226
228
230
231
233
いま肉桂(シナモン)入りの椿餅は市販されていますが、はたして丁字(クローブ)はどうかな?と思ったのですが、実にこれ風味絶佳、優雅にして美味しいです!
234
「壺切御剣」というのは、皇太子のシンボルです。『西宮記』(源高明)によれば、寛平五(893)年四月十四日、敦仁親王(のちの醍醐天皇)の立太子に際して、宇多天皇から剣を授けたことに始まります。
236
学生からの問い合わせ殺到とかで、早稲田大学生協・戸山店から、拙著『有職装束大全』のフェアを企画したいというお申し出があったとのことでございます~。有り難き限りです。
237
238
240
241
242
即位礼正殿の儀で、中央に置かれる玉座「高御座(たかみくら)」その内部についてのお話しです。高御座の形式は相当古くからあるようで、平安中期には現在と同じようなものになっています。
244
245
しかし立皇嗣の礼ではこれを佩用されず、立皇嗣宣明の儀のあと、11:25からの「皇嗣に壺切御剣親授」において、皇太子のシンボル「壺切御剣」が天皇から授けられます。服装は「天皇:御束帯(黄櫨染御袍)、皇嗣:束帯(黄丹袍)、侍従長・侍従・皇嗣職大夫・皇嗣職宮務官:衣冠単」です。
246
247
250
『吾妻鏡』
「治承四年八月小六日丙戌。(中略)当時経廻士之内、殊以重御旨軽身命之勇士等各一人、次第召抜閑所。令議合戦間事給。雖未口外、偏依恃汝、被仰合之由、毎人被竭慇懃御詞之間、皆喜一身抜群之御芳志。面々欲励勇敢。是於人雖被禁独歩之思。」