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日本橋三越本店にて「有職工芸・林 美木子 王朝のかたち展」が開催中でございます。とてもとても手が出るお値段ではございませんが拝見するのは無料。本日伺って参りました。見ているだけで寿命が延びるような気持ちになれる、素晴らしき有職の御品たちでございました。
mitsukoshi.mistore.jp/nihombashi/sho…
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この色彩は中国皇帝の「赭黄」に倣ったものと考えられ、中国の皇帝の衣の色は「五行」の中心、そして中国中原の土地の色である「黄」を用いました。黄櫨はハゼノキを用いた染色で、『延喜式』によれば、綾一疋を染めるのに「櫨十四斤、蘇芳十一斤、酢二升、灰三斛、薪八荷」を用いました。
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今回の文庫は『有職装束大全』の文庫版ではございません。まったく別の本です。文庫本の紙面ですので、情報量は『大全』のようには参りません。典拠も記載しておりません。「まず初めの一冊」にはこの文庫、より深く詳しく知りたい方には『大全』と切り分けております。
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楽所幕がなぜ木瓜文なのか。
根拠文献は曖昧ですが、一般的には「応仁の乱で衰微した雅楽界を復興したのが織田信長であり、その恩義を忘れないように楽人たちは織田家の家紋を用いた」というように語られています。
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本日は雛祭り。
現在の「菱餅」は桃色・白・緑の三色が多いですが、江戸時代の宮中の菱餅は白餅と草餅の二色でした。
『有職故実から学ぶ年中行事百科』(淡交社)掲載の、川端道喜さま『御定式御用品雛形』「三月節句大菱餝御献上盛方」の図よりイラストを起こして下さいました。たいへん素敵ですね。 twitter.com/one_zeroberry/…
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これは是非拝見したいと思います。
chojugiga2020.exhibit.jp/?fbclid=IwAR3W…
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ちょっと『愚管抄』(慈円)を読んでおりまして、そうそうと思い、『鎌倉殿の十三人』の現在の状況を見ましたら。
「サテソノ年ノ十一月三日。終ニ一万若ヲバ義時トリテヲキテ。藤馬ト云郎等ニサシコロサセテウヅミテケリ。」
一万若というのは、頼家の長子・一幡のこと。まだ子どもです。
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歴史や古典文学愛好家の皆さまには、文字で語られる植物の活きた姿を。植物愛好家の皆さまには、日頃見かける植物が日本人とどう関わってきたのかをご紹介したいと思います。ぜひ手にとってご覧下さいませ。
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