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立て続けの刊行案内で恐れ入ります。
わたくしは全体の監修と、「衣・遊」などを担当させていただきました。また「今に生きる有職の担い手」として作り手の皆さまもご紹介申し上げました。
『別冊太陽 有職故実の世界』(平凡社)
A4変型判、192ページ、3520円。
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非常に面白い勘違いがあるのです。
『平治物語絵巻』で、信西入道の首が獄門にかけられる場面。なんと「楝(おうち)」の木ではなく、門の「棟(むね)」に掛けられているのです。詞書きはちゃんと「あふちの木」と書かれていますので、これは絵師の勘違い。「楝」と「棟」は紛らわしいですからね。
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『源氏物語』(若菜上)
「次々の殿上人は、簀子に円座召して、わざとなく、椿餅、梨、柑子やうのものども、さまざまに箱の蓋どもにとり混ぜつつあるを、若き人びとそぼれ取り食ふ。」
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何はともあれ、立皇嗣宣明の儀、無事に終わりまして何よりでございます。わたくしが「次」の機会を見ることが出来るかどうか、年齢的には難しいかもしれませんので、たいへん良きものを拝見させていただきました。有り難いことでございます。
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『大草殿より相伝之聞書』(室町後期)
「焼き鳥料理のこと。塩鳥の時は、まづ出で候て酒をかけ。又めこに掛けよく炙るべし。また無塩の時は、いつものごとく鳥をおろして。擂り醤に浸し炙也。又、切り様はひつたれの方は、長さ一寸程に切て。又たてに薄く切候。又、別足は車切りに切てよく候。」
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ややや。
書店様がこのように扱って下さったのは、初めてでございます。感謝感激でございます。 twitter.com/maruzen_maruho…
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芳香から魔除け効果があると考えられ、京の獄舎の門前に植えられました。そして討ち取った朝敵の首をこの木に掛ける、という風習が生まれます。「獄門に掛ける」です。
大河ドラマで小泉孝太郎さん演ずる平宗盛の首も、この木に掛けられました。
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録画を見ますと、御裾持ちの掌典職は高倉流で、剣璽を捧持する侍従さんは山科流のように見えます。
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NHK総合で10:55から生中継があります。
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『日本後紀』
「弘仁十一(820)年二月甲戌朔。詔曰。云々。其朕大小諸神事、及冬奉幣諸陵、則用帛衣。正受朝則用袞冕十二章。朔日受朝、日聴政、受蕃国使、奉幣及び大小諸会、則用黄櫨染衣。皇后以帛衣為助祭之服、以擣衣為元正受朝之服、以鈿釵礼衣為大小諸会之服。」
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『有職故実から学ぶ 年中行事百科』(淡交社)、いよいよ発売となりました。
皆さま、どうぞよろしくお願い申し上げます。 twitter.com/tankosha_bs/st…