八條忠基(@EeoduLzbYVjTprk)さんの人気ツイート(リツイート順)

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今日の植物散歩。不気味なモノシリーズ。 ケンポナシ(玄圃梨、学名:Hovenia dulcis)の実。見かけによらず甘く美味しいのです。 シキミ (樒、学名:Illicium anisatum)の実。見かけ通りの凶悪さ。中華香辛料の「八角」(スターアニス)に似ているのですが、食べたらハイ、死にます(きっぱり)。
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春たけなわ。 ワラビ(蕨、学名:Pteridium aquilinum)でございます。あっと言う間に単なる「シダ」になってしまいますので、「早蕨(さわらび)」は今だけの造形美です。
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佐佐木信綱作詞の『夏は来ぬ』(著作権消滅)。 一番は 「卯の花の 匂う垣根に   時鳥 早も来鳴きて  忍音もらす 夏は来ぬ」 以降、橘と楝が謳われます。 新型コロナ蔓延といえど、いつものように自然は移ろい、今年も初夏を迎えております。
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明けましておめでとうございます。 新年を寿ぎまして、『有職故実から学ぶ年中行事百科』(淡交社)から「四方拝」。 いま見る北辰は千年前の北辰。今年こそ世界が平穏でありますように。
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今日の植物散歩 ムクロジ(無患子、学名:Sapindus mukorossi)の見事な黄葉でございます。ムクロジの黒い実は、羽根突きの羽根の頭や、数珠で知られます。
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有職文様の「藤立涌」2種でございます。
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わたくしの今宵の晩酌のアテ。たいへん美味しく、臭み的なものはゼロ。ひとくち目は貝、噛めばカニ。平安時代の大饗の膳にも出ました。さて、これは何でしょうか?? 『二中歴』(鎌倉前期)「大饗 尊者(中略)窪坏物八坏<脹褁・海月・保夜・蝛蟻・細螺・蠏蜷・石花・肝搔>。」
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『枕草子』 「草の花は(中略)壼菫、すみれ、同じやうの物ぞかし。老いていけば同じなど憂し。」 重ね色目は「菫」と「つぼ菫」。 『胡曹抄』(一條兼良・室町後期) 「すみれの衣<面紫裏薄紫>、つぼ菫<面むらさき裏薄青>」
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このたびの重版決定につきましては、robin様はじめ、ツイッターご利用の皆さまに大変お世話になりました。心よりお礼申し上げます。
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『石山寺縁起絵巻』(模写・国立国会図書館デジタルコレクション) 鎌倉時代も末期の作品です。原画ではネコちゃんの目はエメラルドグリーン。
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後ろに長く引く下襲(したがさね)の裾(きょ)。天皇は襟下2丈1尺5寸。皇太子は襟下1丈9尺6寸。臣下は官位が上がると長くするので、裾を下襲とは別パーツにした「別裾(べつきょ)」ですが、天皇・皇太子は下襲から続いた「続裾(つづききょ)」なので、襟下の寸法表記になります。
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東京都薬用植物園にユウガオ(夕顔、学名:Lagenaria siceraria var. hispida)を見に参りました。その名の通り夕方から夜に開花するため、ジャストタイミングの写真は撮れませんでした。すぐにしぼんでしまう花の風情が、『源氏物語』で登場後すぐに亡くなってしまう女性のたとえになっている花です。
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こちら葛飾区水元公園のオニバスの水上花が咲き始めました。自らの葉を突き破って咲く、なかなかに鬼の根性の持ち主です。
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皇后陛下の御小袿はの上文は窠中浜茄子。洲浜形との比翼文? 今上陛下の立太子でも皇后陛下(現上皇后陛下)が比翼文でしたが、小袿で比翼文というのは新しき故実ですね。
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ちょっと色味を調整してみました。絹糸は日当たりにより光るので、実際に目の前にしないと正確な色はつかめませんが。 また、裏地の青と、中陪(なかべ)の薄青も表現しました。正式な発表を聞かないと何とも言えませんが、表白裏青、いまでいうと「菊」の重ねでしょうか。今日は旧暦では9月23日です。
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前年に清涼殿の重陽の宴で漢詩を詠んだ道真に、醍醐天皇が自らの衣を授けました。このこと想ってよまれた漢詩。この「御衣」はどのようなものか不明ですが、帝の着用が多かった「麹塵」色ではないかということから、その色に似た桜の品種名を「御衣黄」としたのでしょう。 江戸時代の麹塵袍の裂地。
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江戸時代まで装束の衣更えは「旧暦4月1日と10月1日」でしたが、明治以降は「立冬立夏」です。 今年の立冬は明後日11月7日なので、今日は夏服、立皇嗣の礼の8日は冬服ということになります。
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国の天然記念物、練馬区の三宝寺池沼沢植物群落のカキツバタ(燕子花、杜若、学名:Iris laevigata)は、いまちょうど満開でございます。
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『有職の色彩図鑑』(淡交社) 四季折々の植物を見たとき、それをわたくしたちの先祖が、どのように見て、どう表現してきたかを知る、良きリファレンスガイドになるのではないかと考えております。そしてクリエイターの方にこういう形で使って頂けますことは、望外の喜びでございます。 twitter.com/_suga613_81941…
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3月1日~6日、有楽町の東京国際フォーラムにて「美しき雛まつりの世界」展が開催されます。 3日~6日は楽しい「体験コーナー」も。
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卯の花、つまりウツギ(空木、学名:Deutzia crenata)の花が咲いていました。奈良時代から愛された木で、重ね色目も勿論あり、多用されました。 『物具装束抄』(花山院忠定・室町前期) 「卯花狩衣<面白、裏青。四五月着之>。」
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田の畦に植えられ、その毒性を利用してモグラの侵入を防いだ(エサになるミミズがいなくなる)とも言われています。同様の目的で墓地にも植えられたため、「死びと花」などという別名も有ります。
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今日の「らんまん」の徳永助教授は、多くの皆さまに感動を与えてくれたようです。自分と同じ感慨を持つ方がたくさんおいでになることは、何よりも嬉しく心強いものでございます。 twitter.com/yosinotennin/s…
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椿の葉のおかげで、餅が手に付きません。スポーツ時のフィンガーフードとしては最適だったのも頷けます。
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基本的には事前予約ですが、「和菓子の日」である本日は、店頭でもわずかながら販売されています。それぞれの菓銘は、真上より時計回りに、武蔵野・源氏籬(げんじませ)・桔梗餅・伊賀餅・味噌松風・朝路飴・豊岡の里(中央)です。