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@ibuckey 平安時代の文献に、椎の枝を挿した記録はあるのですが、理由が書いていないのです。想像ですが、大嘗祭がコメとアワという、食の充実を神に祈るものであるとするならば、稲作伝来以前に、大和民族を支えてくれた椎に対する敬意、といったものも感じるのであります。
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『寛平御記』(宇多天皇)
「寛平元年(889)二月六日。
朕閑時述猫消息曰。驪猫一隻。太宰少弐源精秩満来朝所献於先帝。愛其毛色之不類。余猫猫皆浅黒色也。此独深黒如墨。為其形容悪似韓盧。長尺有五寸高六寸許。其屈也。小如秬粒。其伸也。長如張弓。眼精晶熒如針芒之乱眩。耳鋒直竪如匙上之不搖。
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平安時代の冬場のコース料理でも最後の方に登場するデザートです。
『執政所抄』(藤原忠実家司・平安末期)
「臨時客 御料次第 一献主人 (中略)五献薯預粥。」
『類聚雑要抄』(鎌倉時代?)
「五節殿上饗目録 干物四種<鮑、蛸、大海老、干鯛> 生物二<鯉、鳥>(中略)次薯預粥。」
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中継はじまりました。バイデンさんお疲れ様です。
11:00からの「立皇嗣宣明の儀」は、皇嗣がその立場になったことを内外に広く宣明される儀式です。服装は、「天皇:御束帯(黄櫨染御袍)、皇后:御小袿・御長袴、皇嗣:束帯(黄丹袍)」となります。
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『近世の即位礼--東山天皇即位式模型でみる京職人の技術--』(青幻社)。宣伝になってしまいますが、ぜひ紹介したいと思いました。
iz2.thebase.in/items/24604910
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当初は麒麟がない、桐と鳳凰の連続文様で、これが筥(箱)形の飛び文となり、さらに鎌倉時代頃に竹と麒麟が加えられたとも考えられています
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出版時点では想像もしなかった世界情勢を見るにつけ思います。
去年と同じ行事を今年も恙なく行えること。それが如何に大切で有り難いことか。毎年同じ年中行事を行うことは、そのことへの祈りと感謝に他なりません。 twitter.com/tankosha_bs/st…
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『和名類聚抄』(源順・平安中期)
「崔禹錫食経云千歳虆汁。状如薄蜜甘美。以署預為粉和汁作粥。食之補五蔵<署預粥和名以毛加由>。」
芋をもって粉となし、汁とあえて粥を作る。平安中期の芋粥は、「とろろ」におろして甘葛とあえたのかも知れません。
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