SOW@(@sow_LIBRA11)さんの人気ツイート(古い順)

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今のロシアが、「戦争反対」ってプラカード持ったら逮捕されて、直接表現ではなく隠語で抗議したらそれも捕まって、「じゃあこれならどうだ!」って真っ白な無地のプラカードかかげたらそれすら逮捕されたって状態に、おかしさを感じない方がおかしいとおもってしまうのだ・・・
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んで連れてかれた拘置所で、警官が「給料安いのにやってられねぇ・・・でも年金もらうまでの辛抱なんだ・・・パトカーのガソリン代自費から出してんだぞ俺ら・・・」と逮捕者にこぼすって、もういろいろやばいだろ。
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正直、ヴィーガンの代替食は、「ホンモノより美味くて安い」にならん限りは、絶対に勝てんと思うのよ。理屈の話でな。 ほれ、日本の食文化での成功例があるじゃろ、「がんもどき」だ。 あれは元々、雁肉の代替食、だから「もどき」なんじゃよ?
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ロシアが支配した地域の市民を強制的にロシア領に移動させているって話、こういうの聞くと、古来より「女子供を逃がせ、男は盾になれ」は人道主義でなく、もっと切羽詰まった話だってわかるよなぁ・・・これ要は、同化政策の第一弾なわけですよ。
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古代の戦争なんかで、敗れた民族は男は皆殺しにされ、女子供は連行。女に子どもたちを育てさせる。子供は男だったら奴隷にして死ぬまで使う。女は支配民族の男との間に子を産ませ、育てさせ・・・というループを繰り返せば、三世代かからず飲み込める。
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実際、岩明均先生の大傑作「ヒストリエ」があるのだが 、戦争が起こり、男は王族に至るまで皆殺したあと、何万という女子供を連行する行列が続くって描写があってね。
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ちなみにこれは主人公の国が「される」のではなく、主人公の属する国マケドニアが「する」話。古代においては、戦に敗れるってのは、そういうことだったのだろうと。だから、男が命を捨てて死にものぐるいで戦う。 民族部族の存亡の危機だったから。 女子供が生きてればまだ続くからね。
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ちなみに「ヒストリエ」において、マケドニアに連れて行かれ奴隷にされそうになったのがスキタイ人といって、奇しくも現在のウクライナのあたりに住んでいた民族。この地の人々がスラブ人といい、後にスレイブ(奴隷)の語源となったように、いろんな皮肉を感じさせる。
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ロシアはこの手の政策を帝国初期の昔から行ってきたが、特にドラスティックに手掛けたのが、やはり出てくるスターリン。二十年の間に強制移住させられた民族は40を超し、わかっているだけで350万人が無理やり土地を追われた。
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まぁさすがにいくらなんでも現代なので、「民族根絶やし」はしにくいが(不可能でもない)、分断し散り散りにし、「私達は愚かだったので支配者様にご迷惑をおかけした」というネガティブを植え付け、従順なマイナス方面の意識にするくらいは、できちゃうわけですよ。
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「中立は素晴らしい。誰も敵にしないのだから、誰からも敵にならない。これぞ素晴らしい方針!」と思ってしまうのだが、そういう幻想をグーで殴ってくるベルギーの歴史と言うな・・・
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ベルギーはなぁ、第一次第二次と、戦勝国に分類されるんだが、ある意味で敗戦国よりひどい目にあってなぁ・・・そもそもこの国、二回とも「中立国」だったんだ。なのにこうなった。
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ドイツ「フランスに攻め込むよ!」 ベルギー「そーすか、まぁ俺には関係ないんで」 ドイツ「でもフランス国境ガチで固いんだよな」 ベルギー「いやだから関係ないっす」 ドイツ「だからキミのとこ通らせろ」 ベルギー「は!?」
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ベルギー「いや無理っすよ、中立って言ったでしょ? アンタの味方もできませんから! ってか、他国の軍隊自国領に入れる国がありますか! ついでに侵略する気でしょ!」 ドイツ「それはそれとして」 ベルギー「するなー!」 ドイツ「返答は如何に? 断ればフランスに利したとして敵国認定ね?」
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で、まぁ、攻め込まれたんですよ。必死で抵抗しましたよ、ベルギー。そらもぉ、涙ぐましい。でも圧倒的な国力差ですよ、敵わずやむなくフランスに助けを求めたんですよ。
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ベルギー「助けてフランス!」 フランス「なんで?」 ベルギー「なんでって・・・?」 フランス「中立なんでしょキミんとこ、ウチの味方でもない国に、ウチの国の金と兵士を使えっての?」 ベルギー「でも、このままやオタクも・・・」 フランス「それとキミを助けるかは別問題」
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フランス「どうしても助けてほしいというのなら、それなりのことをしてくれないと」 ベルギー「なにをしろと・・・?」 フランス「君んとこの設備や資源、ドイツに取られたら厄介なんで、壊して燃やしといて、全部」 ベルギー「そんな・・・」 フランス「じゃないと利敵行為とみなすよ」
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~終戦~ フランス「かったー」 ドイツ「まけた・・・」 ベルギー「勝った・・・はずなのに・・・国土が焼け野原・・・街も設備もインフラも全部なくなった・・・自分で壊した上に隣国に壊された・・・なんでこんなことに・・・」
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というのが第一次世界大戦でのあらましでして。 んで、ベルギー、がんばって復興をした。 泣きながら国土を再建しようとした。 ところが第二次大戦勃発!
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ドイツ「こんちわー」 ベルギー「ぎゃー!!!!」 フランス「焼き終えたら呼んでね、味方してあげるかもしれないから」 同じことがもっかいおこったんですね。
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中立ってめちゃくちゃリスキーというあらわれなんですね。いざって時は誰も助けてくれない。 誰も味方がいないってことは、「別にこいつを倒してしまっても構わんのだろう?」ってしがらみなく攻撃できるってことでもあるんですよ。
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で、普段から同盟関係をもってて、いざって時に協力し合う約束してたらともかく、「困った時になって助けを求めて」も、足元見られまくる。結果として、「こんだけしましたから助けてください」と、焦土作戦という名の自国内破壊をしなきゃならなくなる。
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中立国家って、国民全部で命懸け政策なんですよ・・・簡単にできるもんじゃございません。 スイスは天然の要害、いざというときの外交窓口、スイス銀行に代表される金融力、その上での軍事力でがんばって成り立たせたわけで・・・
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インドも正確には中立ってわけやないしなぁ。 あくまで欧米一辺倒にしたら過去の歴史から考えて足元見られるんで、ロシアを対立軸においてのバランス外交の一種だしなぁ。 世界最大クラスの人口と核兵器持ってても、その始末よ。
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つまり中立政策ってのは「誰も助けてくれないが、来るってんならやんぞコラ、地獄に道連れじゃアアン!!」みたいなものなのかもですな。 「下手に戦って疲弊するくらいなら、ほっとくのが一番か・・・」に持ち込むくらいの。