八條忠基(@EeoduLzbYVjTprk)さんの人気ツイート(いいね順)

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本日は旧暦の1月1日でございます。 近所の日当たりの良い公園に散歩に参りましたら、紅梅が満開。メジロが楽しげに飛び交っておりました。 有職の色づかいで「紅梅」はお正月の色。様々な衣類に「紅梅」を用いました。まさに新春を寿ぐに相応しい色彩ですね。
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この子に声を掛けるんだ。『ね、心ある生き物なんだから、僕の気持ちを判ってくれるよね?ね?』って。……でもこの子、小っちゃくアクビをして、じっと僕の顔を見上げるだけ。何か言いたげなんだけど、話してはくれないんだ……。
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4月から『平安文様素材』(マール社)の有職文様データがAdobe Stockでご利用可能になりました。世界中のクリエイターの皆さまにお使いいただければ大変有り難いことでございます。 本日Adobe社さまが、わざわざブログで紹介して下さいました。 blog.adobe.com/jp/publish/202…
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本日は立夏。 近現代の装束の世界では冬服から夏服への衣更えの日とされています。旧暦での夏の衣更えは4月1日でした。しかし新暦ではうまく合致しないので、立夏・立冬を衣更えにしたのです。写真は夏の直衣。冬の白固地綾臥蝶丸文から夏の二藍縠織三重襷文に切り替わります。夏の袍はすけすけです。
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皇族には個人識別のシンボル「お印」があります。皇后陛下は「ハマナス」、皇嗣妃殿下は「ヒオウギアヤメ」です。何かそれにちなんだ文様にナルのでしょうかね~。
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787年前の2月17日も、外国由来の咳病が蔓延していたことに驚愕です。 『明月記』(藤原定家) 「貞永二(1233)年二月十七日壬辰。近日咳病、世俗称夷病。去比夷狄入京、万人翫見云々。是極不吉徴也。」
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わたくしの今宵の晩酌のアテ。 お判りになる方には一目瞭然の「唐菓子」の再現でございます。「梅枝」「餲餬」「桂心」「結果」「捻頭」「糫餅」「餢飳」「索餅」。ちょいと塩を掛ければ、麦酒に非常に合うアテでございます。
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高校時代に『国語便覧』が大好きだったわたくしにとりまして、「国語便覧に似ている」というお言葉は、最大の賛辞でございます。ありがとうございます!! twitter.com/KinoEastTotsuk…
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有職に用いられる桜モチーフ。 「楊筥写錦折立文箱」(神宮司庁制作)。神宮で用いられる神聖なる器「柳筥」を写し、中に御神宝で用いられる錦を貼った文箱です。実に神々しき御品でございます。
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表着の上文は「窠中に菊と栂」でした。栂はご主人である皇嗣殿下の「お印」。
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本日は鎌倉は七里ヶ浜へ。平安以来、食材としても多用されました海藻・ミル(海松、学名:Codium fragile)を見に参りました。 昨年見ましたのは砂浜に漂着していた海松でしたが、今回は大潮の干潮時。岩礁に固着する海松を見ることができました(掛詞)。まさに海松色、海松文様でございます。
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本日から開催の有楽町・東京国際フォーラム『正月に出会う 五節供の日本』展を拝見して参りました。四季の年中行事のさまざまを目の当たりにすることができる、素敵な展示です。 新しく制作されたという「白馬(あおうま)の節会」のジオラマが圧巻。
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そもそも「ヤタガラスが三本足」というのが、誤解なのです。
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冬場のデザートは「薯預粥(いもがゆ)。 夏場のデザートは「削氷(けずりひ)」(かき氷)になります。ただ現代は冷蔵庫で冷やした薯預粥も、プリン感がアップして大変美味しいものです。
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本日は「立冬」。 装束の世界では冬服への衣替えの日です。 江戸時代まで、衣更えは旧暦の4月1日と10月1日でした。明治になっての改暦(旧暦から新暦へ)となり、「立冬・立夏の日を衣更え当日とする」と定めました。これならば旧ルールとほぼイコールになるのです。
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各地で満開の桜。 桜の蒔絵でもいかがでしょうか。 貞明皇后御料の御短冊掛けでございます。 短冊の押さえが、貝で作った桜の花というところが、なんとも優美です。
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平凡社! 東洋文庫・流行性感冒「スペイン風邪」大流行の記録 全文をpdfで公開中です。 heibonsha.co.jp/book/b161831.h…
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え?違う違う。この子の才能が素晴らしいからって言うんじゃないよ。ただ、せっかくお父様から頂いたものだから、つまらないヤツだけど、大切にしてるってだけ。(……ぜ、絶対、好きとかじゃないんだからねッ!)
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本日は東京西郊に写真撮影に参りましたが空振りに。しかしそこからの帰路、思わぬ収獲がございました。浅葱色の美しき蛾、オオミズアオ(大水青、学名:Actias aliena)でございます。
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皇居東御苑のタチバナ(橘、学名:Citrus tachibana)でございます。古来より日本人が愛した柑橘。東京でタチバナの巨木を見るには、こちらが一番かと思います。
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中野区立歴史民俗資料館で「おひなさま展」開催中。数多くの雛人形の展示が圧巻ですが、毛利公爵家と前田侯爵家の雛人形を拝見出来ましたのは望外の喜び。 毛利家のものには稚児髷を結い、垂袖に長絹の袴をはいた人形も。これは昭憲皇太后から毛利家の姫君に御下賜の「初参(ういざん)人形」です。
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日章の三本足のカラス「陽烏」は三本足ですが、ヤタガラスとは無関係です。平安時代の『和名類聚抄』で、それっぽく書かれているのを、本居宣長が全否定。
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11月、京都では多くの神社で「火焚き」が行われます。8日の月曜日、伏見稲荷大社の火焚神事を拝見いたしました。高く炎が上がる火焚台が3基。全国から奉納された数十万本の「火焚串」が焚き上げられ、神職と参列者一同が「大祓詞」を奉唱。荘厳な神事でした。
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秋深し。 見上げれば武蔵野の高き空に、雁がねが渡って参りました。まもなく師走でございます。
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先日作りました宮中のテーブルクロス「市松卓被(いちまつたくひ)」文様のデータをプリントアウト。事務所のテーブルに敷いてみました。なかなか良い感じです。再販される文様集DL版には、このデータも入る予定でございます。せっかくの再販ですので、いくつかデータを増やします。