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榊原記念病院で心臓血管外科研修中の後輩は、本日になって始めて昨日の狙撃事件とその顛末を知ったらしく、非常にショックを受けていた。昨日は一日中何件もの手術に明け暮れ、彼も周囲のスタッフもそれどころではなかったよう。色々な所で、色々な戦いがある。
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当直中の一コマ📞
医師「はい、救命センターです!」
救命士「お、お世話になっております!50代男性、主訴にあってはきょっ、胸痛ー。搬送中にしん、心停止ー」
医師「落ち着いて下さい!初期波形は?」
救命士「は、波形にあっては心静止ー。既往にあっては高気圧ー、高気圧ー」
気象予報士かっ!
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「おい磯野。おまえが帰しためまいの患者さん、がっつり小脳梗塞だったよ」
#おい磯野シリーズ
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後輩の機転で救われた話。骨盤骨折による出血性ショックの患者。
TAEによる止血が完了しICU入室。一旦は改善したバイタルが数時間後に再び崩れる。再出血?だが骨盤の止血は済んでおりFASTも陰性。貧血進行もない。しかし輸液・輸血反応性の乏しい血圧と上がり続ける乳酸値。ACSからの腸管虚血か?
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CPRシミュレーションでの一コマ。
医師A「わかりますか?お名前言えますか?」
マネキン「・・・(突然VF)」
インストラクター「先生!VFです!どうしましょう?」
医師A「でっ、でっ、電マ!電マ!!誰か電マ!!」
本当に電マを置いておけば良かった。
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今朝痙攣の傷病者を搬送してきた救急隊の方、発症時の患者状況(痙攣のタイプ、開眼の有無、眼位、持続時間、顔色、前駆症状等)を非常に詳しく目撃者に聴取した上で申し送ってくれとても助かった。よく「映像化できる様な病歴聴取が大切」と言うが、彼の仕事は正にそれだった。ありがとうございます。
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都内からの転院要請。10LリザーバーマスクでSPO2 80%台前半とかなり具合が悪いが、都内の病院は多摩地区含め全部受け入れ困難だったらしい。
当院も重症ベッド満床であり、原則都内の症例は受け入れ制限の規定となったため、トップに相談の上断らざるを得なかった。
本当に申し訳ありませんでした。
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影響力のある方なんだから、あまり不用意に主語を大きくしない方がいいですよ?三浦さん。
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今日の救命センターも鬼すぎた。コロナ数名を含め、朝から晩まで近隣市町村からの救急搬送止まらず。夜勤への引き継ぎもままならないほどのラッシュで、日勤メンバーも深夜まで誰も帰れない状況。
医療崩壊というよりも、この医療圏の地域崩壊を痛切に感じた1日だった。
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芦田愛菜さんへ
内科医は何でも知っているが何もできない。
外科医は何でもできるが何も知らない。
病理医は何でも知っていて何でもするが、遅すぎる。
救急医は何でも知っていて何でもやり、タイミングも良い。
是非救急医として当院で一緒に働きませんか?
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旅行記のような地理の授業。
いったい何の役に立つんだと敵意すら感じていた倫理の授業。
もはや赤点しか記憶にない古文漢文。
全て今となってはあの時にちゃんと勉強しておけばよかった、実は面白いじゃないかと思える。
もう一度高校時代にタイムトリップできたなら、今度は優等生になれるかな。
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中学時代に通っていた小さな塾の進路相談での事。
俺が「将来は医学部に行きたいです」と話したところその先生は「読書はしてる?医者こそまず本ですよ」と。
普通ならそこで医学部受験に強い高校や受験テクニックを教える所だろうがその先生は違った。… twitter.com/i/web/status/1…
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あるある。原因は大体一過性の迷走神経反射が多く、重篤なアナフィラキシーショックは少ない(だとしても治療ですぐ改善する)。
ある程度の規模の若年者の接種会場では散見される事象。
過度に心配する必要全くなし。
#Yahooニュース
news.yahoo.co.jp/articles/52804…
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「血圧低めの脳卒中症状→大動脈解離」は今年で3例目。
昨日など「左片麻痺+収縮期血圧100前後」の入電の時点で若手に注意喚起を行い、実際に右総頚動脈へ進展したA型解離であった。
大動脈解離の6%は脳卒中様症状で発症する。
救命士は解離は全く想定外だったようで、現場でフィードバックを行った。
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「いつもより血圧が高くて心配」という主訴でウォークイン受診した中年男性。問診では「自転車に乗った後からなんとなく胸苦しくなり、帰宅後に血圧を測ったら高くて心配だった」と。
診察時は無症状。 続く
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救急車をタクシーやシャトルバスと勘違いしている人が一部にいるけど大丈夫かな。
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重症COVIDの治療に尽力できるのも内科各科(特に総合内科、呼吸器科)の大変なバックアップがあっての事。
毎日ひっきりなしに来る中等症患者を引き受けていただいているため、重症患者に専念できる。
平常通りERや重症外傷等に何とか対応できているのも各科のご協力があっての事。
本当に感謝しかない。
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外勤先では日中だけで既に3名のコロナ陽性者。皆ウォークインや救急車で、自宅や街中の飲食店などから普通にやって来る。微熱や脱力感など主訴は様々で、必ずしも典型的な症状で受診するわけではない。年齢も様々。入院か自宅待機かは重症度による。もう街中に陽性者はいると思って自衛した方が良い。
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99、82、86、90、92、80、84・・
これはある日、救命士から特定行為(高度な心肺蘇生)の指示要請を受けた傷病者の年齢だ。このように、超高齢者への心肺蘇生は日本のあちこちで日常的に繰り広げられている事がわかる。日本の医療はこの先どうなっていくのか。綺麗事を抜きに見つめていく必要がある。
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救急相談センター#7119が全く機能していない。誰がどういう対応しているのか知らないが、どう見ても救急車で来る必要ないケースにも「とりあえず救急車呼んで」が散見される。全く意味なし。