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【コロナに引き裂かれた家族】
祖父は自分の娘に「君を天国で探すよ」と最後の言葉をかけた。米ユタ州に住むリンジー・ウットンさんは、新型コロナにより母と祖父を失った。家庭内で蔓延したウイルスは祖父の命を奪い、その18日後、彼女の母を連れ去った。
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【反政府勢力タリバンの歴史】
「もうカブールに安全な場所などない」。アフガニスタンの首都カブールを制圧した反政府勢力タリバンの歴史。現在、タリバンによる統治から逃れるため、アフガニスタンから国外逃亡を試みる国民が後を絶えない。
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【可愛い動物の動画に隠された醜い真実】
「スローロリスをくすぐることは、実際には拷問です」。一見、無害に見える動物へのいたずらは、反応が可愛くても、多大な苦痛を与えている可能性がある。その様子は、面白い動画として拡散されることもあるが、必ずしも真似すべきではない。
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【ミツバチを救うビーキーパー】
ミツバチと恋に落ちたエリカ・トンプソンは、近隣の住宅にできた蜂の巣を自ら素手で除去する。彼女の目的は蜂蜜の採取ではなく、世界中で激減するハチを救うこと。
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【アンティファって何?】
「アンティファをテロ組織に指定する」。トランプ大統領は、全米抗議デモで暴動を扇動したとして急進左派の活動家ネットワーク「アンティファ」に宣戦布告した。反ファシズムを掲げ、リーダーや組織を持たないグループを米国内で取り締まることはできるのだろうか?
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「まともな人生を送りたかったら、他人を助けないと」とボランティアの女性は言った。仏国内最悪の貧困率と失業率に苦しむ南仏マルセイユの北部。この地区唯一のマクドナルドが閉店した。住民有志たちは旧店舗をフードバンクに改装し、マクドナルドのその後「Après M (アフターM)」と名付けた。
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「後ろめたい気持ちでサーカスを見て欲しくない」。ロシア・カザンのサーカスで2頭の象が喧嘩を始め、観客が避難する騒動が起きた。調教師として20年間活躍したアンドレ=ジョゼフ・ブグリオーヌは、サーカスは動物を酷使する習慣から脱却しなければいけないと語る。
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【イスラエル・パレスチナ間の対立】
イスラエルによるパレスチナ自治区・ガザへの空爆により、100名以上の死者が確認され、過去7年間で最大規模の紛争に発展している。対立の発端となった東エルサレムの領土問題から、連日続く衝突をBrut.が徹底解説する。
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「米国政府は、1950年代の歴史からドラァグを消去しようとしている」。1950年代、ニューヨーク市では男性が女装して出かけることは、犯罪だった。映画監督のジェニファー・テイシェイラは、当時のNYで活躍したドラァグ・クイーンたちが送った手紙をもとに、ドキュメンタリー映画を制作した。@Tribeca
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【K-POPアイドル養成の裏側】
「ボディ・イメージが傷つき、年功序列が強い」。K-POP界のスターになるため、アイドル練習生として1年間活動したキャシー・リー。減量の強要や、厳しいトレーニングなど、その経験は彼女の想像を絶していたと言う。
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【83歳の現役サーファー】
目標は95歳までサーフィンを続けること。現在83歳のジョエル・ド・ロズネイさんは、1960年代フランスに初めてサーフィンを紹介した人物。「妻から2メートル以上の波にはもう乗るなと言われている」と優しく話すジョエルさんにとって、まさにサーフィンは人生哲学だ。
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【新型コロナウイルス:台湾が考えた最先端対処法】
新型肺炎の感染が世界中に拡大する中、国民の8割近くが政府の対応に満足しているという台湾。日本に比べて感染患者数も少なく、市中で目立ったパニックも起きていない。果たしてその理由は?
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強制収容、洗脳教育、人口抑制など、ウイグル人への民族弾圧を続ける中国政府。在日ウイグル人のアフメット・レテプさんは、中国政府関係者を名乗る人物から、強制収容所に収容された父を解放する事を条件に、周囲のウイグル人に関する諜報活動を持ちかけられた。
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【米マスク着用:襲われる店員たち】
マスクの不着用を注意して殺害された食料品店のガードマン。店員や商品に唾を吐く人々。コロナウイルス感染を防ぐために設けられた「マスク着用」というルール。犠牲者が絶えないアメリカで、そのルールに反感を持つ人々が増えている。
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孤独、単調な生活リズム、スキンシップ不足を動物たちが解消。介護施設で暮らす高齢者たちの情緒は不安定になりがち。心の状態は、持病や身体の健康に影響を及ぼすこともある。フランスのある施設では、ロバや馬、犬猫などの動物との触れ合いを通じて、入居者たちの「心の健康」をケアしている。
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【女性が受ける剃毛への圧力】
「女性がする選択は、男性に気に入られるためではない」。産毛を生やしたままの顔写真を投稿したエルディア・ヤガンヤック。彼女の写真は、ムダ毛の剃毛を求める社会へ抵抗する女性のシンボルとして、SNS上で大きな反響を呼んだ。
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【女性の歴史 シモーヌ・ド・ボーヴォワール】
「人は女に生まれるのではない、女になるのだ」と、自身の著書『第二の性』に綴った哲学者のシモーヌ・ド・ボーヴォワール。男性社会において女性が置かれてきた立場を、1975年収録のインタビューで語っていた。
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【ブラック フライデーの影響、考えたことある?】
「ブラックフライデーは過剰消費を意味する、異常な時期。」
米国由来の商習慣をボイコットする企業が増加している理由とは。
#ブラックフライデー
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【NYロックダウン:フード業界の悲痛な叫び】
世界有数のグルメな町として知られるニューヨーク。ロックダウンと住民隔離が始まり、コミュニティの活気を支えてきた個人経営のお店が次々と倒産・閉店の危機に迫られている。
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【ロシア軽油流出事故】
シベリア高原を流れる赤い川。5月29日、ロシア・中央シベリア高原北西ノリリスク火力発電所から約2万トンの軽油が河川に流れ込み、川の水が赤く染まった。永久凍土の上に建設されたこの発電所。地球温暖化により永久凍土の融解が始まり、北極圏最悪の災害が懸念されている。
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インフルエンサーのダナエは、自分の体を現実よりも美しく見せるのではなく、ありのままに曝け出す決心をした。セルライトも気にせず、何年も着ることがなかったビキニを着て、ビーチで子供たちと遊ぶ自分に誇りが持てれば、その女性は輝いている証拠。
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【貧困に喘ぐ子供たちに食事を】
英マンチェスター・ユナイテッドFCのマーカス・ラッシュフォード選手が、コロナ危機による学校閉鎖で給食が食べられなくなった子供たちのために立ち上がった。貧しい少年時代を送った彼の呼びかけに国内企業が次々と賛同。子供たちへ食事の無償支給を始めた。
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【フランス 野生動物病院グーピル】
「本当の仕事は、人間を動物と共生させること」。南仏セヴェンヌ地方で、野生動物のケアをするマリー=ピエール・ピュエシュ獣医。彼女のもとには未だに、人間の手によって傷つけられた動物が多く運ばれてくる
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【産後の現実を共有する女性たち】
「リスクの低い子宮の民泊だと思っちゃダメ」。出産には様々な身体への影響が伴うが、産後に女性が抱える肉体的負担はオープンに話されないことが多い。産後の悩みや疑問を解決するため、出産を経験した女性たちが、TikTok上で産後の現実を共有している。