601
具体的に、イギリスは北海ガス田持ってるから発電の半分以上は「ガス」で、フランスは原子力が七割で他国に売れるほどで、ドイツは地続きの隣国だからそこから電気を買える。
なぜ「石炭」なのかという話だったかって言うと、一番切っても問題なかったんだろうなと。
602
デニム「帰るぞ」
ジーン「はい」
#あの物語を序盤で終わらせてください
603
605
まー今回は大事になりましたが色々同様のことはコレまでも起こってて、
ちょい前に論議を起こしていたこととして、保育園を開設しようとしていた女性が、夫がフィギュアメーカーの社長で、美少女フィギュアなども販売していたことからいちゃもんつけられて中止に追い込まれましたね。
606
他にも、保育士を兼業していたグラビアモデルがバッシングされ、あとひどいものとしては、とある地方議員が元風俗記事を書いていたことをあげつらわれた、なんてのもございます。
なにげに、多いんですよ。
607
しかも大半が、「けしからん! いかがわしい!」とは言わず、「そのような者が公的な職業に付けば、『私達市民』になにがあるかわからない! 怖い!」と、あくまで、「善意の被害者」論法にするので、法的にはまったくなにも一切問題ないどころか人権問題なんですが、
608
庇おうとすれば、「じゃあなにかあったらお前が責任取るんだな」と詰め寄られるので、誰も助け舟を出せないまま、当人は泣き寝入りするか、ただひたすら殴られるだけという、大変、近代社会とは言い難い差別偏見がまかり通っているんですね、実は現代日本。
609
こういう話を聞くとですね、ある弁護士の話を思い出します。まぁ、聞けば結構多くの人が「あ、知ってる!」という程度には社会を騒がした凶悪殺人事件がありまして、死刑を求刑された被告人を、ひたすら弁護しているんですよ。
610
正直、少々無理筋な論理の展開もあり、世間から「殺人鬼の味方をする悪魔」扱いだったのですが、正直私もそれきっかけで興味がわき経歴を調べたら、もうなんかこう、「社会的悪」みたいな人ばっか弁護している人だったと。
611
ただ金目当てとか、名誉欲とか、あとお仲間のためとか、そういうのじゃなかったんですな。
「人間の行動の制限は、法に基づいてのみ行われるべきで、法に反した強制はあってはならん」というのを、その人は譲らなかっただけなのだそうでず。
612
その一つが「暴対法違憲裁判」で、暴力団という反社会的集団を封じ込めるために、あらゆる自由を制限する法律なのですが、これらは同時に憲法に保証された基本的人権すら冒していると議論されながらも「悪者をこらしめるものだからいいんだ」と通った経緯がありました。
613
暴力団側は、大金を積んで弁護士を雇おうとしましたが「ワルモノに味方したら俺まで一緒にされる」と皆が断った中、その人は引き受けました。
しかし、10億円までつり上がった依頼料を、その人は突っぱねたそうです。
614
「俺はヤクザなんか大きらいだ。人間のクズだと思っている。だがクズでも人間だ。なら守られるべきものがある、俺はそれを守るのだ!」と、日本最大のヤクザ相手に啖呵を切ったという。
615
その人は自分を「左派」と自評していましたが、時に右翼の犯罪者の弁護も引き受け、「左」の同業者たちからは裏切り者呼ばわりされ、「右」側からは「こっちにすり寄ってきた」とせせら笑われながらも、最後までその生涯を貫き、あまりに食えないので「職業というか趣味だな」と笑っていたそうです。
616
ちなみにその弁護士、音楽好きで自分で演奏したテープを自費出版で販売していたらしいのですが、なぜかよく売れたそうです。
彼が「いらん」と依頼料を突っぱねた悪人たちや、貧乏な顧みられない社会的弱者たちが、「せめて」と発売される度に購入し、陰ながら応援していたとか・・・
617
「どんな人間でも絶対に守られなければならないものがある」その一線を超えてしまえば、あとはもう殺し合いなのです。実際歴史上、多々ありました。だがその結果、一番最初に死ぬのは一番弱いものからなのですな。
それゆえに「法」とは、感情や思想や、ましてや好悪で左右してはならんのです。
618
619
まぁ社員旅行と言えば今は廃れつつある文化だが、昔は、これくらいしないと、一生まともに旅行もしないまま終わる庶民が多かったってのもあんだろうね。 twitter.com/aphros67/statu…
620
商いというのはなかなか複雑なものでしてね。
「年に一回やってきて、100万円使う客」一人よりも、
「週に一回やってきて、100円使う客」2百人の方が、実はありがたかったりするんですね。
621
「え、どっちも同じ総額100万円くらいでしょ?」と思うかもですがそこがさにあらずでして、前者の場合は、いつ来るかわからない客のために、100万円相当の準備を常に行わなければならない。
この維持費ってのがものすごいんです。
622
逆に、100円の客が二百人ってのは、だいたい一日平均30人は来ます。確実に来る彼ら相手に、常に100円の態勢をとっていればいいんです。安定感が違います。
623
確かに、客数は少ないが客単価は高い店はありますが、そういうお店は、「常に高額なサービスに応じた態勢」を整えることに膨大なコストを支払い、その分も料金に加わっているんです。そこらへんをわかっているお大尽向けの商いなんです。
624
625
ああそういやコレ系に関して思い出した話がある。
「鰻屋で松竹梅とあったなら、松を頼めないならおとなしく梅を頼め」です。
竹が一番利益率が高いそうで、味や品質に少なくとも価格ほどの差はない。
「一番上ではないが一番下でもないものを頼んだ」ことへの代金なんだとかw