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@325_ 著者でございます。
くら様の御蔭様をもちまして、なんと三刷となりました。心よりお礼申し上げます。
わたくし自身が「素敵だな」と思うことを、たくさんの皆さまが「素敵だな」と思ってくださることが、何よりも嬉しいことでございます。有り難うございました。
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短文が苦手なため、毎日大量にFacebookにアップいたしております。
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「壺切御剣」というのは、皇太子のシンボルです。『西宮記』(源高明)によれば、寛平五(893)年四月十四日、敦仁親王(のちの醍醐天皇)の立太子に際して、宇多天皇から剣を授けたことに始まります。
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あの清少納言も鸚鵡ファンでした。
『枕草子』
「鳥は こと所のものなれど、鸚鵡、いとあはれなり。人のいふらむことをまねぶらむよ。」
外国産なのに日本語を一生懸命にマネしているのが何ともいじらしい、というのです。
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しかし立皇嗣の礼ではこれを佩用されず、立皇嗣宣明の儀のあと、11:25からの「皇嗣に壺切御剣親授」において、皇太子のシンボル「壺切御剣」が天皇から授けられます。服装は「天皇:御束帯(黄櫨染御袍)、皇嗣:束帯(黄丹袍)、侍従長・侍従・皇嗣職大夫・皇嗣職宮務官:衣冠単」です。
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@ibuckey 平安時代の文献に、椎の枝を挿した記録はあるのですが、理由が書いていないのです。想像ですが、大嘗祭がコメとアワという、食の充実を神に祈るものであるとするならば、稲作伝来以前に、大和民族を支えてくれた椎に対する敬意、といったものも感じるのであります。
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平安時代の冬場のコース料理でも最後の方に登場するデザートです。
『執政所抄』(藤原忠実家司・平安末期)
「臨時客 御料次第 一献主人 (中略)五献薯預粥。」
『類聚雑要抄』(鎌倉時代?)
「五節殿上饗目録 干物四種<鮑、蛸、大海老、干鯛> 生物二<鯉、鳥>(中略)次薯預粥。」
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そもそも「躑躅」という文字からしておどろおどろしいですが、この「躑躅」は「てきちょく」とも読み、歩みが行きつ戻りつ、ふらつくことを意味します。ツツジを食べると酩酊状態になるため、こうした字が当てられたのですね。
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『有職故実から学ぶ 年中行事百科』
淡交社 2022年1月
A5判 240ページ オールカラー
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『寛平御記』(宇多天皇)
「寛平元年(889)二月六日。
朕閑時述猫消息曰。驪猫一隻。太宰少弐源精秩満来朝所献於先帝。愛其毛色之不類。余猫猫皆浅黒色也。此独深黒如墨。為其形容悪似韓盧。長尺有五寸高六寸許。其屈也。小如秬粒。其伸也。長如張弓。眼精晶熒如針芒之乱眩。耳鋒直竪如匙上之不搖。
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もう、なにもかも、ツイッターの皆さまの御蔭様でございます。
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この子を刺し殺して埋めたのが北条義時の郎党「藤馬(とうま)」というのです。そういえばアサシン善児の二代目は「トウ」とか言っていましたねぇ。。。
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お金がかかる話なので恐縮ですが、「有職故実講座」と題しまして一年間の講座を6月から開講いたします。受講生を先着順で募集いたします。
装束を「着せてもらう」機会は多くありますが「着せる」体験ができるのは貴重だと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
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