谷口太規(CALL4)(@MTaniguchi14)さんの人気ツイート(新しい順)

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しかしトルコが入国制限をしているかの証拠はなく、ましてやトルコ以外の国に行かせない理由はない。結局のところ、シリアでの拘束を理由に、ジャーナリストの移動の自由が奪われているのだ。国が誰を海外に行け、誰が行けないかを決めている。これは私たちが手に入れられる情報や経験の問題だ(8/10)
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私たちはそれを勇気ある彼ら彼女らに委ねている。それは災害地の救援でも、原発の廃炉作業でも、宇宙実験でも、雪山の登山家も同じだ。私たちは、それら他人によりもたらされる安全や、発展や、美しさを享受し、暮らし、社会を作っている(6/10)
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後藤健二さんはその後も紛争地域での取材を続けていたが、シリアでの取材中イスラム国に捕らえれ殺されてしまった。彼のテーマは戦争孤児だった。 当然だが紛争地域には危険が多い。命を落とすこととも隣り合わせだ。だがそこでしか得られない事実がある。その体験でしか伝えられないこともある(5/10)
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そんな中、力になれればと彼らの1人に会いに行ってくれた人がいた。ソマリアで暮らし取材した経験を持つジャーナリスト、後藤健二さんだった。慣れない異国で自身の故郷を知る人との面会はどんなに心休まるものだっただろうか。私たちも裁判のために必要だったソマリア社会の実際を教わった(4/10)
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日本でソマリ語を話す人がいるかも分からなかった。手ぶり身振りのコミュニケーション。突然伝わるものも少ない。その後通訳をしてくれる人は見つかったが、生まれ育った環境と全く違う場所、食事、宗教。私以外誰とも話せないストレス、裁判の不安。彼らの多くは病んだ(3/10)
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海賊行為の立証は単純ではなく、適正手続きに従った裁判は大きな手間と費用がかかる。だから各国は嫌がった。それでアメリカから指示を受けて、船に関係する日本が裁判を引き受けることになったわけだ。 国選弁護人に選任された私は、すぐに留置された彼に会いに行った。通訳はおろか(2/10)
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海賊に疑われ、ソマリア沖から連れて来られた人を弁護したことがある。 船籍はパナマだったが日本の会社が実質保有していたタンカーを襲ったという容疑だった。船員は全員船の中に立て篭り、米軍が彼らを捕らえた。捕まったのは年端も行かない若者たち。文字も読めない漁師たちだった。(1/10)
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本当にひどいやり取り。差別以外の何ものでもない。望月優大さんの分析も非常に的確。でも最近こういう答えたくない質問を、質問者を揶揄することで矮小化してはぐらかす手法よく使われている。特に麻生さんが頻繁に使う。news.yahoo.co.jp/byline/mochizu…
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昨日午前10時に公開されたFu-kenさんの闘いへのサポートのためのクラファンは、24時間のうちに約200万円もの寄付を集めた。これは、私たちの闘いだ、と声を上げる人たちが多くいる。私はそこに希望を見る。call4.jp/info.php?type=…
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「差別って、大多数が決めたのであれば許されるものではないんだな、一人でも戦っていいんだなと思った。私もそこに違和感を持っていたんだなと思った」 言葉や制度による差別は人を疎外し、それは自身による疎外をももたらす。彼女は、そして私たちは声を上げることで、その疎外と闘う。
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ハンセン病の裁判記録にはこんな言葉が紹介されている。「強制隔離というのは植木に巻かれた針金のようなものだ。針金はしだいに植木に食い込んでいく。気がつくと心の中までずっぽりと隔離の暮らしになじんでしまう。」彼らは最初の裁判で「私たちが裁判所などに入って良いのですか」と聞いたという。
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Fu-kenさんは言う。「スティグマという言葉があるんだなと、最近知った」「今回の件を深堀りすると、スティグマという言葉に結びつくんだ、そういう言葉にできるんだなって思った」。彼女はそのスティグマを考える中で、訴訟という形で、声を上げることを決めた。
