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テレビ番組の勢いを利用して価値を社会的に共有し天然記念物化を目指して保全に繋げるというのは良い話であるけど、一方で、種の保存法指定だけでは生息地再生の予算がとれないという話でもあるし、ほんと環境省には頑張って欲しい。 news.yahoo.co.jp/articles/8d77f…
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「生息できる環境があるなら貴重で残していきたい」というのはうれしいコメントです。現生息地はちょっとびっくりするくらい良い環境が奇跡的に(部分的に)残っているので、これを契機にきちんと場の保全につながると良いなと思っています。 /
news.yahoo.co.jp/articles/33dbf…
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共著論文がでました!長崎県のスナヤツメ再発見です。長崎県では大正時代の古い標本目録にその名があるのみで、しかもその標本は原子爆弾により滅失し現存せず、標本すら残らず絶滅したと考えられてきました。しかしまだ絶滅していませんでした!
jstage.jst.go.jp/article/ichthy…
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湿地帯ビオトープづくりに挑戦している方、全員、必読記事です!必修。 kufura.jp/family/childca…
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マダニもマダニが媒介する病気の多くも在来ですが、ここに外来種が入ることでこれまでなかった社会的リスクが高まります。猫は屋内飼育の徹底、アライグマは駆除の推進が必要です。また、マダニの増加はシカやイノシシの増加とも関係しています。つまりこれは生物多様性保全の問題でもあります。 twitter.com/MAsTtyXSkMaubt…
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一般的に野鳥は「人が原因の事故で傷ついたもの」についてのみ保護対象とされます。今回は窓ガラスに激突・墜落していたので人が原因と判断しました。雛や幼鳥は拾うべきではありませんし、野外で弱っている個体も人獣共通感染症の危険性があり、触れるべきではありません。
pref.fukuoka.lg.jp/contents/syoub…
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そういえば昨日のカワセミですが、夕方もそのままだったのでもうだめだろうと思いつつ、夜に何かに食べられる可能性が高かったので、箱にいれて暖かい場所に置いておきました。朝確認すると目があいていたので、屋外にもっていったところ飛んでいきました。復活してくれたと信じることにします。 twitter.com/oikawamaru/sta…
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しかし希少種の域内保全は色々な種でかなり限界に来ている。せめて我が国の遺伝子資源の確保という視点で、国営域外保全センターの設立を求めるものであります。凄腕の飼育栽培者を高給で。
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単純に「ツバメを食べるカラスが悪い」という話にしておらず、「餌となる昆虫が減っていることなど環境の変化」をどうすればよいかという視点でまとめており、問題の根本的な解決につながる視点を示す良い記事と思いました。 twitter.com/fukuinpmedia/s…
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自然保護とか環境保護、というのがなんか人間以外の生物とそれらが暮らす場所の保護みたいな印象になっているのはこうした仕事をしていると強く感じるんですけど、今の、しなければならないと言われている自然保護や環境保護の大部分は、人間社会の保護とほとんど同じ意味だと私は思うんですよね。
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生物多様性を保全しないから寿司ネタが一品消えつつあります。がんばって再生する必要があります。 twitter.com/yanagawamaruma…
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生物多様性の破壊に伴う水産資源の危機的状況を憂うつぶやきをするとしばしば「養殖があるから!」「養殖ががんばれば!」という意見が見えるのですが、生物多様性が健全でないと養殖も健全にできません。今のところ養殖魚を育てるために必要な餌の大部分は天然魚です。
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川の中だけ守っても川の魚は増えないし、そういう状況で漁獲規制しても放流しても増えないのであります。川の魚が減れば海の魚も減ります。川の生態系というのは川の周囲の氾濫原湿地、陸域の森林、それらをつなぐエコトーンとセットで成り立っているのであります。減ったのであればまずは場の再生。
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これまで食べていなかった物を食べるようにするのは難しいと思うんですよね。いま食べている水産物が持続的に得られるように努力するべきで、そもそもいま食べている水産物を守る努力をしなければその「低利用魚」も遅かれ早かれいなくなります。すべて野生生物です。適切な資源管理と環境再生が重要。
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生物多様性が破壊されると供給サービスや文化的サービスが失われてしまう。。これほどまでに減るのは必ず生物学的な理由があるわけで、解明できないまでもいくつかの仮説は浮かぶわけで、できることからきちんと対策をとっていく必要があると思うのです。祈るだけでなく。。
rkb.jp/contents/20230…
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大雨が降るとどうしてももともと湿地帯だった場所は湿地帯に戻ってしまいます。湿地帯に戻せる場所はなるべく湿地帯に戻して少しずつ撤退することも、人口が減っていく我が国では、そろそろ戦略的に考えていくべきでしょう。湿地帯を増やすことは食べ物を増やすことにもつながります。
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そうは言っても意外になんとなるんじゃない、とか思ってしまうのは正常性バイアスってもので、ニホンオオカミもニホンカワウソも二ホンアシカも絶滅させてしまい、アゲマキも絶滅寸前、アサリやウナギの漁獲データを見たら本気で生物多様性保全せねばならない局面であることはわかると思うのですよね。
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アメリカザリガニが条件付特定外来生物に指定されました。飼育は可・売買遺棄は不可。もうどこにでもいる、手遅れという意見がいまだに散見されますが、各地の湿地帯を見て回ってみて下さい。まだアメリカザリガニが侵入していない湿地帯は残っています。すばらしいものです。守っていきましょう。 twitter.com/oikawamaru/sta…
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ということで今日からアメリカザリガニとアカミミガメが条件付き特定外来生物となり、採集・飼育は可だけど遺棄・売買は不可となります。今、飼育している個体を野外に放すと「犯罪」です。死ぬまで大事に飼育してください。アメリカザリガニの害についてまとめたブログ記事
oikawamaru.hatenablog.com/entry/2019/10/…
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すべての田んぼからすべてのカエルがいなくなったら寿司ネタとなる生物の多くもいなくなってしまうだろうと思います。有明海に面した地域のほとんどの田んぼからトノサマガエルもドジョウもいなくなってしまった頃から、有明海のアゲマキもタイラギもほとんどいなくなってしまいました。 twitter.com/livedoornews/s…
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すごい事例だ。。 twitter.com/Sankei_news/st…
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「自宅で湿地帯ビオトープ!」の出版後いろいろと質問などうけて、この、「自宅近くの学校プールで救出したヤゴを自宅の湿地帯ビオトープにいれることで蚊の発生を防ぐ」という作戦はけっこう重要なのではないかと思うに至っています。もし試す機会があった人は結果を教えて下さい!
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湿地帯ビオトープをつくると蚊がわく!という意見は根強く、まあわくこともあるのですが、わかないような湿地帯を目指すのがこの趣味の本質です。うまくつくればわきません。この機会にぜひ、蚊のわく湿地帯の構造を知り、身近な蚊の発生源を減らしていきましょう。
oikawamaru.hatenablog.com/entry/2023/04/…