376
「選択的夫婦別姓」制度というのは言葉の通り「選択的」である以上、謂わずもがな「同姓」を望む人々の権利を奪うものではない。こんな、今や地球上で日本だけに存在しない自由選択の余地すら自国民に与えようとしないような、反民主的で硬直しきった自民党政府の下で、社会問題が改善される訳がない。
377
フランスのマクロン政権が強行する年金改革に反対する大規模デモに、高齢者のみならず学生まで幅広い世代が参加しているのは当然で、再分配機能の改悪は国家の責任放棄であり世代の差は無関係だから。平然と世代間対立を煽る政府に為されるまま、増税と社会保障削減を許している本邦の社会実態が異常。
378
岸田首相は「増税」を否定しているが、売上1000万円以下の個人事業主やフリーランス等の人々から、赤字でも容赦なく負担を強いて、政府試算でも約2500億円も新たに巻き上げる「インボイス」は事実上の増税。決して生活に余裕のない人々から1ヶ月分の所得相当を奪おうとして、どの口で言うか。
379
所謂「G7」に限っても、本邦以外の6ヶ国は乳製品自給率が8~10割超に達します。本邦は59%でダントツ最下位です。こんな状況で、海外から大量輸入を続け、国内生産者に生乳を捨てさせ廃業や破産に追い込んでいるのが自民党政府です。まずは統一地方選挙で全滅させなければ「食」を守れません。
380
そもそも企業・団体献金を無くす為という大義名分の下で導入されたのが「政党助成金」だが、その約束を完全に反故にして、自民党などは企業・団体献金と政党助成金の薄汚い「二重取り」を続けている。福祉は「財源」を云々して削りながら、自分達はウソで市民を騙し巨額の税金で肥え太る盗賊集団。
381
「維新」の騙し文句は枚挙に暇がないが、最も恥知らずな発言の一つは、吉村府知事の「給食費無償化は維新の推し進める政策」というもの。以前、同じ口で「共産党の政策」「財源論を無視」と言って「給食費無償化」を求める声を攻撃しておきながら、この厚顔無恥ぶり。維新に騙されてはならない。
382
岸田首相が「法の支配」に関わる人材を育成するなどと表明。憲法違反の反撃能力もとい「敵基地攻撃能力」にしろ、法的根拠もない違法な安倍元首相「国葬」にしろ、国会にすらも諮らず「閣議決定」を独裁的に濫用して無法を強行し「人の支配」をしている人間が、どの口で「法の支配」を説くのか。
383
制定当初は世界で最も民主的な憲法であったヴァイマル憲法の下で、ナチス・ドイツのような独裁体制が生まれた原因が、自民党が欲する「緊急事態条項」と瓜二つの「国家緊急権」の存在。国家権力を制限して市民の権利と自由を守る立憲主義の原則を破壊しようとする自民党の本質はナチス・ドイツと同じ。
384
我が身大事で公文書に難癖をつける醜態を晒し大臣のイスにしがみついている高市早苗氏も、任命責任者でありながら我関せずで放置している岸田首相も余りに酷い。自民党政府の体質は、国家行政の客観的信用性が根本から失われた5年前の公文書改竄から全く変わっていないばかりか、更に酷くなっている。
385
吉村府知事がテレビ出演に熱中する裏で、国内最悪のコロナ死者数を記録しているように、どこまで行っても「維新」は所謂「やってる感」だけ。そして「私立高校も完全無償化」「イソジンでコロナに打ち勝てる」「カジノに税金は使わない」と嘘すら厭わぬ恐ろしさ。この選挙で打ち倒さなければならない。
386
「24時間選挙のことを考え、実行できる女性少ない」などと「維新」馬場代表が発言。性別に関係ない内容の発言を「女性」に限定する時点で差別的。そもそも政治家は選挙より「主権者」を第一に考えるべきであるし、馬場氏のように選挙の為なら平気でウソを吐く人間の方が問題。 asahi.com/articles/ASR3X…
387
岸田政権が「トラック運転手不足」などと口にしているが、一体どの口が言うのか皆目見当もつかない。岸田政権が導入を強行しようとしている「インボイス」制度によって、個人事業主のトラック運転手は更に大打撃を受け廃業へと追い込まれる。自分達が不足に拍車をかけてマッチポンプも甚だしい。
388
「言った」「言わない」という客観的信用性を欠く発言や記憶に左右されない為に、近代国家においては徹底的な記録を残すべきだという「文書主義の原則」があるのに、口先だけで「記録」を否定するような高市大臣の続投を許したら、もう無法な無政府状態と変わらない。この国は完全に壊れかけている。
389
