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税務署は税法にもとづいて職務を執行しています。
公務員なのですがから、それ以上も以下もしません。
「なんらかの収入があれば、税法に応じて税金を課す」が、彼らのルールです。
業務内容を監督監察指導するのは、他の省庁のお仕事です。
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昨今、転売屋が次々と税務調査を喰らい、ごっそり追徴課税を取られるという心温まるニュースが聞こえますが、それをもってして「納税させるということは、公的に職業として認められたということだ!」な言説が見受けられますが、大きく異なります。
税務署はそういうの「関係ない」だけです。
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診断という形で入ってくる外部からの医師って、ある意味、「査察」を兼ねたものでもあるのかもね。
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子どもへの虐待の、深刻かつ悪質なものって、正体不明の変質者より「逆らえない身近な人」からのものというからな。わかりやすく言うと、親か教師。だって前者が被害を訴えることができるが、後者は、被害を訴える相手が加害者なんだから。世界の狭い子どもからしたら、逃げ場がない。
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そりゃあ、「なんで上まで全部脱がせるんだ!」の問いに、「アンタが子ども殴ってるかもしれないから」とは言えないから、「昔からこのやり方なんです」としか答えねぇわな・・・
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学校での、いわゆる「健康診断」的な際の話、そりゃあ限られた時間で大量の生徒たちを全員診察しなきゃいけないんだから、「服の上から」とか「手だけ入れて」とか、細かな配慮する余裕が無いんだろうなぁとも思ったが、「虐待痕がないか確認するため」もあると聞いて、別の意味でゾッとした・・・
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配慮したつもりの「女性扱い」は、却って配慮している側の「女性の規範」を押し付ける形になる時があるんだろうね。悪意や害意ではなく、好意のつもりでやるからなお、たちが悪くなる時があると。
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以前、女子向けレーベルで書いたことがあるんですが、編集さんに言われたのは、「女子向けを意識しないでください。そういうのは却って嫌がられます」と言われたのを思い出す。
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「ゴールデンカムイ」展の行列のかなりの割合がレディーたちという段階で、いわゆる「女性向け」って、世間一般が思うよりも、実はずっと自由であることが分かるよねぇ。
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ゴールデンカムイの無料公開も今日で終わりなわけなので、単行本未収録のネタバレ前提会話も今日までなのだが、鶴見中尉って、実は前頭葉が欠けたことで、「ウソが吐けない」人になってたのではなかろうか。
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要は、かつてブイブイいわせていた「若者」が、収まるところに収まり、「所帯臭い」生活をしているギャグ漫画。それが「都内ではなく埼玉、しかも通勤に時間のかかる春日部」「建て売りの狭い庭しかない一軒家」「住宅ローンで手一杯なので車は安い国産普通車」、これが、地味な暮らしだったんだろう。
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さらに救われないのは、そういう現代社会の王侯貴族の基準で作られた思想を、「なんと立派な!」って真似る庶民な。彼らの粗食は俺等の日常食よか贅沢品なのにな。
なのに「粗食、素晴らしい!」ってやるようなもんよ、栄養失調で倒れそうになりながらなw
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それがわかってないのに、自分たちの「基準」に基づいた「普通」を語る。
東大寺建立の時に、誰だったか王侯貴族の一人が、袖の中に土を入れて運んだのな。
それは彼らにとっては「なんと立派な」って話なの。
でも一般労働者からしたら「遊んでんの?」ってレベルなの。
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当たり前だけど、人間は周りの景色を「基本」にしちゃうのよ。生まれたときからタワマンぐらしの子どもには、エレベーターもない団地の人の気持はわからない。
無理にわからなくていいが、「わからないことがある」ことはわからないといけない。
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同時に、自分たちが富貴な生活をしているのも、「まぁ確かに平均よりちょっと豊かだけど」くらいで、「でも私はあなたよりずっと努力したんだから、正当な対価で権利なんだよ」と、ホンキで思っているの。
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で、実際の庶民の貧困さ具合とかは、知らないどころか、目に入らないのよ。そういう生活をしている人たちは、「ちゃんとしていなかったからそうなった」でしかない。だから「努力」とか「自己責任」って言葉が好きなの。
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よく取り上げられる、チシキジンな方々の、「豊かさに囚われるな!」「脱成長!」「平等に貧しく!」「貧乏になる権利!」的なあれ、当人たちの「貧困」の基準が、未だに「海外旅行を我慢する」「ブランド物のバッグじゃなくてもいいじゃない」だったりするのよ、実は、恐ろしいことにw
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そういや以前、なんかの番組で、神木隆之介(20代)が「ラブライブが好き」と言ったら、磯野貴理子(50代)が「え~、神木くんそういう人だったの~w」と笑ったのだが、当の神木隆之介本人は磯野貴理子がなにを言いたいのかわからず、「はい?」と素で返したそうな。
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件の「給付金送付ミスで4600万振り込まれた」の人、「刑務所に入れられてもこんな大金はいるならかまわん!」になったのだろうが、「税金」というトラップが発動し、「このままでは半分近く持ってかれる」というまさかの事態に、「今からでも間に合うからごめんなさいせぇ!!」になってるのがw
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今回の問題は、吉野家一企業のそれにとどまらないと、私は考える。経営者は、従業員が「自信をもって働けるようにする」ことを忘れないでいただきたい。
そして、頭でっかちの勘違いした軍師気取りが、どれだけ間が抜けたものであるかも、省みていただきたい。