャンルで使用されたかの説明がありませんので、やはり拙著『平安文様素材』(マール社)や、『有職文様図鑑』(平凡社)と併せてご利用になるのが著作者としての希望でございます。
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「賢所皇霊殿神殿に謁するの儀」の服装は「皇嗣:束帯(黄丹袍)、皇嗣妃:小袿・長袴、皇嗣職宮務官:衣冠単・袿袴、掌典長・掌典次長・掌典及び楽長:祭服、内掌典:衣袴・袿袴、掌典補及び楽師:祭服、出仕:麻浄衣」となります。
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1918年から20年にかけて世界中で猛威をふるった史上最悪の感染症、スペイン・インフルエンザ。主として日本におけるその流行の状況、予防、病理等をつぶさに記録した貴重な調査報告書。