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川が死ぬと生物多様性が死んで食材も文化も死に産業も死ぬ。ということは社会が死んで人も死ぬ。短期的に人が死ぬことを避ける治水・利水は必要だけれども、長期的に人が死ぬことを避ける環境保全も同時に達成する努力をもっともっとしていかないといけない。河川法にもそう書いてある。
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ついに琵琶湖流域にも外来種ミズワタクチビルケイソウが入ってしまった。釣り人や採集者、研究者が拡散に寄与する可能性のある外来種です。地域をまたぐような活動をするときは必ず道具の消毒を。水産用種苗放流も当然、要注意です。 twitter.com/Titis_erenoa/s…
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飼っている生き物をその辺に放ってはイケナイよ!生物多様性の破壊につながるよ!生物多様性を破壊すると回り回って水産有用種とかも減ってしまうかもしれないんだ!と言ったそばからガンガン生き物をもってきて放ってぜんぜん生き物を増やせていないばかりか取り返しのつかないことばかりしている水s
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アサリのような「超普通種」が各地でいなくなっているという超異常事態、多くの人にそのことを正面から認識してもらいたいです。場が悪くなっていればいくら放流しても禁漁しても増えません。解決策は場の再生です。その場は干潟だけではありません。すべての生態系と生物はつながっています。
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ヤナギの繁る素掘のひんやり水路が、改修後むき出しコンクリでガンガン熱くなってヌマガエルとかミイラ化してるの見ると、気候変動対策の上でも現在の工法は本当に問題だと思う。素堀のままにしろとは言わないけど、覆土するとか湿地になるような護岸構造にするとか、やりようはあるでしょうと思う。
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国産アサリに続いて国産ノリもこのままでは簡単には食べられないものになってしまうのではないかと不安なので生物多様性の保全と再生を国策で進めて欲しい所存です。栄養塩不足や気候変動による悪影響を緩和するのが生態系サービスです。
shokuhin.net/68508/2023/01/…
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とにかくアライグマはシカやイノシシと比べて身近な場所をうろうろする率が高い。つまりマダニを身近に運んでくるリスクが高い。またマダニケアにルーズでマダニを増やすという研究まである。生態系への悪影響も農作物被害もある。そして特定外来生物。ものすごく対策の優先度が高いと思うのです。
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「私が生きているうちに成果を出したい」という言葉は何度か言われたことがあるけれども、放流による遺伝的攪乱、自然遺産の破壊行為は取り返しがつきません。後世に禍根を残します。どうか冷静に、大きな視点で、生物多様性保全の観点から「正しい」選択をお願いしたいです。
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湿地帯ビオトープづくりにおいて、私が考える以上に蚊の発生のリスクを心配する声があるようでしたので、ブログにて補足的に解説しました。ぜひお読み下さい。この機会に湿地帯生物としての「身近な蚊」のことも知ってもらえるとうれしいです。
oikawamaru.hatenablog.com/entry/2023/04/…
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とにかく餌生物を放流するな、ということを環境省はきちんと言い続けて欲しい。トキ放鳥が生物多様性の破壊につながってはいけない。 / 「トキが本州等でも空飛ぶ姿見たい」“トキ”放鳥の自治体公募開始 環境省(TBS NEWS DIG Powered by JNN)
#Yahooニュース
news.yahoo.co.jp/articles/b7103…
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生物多様性保全については、ほんとに、寿司ネタ色々食べ続けたいな~とか、地物の魚介類色々食べ続けたいな~とか、そんなライトな感じで総論賛成各論色々みたいなスタンスで世の人がとらえて考えてくれるとうれしいなと思っています。侵略的外来種対策もそうした中の一つなんです。
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想定外の大雨に対応するには「なるべく早く流す治水ではなくなるべくゆっくり流す治水に転換すべき」と某先生に習ったのを思い出します。このいち早く下流に流すという治水は、護岸への負担も下流への負担も大きいのです。そして一気に増水するということですから、避難にも悪影響を及ぼします。
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改めて学んでいるところですが、日本の干潟性貝類の幻種の多さはもっと注目されなくてはいけなかったと思います。これは有明海のアゲマキやウミタケの激減、そして全国的なハマグリやアサリの激減につながっている話です。放流しても禁漁しても増えないわけですから、場の再生を主軸に置くべき時です。
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必死で場の保全をしても我々が生み出した侵略的外来種がすべて台無しにしてしまう。新しい外来種を生み出さないことが何よりも重要です。安易に放流をすべきではないし、飼っているペットを野に放つべきではない。
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すしネタとはすなわち生物多様性の恵みなわけですが、国内で採れないなら国外から買ってくればよいというのも終わりというのを感じます。日本の食文化を守るために国内で寿司ネタが確保できるように生物多様性の保全が必要です。 twitter.com/Sankei_news/st…
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今年も有明海沿岸域の水路がどんどん改修されます。担当レベルで生物に配慮した形をと努力している場面は増えてきています。場合によっては営農者も協力的。ただ現状の制度の中でできないことが多い。農水省として、根本的に農業用水路整備の方針を変えるべきです。現場の努力だけでは限界があります。
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局地的に良くなっている部分はあるとしても、生物多様性は全体として危機的であり続けている。日本でも地域的な生物の絶滅は続いている。本当に強く方針を転換しないと、我々の絶滅にもつながっていくでしょう。アサリが採れなくなった、イカナゴがいなくなったという「事実」に鈍感ではいけない。
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「自宅で湿地帯ビオトープ!」の出版後いろいろと質問などうけて、この、「自宅近くの学校プールで救出したヤゴを自宅の湿地帯ビオトープにいれることで蚊の発生を防ぐ」という作戦はけっこう重要なのではないかと思うに至っています。もし試す機会があった人は結果を教えて下さい!
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ドジョウは逃げ出すことが養殖する上での課題と言われるくらいなので、このご時世、使用する種苗はよく検討して欲しい。間違っても外来系統を入れないようにして欲しい。その辺からとってきたのを入れて養殖するのが良いでしょう。/
#Yahooニュース
news.yahoo.co.jp/articles/24e05…
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ちなみにこの時つぶやいてたこの直線的に改修中の川が、先ほどの記事の動画にあった赤谷川です。動画撮影地点のやや上流地点になると思います。 twitter.com/oikawamaru/sta…
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これは良い記事。霞堤によって被る農家さんの被害、ここを社会で共有しないことには流域治水が進みません。 twitter.com/asahi/status/1…
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先ほど某氏から詳しく教えてもらいましたが、九州においても川のサケは死体でも基本的に採集禁止のようです。現在福岡県RDB改定作業中で、魚類分科会委員は全種の特別採捕許可をとっているので、県内河川でみつけてしまった方は各委員にお声がけ下さい。合法的に標本にいたします。情報も募集中です。
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こちらは環境省・中国四国地方環境事務所さんから。素晴らしいです。まずは個々人での放流や遺棄をしっかりとやめていくことが重要です。
/あなたが飼っている魚を放流しないでください chushikoku.env.go.jp/wildlife/m_3_1…
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全国民の税金を使った事業なので、地域住民が良ければ良いとはならないです。また、河川整備の目的は治水と利水と環境保全、と河川法に書いてある通りです。税金を使う以上は環境保全にも最大限配慮しなくてはいけません。自然環境もまた、産業をつくり多くの国民の生命や財産、文化を支えています。 twitter.com/choidamnet/sta…