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救急ほど、この数十年で患者層が大きく変遷した科もないだろう。救急黎明期は交通戦争の真っ只中で、外科出身の救命救急医が腕を振るって重症外傷や熱傷の救命に奮闘していた。時代は流れ外傷は減少し、現代の救急患者の多くは高齢者の内科的疾患が占めるようになった。
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地域のために何でもかんでも断らずに大量の救急車を受けるのは一見美徳のようだが、個人の能力や施設のキャパを越えた受入れは医療事故を招く事もあるので控えるべきだと思う。特に医師1人の場合。現に周囲では、無理しすぎた結果ERでの重大疾患の診断の見落とし(診断遅延)が時に発生している 続く
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今朝痙攣の傷病者を搬送してきた救急隊の方、発症時の患者状況(痙攣のタイプ、開眼の有無、眼位、持続時間、顔色、前駆症状等)を非常に詳しく目撃者に聴取した上で申し送ってくれとても助かった。よく「映像化できる様な病歴聴取が大切」と言うが、彼の仕事は正にそれだった。ありがとうございます。
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救急車をタクシーやシャトルバスと勘違いしている人が一部にいるけど大丈夫かな。
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最近交通事故が多い印象。
バイク事故や飲酒運転による重症外傷も一定の頻度で搬送される。
子供の頃、父の運転する助手席にて教わった運転の心得は「待つ哲学を持つ」という事と「車間距離を保つ」の2点だ。
今でもこの言葉だけは胸に安全運転を心がけている。
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中学時代に通っていた小さな塾の進路相談での事。
俺が「将来は医学部に行きたいです」と話したところその先生は「読書はしてる?医者こそまず本ですよ」と。
普通ならそこで医学部受験に強い高校や受験テクニックを教える所だろうがその先生は違った。… twitter.com/i/web/status/1…
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痛ましい事故。この見出しだけだと誤解を受けそうだが、過失は形成外科執刀医ではなく麻酔科医。挿管後の確認が不十分だった可能性はある。
#Yahooニュース
news.yahoo.co.jp/articles/fdf2f…
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救急隊を小馬鹿にしたり下に見る医者がたまにいるけど、じゃあおまえは彼らと同じ事ができるのかと問いたい。
現場の混乱の中で的確な病歴聴取をし、確実な処置・観察をし、何度も断られながらも不屈の精神力とプレゼンテーションで受け入れ要請をする。続く
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当直中の一コマ📞
医師「はい、救命センターです!」
救命士「お、お世話になっております!50代男性、主訴にあってはきょっ、胸痛ー。搬送中にしん、心停止ー」
医師「落ち着いて下さい!初期波形は?」
救命士「は、波形にあっては心静止ー。既往にあっては高気圧ー、高気圧ー」
気象予報士かっ!
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これにはご本人の回復力ももちろんあるが、長期間諦めずに、毎日献身的に大変な体交や呼吸理学療法、吸引、観察などケアをしてくれた看護チームの努力の賜物がとても大きかったと思う。
心から拍手を送りたいし、こういう喜びは病棟全体で共有して良い事だと思う。ありがとうございました。