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まぁこれは宗教系に限らないんだが、なんか怪しげな集団は、間に耳あたりの良い団体を一枚かぶせて(時には複数枚かぶせて)現れ、その団体に所属している人ですら、自分が「そういうところ」の出先をやっているって自覚がなかったりする。
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これなぁ、笑い話でもあるが、同時にすごい絶望の話もであるんだ。
「良いものを作れば売れる、ではない」の、ある意味の証明なのだ・・・
togetter.com/li/1921200
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志摩スペイン村は今まで必死で、クオリティを上げればお客さんが来ると信じて、スタッフもキャストも、現場の人たちは頑張ってきたのだろう。清潔でサービスの行き届いた、見ごたえのある楽しいアトラクションの数々を、日々努力を重ねてきたのだろう。
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だが、選択肢に入っていなければ、それらは何の意味もない。安くて美味いチュロスも、本場顔負けのスペイン料理も、夏の青空に映えるこだわった異国情調あふれる街並みも、夜の空に打ち上がる花火も、「存在している」ことすら認識されない。
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逆に言えば、開けられさえすれば、その中に入っているのが二束三文でも、宝箱足り得てしまう。
宝箱になれば、その中身はどんなものでもお宝だ。
少なくとも、存在は認識される。
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よく、
「オマエの努力が足らないだけ」
「結果がすべて」
「それが客のオマエへの評価」
的に語る人がいるが、それは平等な条件下の話。
というか、多分言っている人もわかっているんだろう。
だから、「切り捨てる」側を擬似的に味わって、ウサを晴らしている。
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まぁ今回の事件で、「え、中華チェーンの王将って二つあるの?」と驚かれている方多数で、関西省育ちとしては逆に驚きなのですが、良い機会なので申し上げますと、「蓬莱の豚まん」も二社あります。 twitter.com/GoITO/status/1…
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昨日から大騒ぎな大阪王将事件だが、「フランチャイズ」ってのは、要は「のれんわけ」であり、親分が子分のケツを持つから成り立つ。
だが実際は、フランチャイズ先の勤勉さと性善説にあぐらをかいていた。
それが崩れればこうもなるって話なのかもな。
togetter.com/li/1921212
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多分、これから先どんどんこういうの増えるかもな。
数年前の「バイトテロ」騒動では、待遇の悪い店には室の悪いバイトしか集まらず起こり得たとも言えたが、今回は、「店単位の経営の問題」で、本部も無罪じゃあない。
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フランチャイズの店って、全部が平等じゃなくて、店ごとにランクがある。オーナーの資本出資率や、日頃の成績などなど、本部の方も強く言えない相手もいる。
他には、本部の社員が、トラブル起こすと自分の責任問題になるので、ないないで済ませるとかね。
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多分、本部は、「いちフランチャイズ先の従業員同士の人間関係由来のトラブル」で収めようとしているのかもだが、株価がダダ下がっていることからも「ブランド」の価値が大幅に失われたと判断されているのが現実。
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日本のチェーン店ってのはなんのかんの言って優秀だっった。安くて高品質なものを、便利に手に入れられる。だが、その土台がゆらぎ始めているのかもしれない。
100のうち1がサボってても、99がちゃんとしてれば守られていた。
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それを、「じゃあウチが頑張らなくても大丈夫じゃないか」と「気づいた」者が現れてしまったのかもなぁと。
大げさなと思うかもだが、じゃあ今日、この店でなかったとしても、大阪王将で飯を食いたいか?と聞けば、多くのものが「うっ・・・」にはなるだろう。そういうこと。
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真面目にやってた他の店の経営者が血を吐くほど怒り狂っていると思うよ。あと、他の同業他社のチェーンも、「オマエんとこ大丈夫なの?」とこれから疑われる。
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似たような事件が昔あってね、「雪印集団食中毒事件」って言ってなぁ、乳製品メーカー最大手だった雪印の、戦後最大規模の大騒動。
あのときも、いい加減な経営体制が、全国規模の大事件となった。
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あのときの、地方の牛乳販売店の人たちの苦痛は、筆舌に尽くしがたいものだったそうな。
雪印は社員総出でお詫び行脚をさせたが、事情もろくに知らない社員に、「いいから黙って土下座に行けば良い」とばかりに送り込んだという。