八條忠基(@EeoduLzbYVjTprk)さんの人気ツイート(いいね順)

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雨上がりのクモの巣。 雨露がキラキラと輝いて、『枕草子』にあるように、まるで真珠のネックレスです。
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キリ(桐、学名:Paulownia tomentosa)が早くも満開でございます。 桐の文様は帝の象徴でした。これは古代中国の伝承で、聖王の出現と同時に現れる、といわれる鳳凰が、桐の木に住み、竹の実を食べる、とされたことによります。
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ハゼノキ染めをしてみました。 草木染めの材料の多くは市販されていますが、ハゼノキはかぶれる可能性があるためか、染料としては一般には市販されていません。そこで材木で入手してカンナで削ってチップを作り、それで染めました。 簡単に見事な櫨色になりました。優れた染料です。
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スダジイの実。 アクが無く甘味がありますので、生でも食べられます。
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十三夜の名月は中国に準拠したものではなく、宇多法皇がなんとなく 「この月が 良いねと君が言ったから  九月十三日は 月見記念日」 とばかりに始めたものなのです。
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今日はちょっとヒマなので、ネコのことを語ってみようと思う。まるで黒い名馬「驪」みたいな黒猫一匹。これは大宰少弐の源精が退任する時、お父様(光孝天皇)に献上したものなんだけど、他の猫なんか問題にならない美しい毛色をしているところがラブリー。
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本日ただ今、東京で見る中秋の名月。 千年前の人も見ていた同じ月。
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宮中のさまざまな所でテーブルクロスに用いられる、通称「市松卓被(いちまつたくひ)」の文様と色彩です。
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興奮して打ち間違えました。 黄櫨染になったのは弘仁十一(820)年のことです。来年でちょうど1200年です。
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いまやすっかり定着した節分の行事食「恵方巻」は、昭和初期に海苔商が広めたとも言われますので、海苔のお話をしてみました。
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皇后陛下の御小袿を謹写してみました。 速報値?なので完成度にはいささか難がありますが、だいたいのイメージでお考えいただければ、と。 ……我ながら仕事が早いです(笑)
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古くなって擦り切れた袿。 非常に上質の絹地でありましたので、会員の和裁士さんにお願いして、二巾の几帳の帷に仕立て直していただきました。いやもう、実に素晴らしく蘇りました。室内がパッと華やかになりました。
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中秋の名月。 天気予報で今宵の東京では無理かなと思っていたのですが、無事に見られました。千年前の人が見た月も、今宵の月と同じ月。
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タチバナの果実を見ますと、枝の先端に高く実り、おへそがへこんだ形。果実の周りを葉が取り囲みます。 そう、家紋の「橘」のデザインは、それにそっくりであることに感動いたします。
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中野の小公園の白藤。 これもまた風情のある色合いでございます。わたくしお気に入りの樹でして、『有職の色彩図鑑』(淡交社)のP86の写真は、このフジの樹の花だったのでございます。
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江戸時代の日章月章。
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皇嗣殿下、黄丹の袍。山科流の着付け!!
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センダン(栴檀、学名: Melia azedarach)。 平安時代の呼び名、「楝(おうち)」のほうが有名だと思います。高木なのでなかなか近くで花を撮影しにくいのですが、目の下の高さの個体を発見。喜び勇んで撮影致しました。
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このようなジャンルの本が、紀伊國屋本店1階レジ前に、平積みで置いて下さるとは、何とも有り難い限りでございます。 それもこれも、みなTwitterの皆さまの御蔭様でございます。 twitter.com/tankosha_bs/st…
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いよいよ、あと30分。 男性の装束はきまり通りですが、新調された皇后陛下と皇嗣妃殿下の(いわゆる)十二単がどういう色柄なのか、楽しみです~♪
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森で「綿飴の香りがする」と感じたら、近くに黄葉したカツラ(桂、学名: Cercidiphyllum japonicum)があるはず。 黄葉したり落葉したカツラにはマルトールという物質があり、甘く香るのです。
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国分寺の殿ヶ谷庭園。 クロチク(黒竹、学名:Phyllostachys nigra)に花が咲いたという話を聞き、駆けつけました。 120年に一度咲くとも言われる竹の花。珍しいものを拝見出来ました!
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何はともあれ、立皇嗣宣明の儀、無事に終わりまして何よりでございます。わたくしが「次」の機会を見ることが出来るかどうか、年齢的には難しいかもしれませんので、たいへん良きものを拝見させていただきました。有り難いことでございます。
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壺切御剣の拵えはどうかと言いますと、後鳥羽上皇の『世俗浅深秘抄』によれば、「東宮護劒壺斬蒔絵海浦有如龍摺貝。装束青滑革。」とあります。しかし『壺切御剣図』(勧修寺家文書・京都大学総合博物館蔵)の図では、帯取革は『世俗浅深秘抄』の記述とは異なって紫革となっておりますね。
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版元さんより『日本の装束解剖図鑑』の見本誌が届きました。いままでの労苦をしのび感慨無量です。 しかしわたくしの10倍ご苦労されたのは、イラスト担当の幸翔さんです。幾度もの非常に細かな修正指示に真摯に対応して下さいました。その御努力あってこその本です。心より感謝申し上げます。