統一地方選挙直前になって、自民党が散々放置してきた「保育士配置基準」見直しや「給食費無償化」などを突然「提言」し始めた。余りに露骨なタイミングで失笑を禁じ得ない。例によって、選挙が終わった後で有耶無耶にし、規模が縮小し、挙句消滅するのが目に見えている。有権者の意識が試されている。
390
自民党政治による放送法「政治的公平」解釈変更の意図を裏付ける件の行政文書について、自身に係る部分を一方的に「捏造」扱いして居直っている高市早苗氏を「逃げ切り」とし、追及する野党を「手詰まり」と高市氏に加担する論法を取るメディア。政治的圧力に屈しているサマを見事に「自白」している。
391
安倍政権以来の腐り切った人事権行使は、性暴力被害の告発を揉み消した中村格氏を警察庁長官にしただけに留まらない。改竄を強要された赤木俊夫氏が自死に追い込まれた公文書改竄問題では、指示を出した官僚が漏れなく栄転。逆に「ふるさと納税」の問題点を指摘した総務官僚は左遷。無法にも程がある。
392
公正な再分配と人権の擁護を責務とする政治において、何より重要な弱者の救済に全力を尽くしてきたのが、大阪府知事選に立候補したたつみコータロー候補。国会議員時代には搾取されているコンビニ加盟店舗オーナーの問題を追及して、公取委さえ動かした。
#たつみコータローを大阪府知事に
393
岸田首相は就任間もなく「公文書改竄」を巡る裁判を、佐川元国税庁長官への証人尋問直前に「認諾」手続きを悪用し、市民の血税1億円で裁判を強制終了し真相究明に蓋をした「前科」があります。こんな人物が今また、公文書を攻撃する高市大臣を放置している訳です。行政府を預かる資格は皆無です。
394
「全額を社会保障に使う」と真っ赤な嘘で自国民を欺き消費税搾取を強行し続けながら、実際に自民党政権がやっているのは物価高騰でも容赦のない年金削減や介護施設食費倍増など徹底した社会保障の改悪。挙句の果てに健康保険証廃止方針による恫喝じみたマイナンバーカード強要。正にクレプトクラシー。
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またしても自民党政治家の言説によって公文書の信用性が貶められているというのに、岸田首相は高市大臣について「罷免する理由がない」などと妄言を吐いている。僅か数年前に安倍政権下で安倍元首相答弁に端を発する公文書改竄が引き起こされ、公務員の命が奪われたというのに反省が微塵もない。
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警察庁前長官の中村格氏が日本生命顧問に所謂「天下り」をしたというが、この中村格という人物は性暴力被害の告発をトップダウンで揉み消すという、警察官として有るまじき暴挙に手を染めておきながら、処分どころか自民党政府の下で重用され、警察庁長官になったような存在。決して忘れてはならない。
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アメリカの兵器には数兆円もローンを組んで、それこそ将来世代まで重い「ツケ」を押し付けて大量購入しながら、肝心の将来世代を助ける年間4400億円で可能な給食費無償化には「財源」を云々し、奨学金すらをも「ローン」のまま放置し困窮者から搾取しているのが自民党政治。存在価値は微塵もない。
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安倍政権による「放送法」破壊によって、報道が露骨に「政府広報」に加担するサマは嫌という程見せられてきたが、NHKがアメリカ側さえ「FTA」と言った日米貿易協定を、FTAではないと自国民を騙す為に安倍政権が生み出した「TAG」なる造語に差し替えた時には、流石に怒りを通り越して寒気すら覚えた。
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件の「放送法」解釈を巡る行政文書を「捏造」だと強弁し続ける高市大臣への追及に関し、野党側を「手詰まり」と報じるメディアがあるが全く誤り。行政における文書主義の原則に照らせば、詰んでいるのは公の記録を「主観」や「感情論」でしか否定出来ない高市大臣。民主主義社会のメディアと思えない。
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「維新」吉村府知事は、言うに事欠いて「カジノで住民サービス拡充」などと、カジノ誘致強行を正当化しようとする余り支離滅裂な発言をしているが、実際に「維新」が大阪でやっているのは、相次ぐ公立高校廃校や公立病院廃止など、基本的な行政サービスの容赦ない削減。要するに「維新」自体が障害。