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『拾玉集』 慈円
故郷は 庭もまがきも荒れゆけど
心とどまる 壺すみれかな
『拾遺愚草員外』 藤原定家
ふるさとと 荒れゆく庭の壺すみれ
ただこれのみや 春を知るらん
エライオソーム目当てのアリの仕業なりけり。
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ちょいと宣伝させてくださいませ。
『平安文様素材(ダウンロード版)』(マール社)
maar.com/shop/download/…
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御蔭様で『なりきり訳・枕草子』が重版となりました。有り難い限りでございます。 twitter.com/tankosha_bs/st…
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年末年始、有楽町国際フォーラムでの企画『正月に出会う 五節供の日本』(主催/井筒・東京国際フォーラム)。
展示品等で少々お手伝いさせて頂いております。新春を寿ぐのに良き展示かと存じます。皆様方の賑々しきご来駕を心よりお待ち申し上げております。
izutsutenji.com
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これが世に出ましたのも、昨秋来のツイッターの皆さまのご支援のたまものでございます。重ねて感謝申し上げます。
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『宇治拾遺物語』(青常事)
「青き打たる出し衵して、指貫も青色の指貫をきたり。隨身三人、青き狩衣、袴着せて、ひとりには、青くいろどりたる折敷に、あをぢのさらに、こくはを、盛りてさゝげたり。」
青(グリーンのこと)しばりの持ち寄りパーティーに「こくは」が登場します。
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ふくら(モチノキ科ソヨゴ)の御笏。
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モチツツジは、古くは「羊躑躅」とも書きました。なぜ羊?
『和名類聚抄』(源順・平安中期)
「羊躑躅 陶隠居本草注云。羊躑躅<〓(木+鄭)直二字。和名以波豆豆之。一云毛知豆豆之>。羊誤食之、躑躅而死、故以名之。」
羊が誤って食べると死んでしまうからという、物騒なお話しでございます。
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日本のシャガは「三倍体」と言って種子が出来ないので、地下茎が分かれて増えたもの。つまり日本全国のシャガは同じ遺伝子を持つクローンです。 おなじことはヒガンバナにも言え、稲作と共に伝わったとされるヒガンバナは三倍体で、日本中すべてクローンなのです。
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『餝抄』(中院通方・鎌倉前期)
「天子常着御。称黄櫨染。文竹桐鳳凰麒麟。天養二(1145)十一朔旦旬。主上黄櫨染御袍。躑躅御下襲。黒御半臂。縮線綾表袴御袴。」
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「鸚鵡(オウム)」は日本にも古くから輸入されていました。
『扶桑略記』
「大化三(647年)年丁未十二月、新羅、上孔雀、鸚鵡。」
『続日本紀』
「天平四(732)年五月壬子《十一》。新羅使金長孫等廿人入京。五月庚申《十九》。金長孫等拝朝。進種々財物。并鸚鵡一口。」
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『権記』(藤原行成)
「長保二(1000)年七月四日己卯。参院并左府。召采女正巨瀬広貴。仰図五霊鳳桐。画様可給織部司之由。一昨織部正忠範令奏事由、仍随勅所仰也。」