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昨日、元キャストで現在デリヘルの経営者でもあるFu-kenさんが、この持続化給付金の差別について提訴することを公表した。CALL4でも同時にクラファンを開始した。Fu-kenさんがなぜこの訴訟をするのかにを読んで、私はそこに他の多くの差別に共通するものを見た。call4.jp/story/?p=1401
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「私は今まで風俗業界で働いていて、ずっと、もやもやした感情がありました。この仕事はしてていいんだろうか、とか、この仕事してるのに恋愛したり結婚したりしていいんだろうか、とか。そんなことをずっと思っていました」 差別をされた人は、差別に晒されているうちに、それを内面化してしまう。
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コロナ禍をカバーするための経済的政策においても同じことが行われた。性風俗関連特殊営業と呼ばれる、例えばデリヘルなどの事業が給付金の対象外とされた。全国で2万件あるという。営業すれば夜の街による感染と叩かれ、営業しなくても援助はなく、経営側もキャストも路頭に迷う。
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分断することで、彼らの問題、にすり替える。では夜の街からは税金は取らないのか。もちろんそんなことはない。利用する人も、働く人も、この社会構造の中で夜の街は一つの受け皿になっていて、統治する側も地域もそれを利用している。それにもかかわらず、だ。 言葉による差別だけではない。
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私の法律事務所は池袋の「夜の街」の隣にある。法律相談にはセックスワーカーも来るし、道で会う客引きをする若者たちは以前に学習支援で勉強を教えていた子だっている。だからコロナの記者会見で「夜の街」という言葉が盛んに使われた時は、そのやり方に心がチリチリした。
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この文脈で使われた夜の街という言葉は、感染が広がっているのは「あちら」側で「わたしたち」の側が大丈夫だし、それから、コントロールの効かないあちら側の問題について政府(自治体)は責任がないというメッセージのために用いられた。分断による統治。これまでも繰り返し使われてきたやり方。
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水曜のカンパネラのコムアイ「学生の頃から原爆のことに関心があった。自分の話を聞いてくれる人が増えたら多くの人に届けたいと思っていたのに、影響力増したら、かえって自由に発言しにくくなってしまっていた。でも2年前くらいからそういうのどうでも良くなった。好きなように生きようと。」最高。
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入管の番組の時、CLPの作り手の人たちとミーティングをして、驚いた。問題構造や現実をとてもよく勉強していた。決してメジャーではないトピックなのに、問題構造や現場の実際を熟知の上で、どう届けるかを考えていた。 「Choose Life Projectは公共メディアを目指す 」toyokeizai.net/articles/-/367…
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難民条約とは?なぜ入国管理局で暴行が起きているの? クルド人難民申請者のデニズさんが、入管職員に「制圧行為」と称して、手錠をかけられたまま暴行を受けた事件に関して、CALL4が取材しました。 詳しくはコチラ→youtu.be/AURVHSH7Xs4 #CALL4 #入管 #長期収容 #難民問題
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CALL4、東日本入国管理センターの職員から暴行を受けるなど不当な扱いを受けたとして国家賠償訴訟中のクルド人男性デニズ氏をサポート prtimes.jp/main/html/rd/p… @PRTIMES_JPより
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入管は力を持って制圧しようと、彼ら彼女らに対して過剰な暴力を振るった。私の友人の足もその時壊された。病院にも連れて行ってもらっていない。それ以来、彼はもう20年近く、足を引きずって生きている。浜松町に仕事に行く時も、恋人と新宿をデートする時も、大塚の鳥貴に行く時も、足を引きずって。
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悲しいことに、信じられないことに、許せないことに、こんな人が山のようにいるんだ。ただ外国人というだけで。収容施設ではこれが日常なんだ。いつ出られるかも分からず、絶望の中で、非人間的な暴力にさらされている人たち。 もう止めなきゃダメだよ。変えなきゃダメだよ、人として。
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彼は私に会う前、入管の収容施設に2年もの間入れられていた。後に裁判で証明されたように、国から政治的迫害を受けて逃げてきた難民なのにだ。今度は日本の入管がろくに話を聞かず、信用せず、不認定にした。 絶望渦巻く収容センターで、酷い環境に抗議して多くの収容者の参加するストが起こった。