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壺切御剣は元々は藤原氏の重宝でした。『扶桑略記』には「光彩電燿、目驚霜刃」と書かれています。これが藤原基経から献上され、宇多天皇から敦仁親王(醍醐天皇)に授けられました。壺切御剣は「藤原氏出身の母を持つ皇太子」のシンボルとして、さらに醍醐天皇から保明親王に受け継がれました。
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即位礼正殿の儀で、中央に置かれる玉座「高御座(たかみくら)」その内部についてのお話しです。高御座の形式は相当古くからあるようで、平安中期には現在と同じようなものになっています。
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出版時点では想像もしなかった世界情勢を見るにつけ思います。
去年と同じ行事を今年も恙なく行えること。それが如何に大切で有り難いことか。毎年同じ年中行事を行うことは、そのことへの祈りと感謝に他なりません。 twitter.com/tankosha_bs/st…
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芥川作品の元ネタ、『今昔物語』(利仁将軍若時、従京敦賀将行五位語)には、
「薄き刀の長やかなるを以て、此の薯預を削りつつ撫切に切る。早う薯預粥を煮るなりけり。(中略)さらさらと煮返して、『薯預粥出で来にたり』と云へば」
とあり、これも薄切りでサッと煮るという『厨事類記』派。
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ややや。
書店様がこのように扱って下さったのは、初めてでございます。感謝感激でございます。 twitter.com/maruzen_maruho…
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本日も旧暦10月15日。1024年前に藤原道長が見た月と同じ月です。なお「虧初」というのは「食の始まり」という意味です。
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まもなく9:00から行われる宮中三殿「親告の儀」は、立皇嗣礼の挙行を天皇が神前に奉告する儀式。
服装は「天皇:御束帯(黄櫨染御袍)、皇后:御小袿・御長袴、侍従:衣冠単、女官:袿袴、掌典長・掌典次長・掌典及び楽長:祭服、内掌典:衣袴・袿袴、掌典補及び楽師:祭服、出仕:麻浄衣」です。
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