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【ミツバチを救うビーキーパー】
ミツバチと恋に落ちたエリカ・トンプソンは、近隣の住宅にできた蜂の巣を自ら素手で除去する。彼女の目的は蜂蜜の採取ではなく、世界中で激減するハチを救うこと。
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【フランス 困窮する学生に1ユーロで食事を】
「今夏まで制限のある生活をしなければならない」。マクロン仏大統領は、コロナ禍で生活に困窮する大学生たちのために、学生食堂で1日2食を1ユーロ(約126円)で提供する救済措置を発表し、今年9月までは感染拡大を防ぐための制限が続くとの見通しを示した。
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「私は熱帯雨林の火災に加担しているのか?」。米・西海岸やアマゾン熱帯雨林など、前例の無い大規模な森林火災が多発している。消防士・森林火災専門家のベネスラフスキ氏は、私たちが消費行動を見直すことで、人為的に発生する火災を減らせると主張する。
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【3本指が反体制のシンボル:タイ反政府デモ】
「3本指」が反体制派のシンボル。タイ政府当局の厳しい弾圧にも関わらず、反体制派の学生たちはプラユット首相辞任と王制改革を要求し続ける。若者たちにとってタイの王制は、自国の歴史認識と学校に通う子どもたちの人権を歪めて来たという。
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「僕と一杯どう?」。知り合ったばかりの男性とお酒を飲み始めて、そのまま気を失ってしまう。誕生日パーティーで、友人たちの飲み物に薬物が混入されていた経験を持つメル・ホール。彼女は簡単にできる薬物混入テクニックを披露し、若い女性を狙う性犯罪に警鐘を鳴らす。
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【あの人の人生:カマラ・ハリス】
1960年代のアメリカでは、黒人たちが市民権を求めて闘い、幼いカマラは人種隔離が終わったばかりのスクールバスで小学校に通っていた。アメリカ史上初、女性そしてアジア系として初めて副大統領に当選したカマラ・ハリスの人生。
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【自然破壊と伝染病】
エボラ出血熱やライム病など人類を危険に晒す伝染病の多くは、都市開発や環境破壊により行き場を失った野生動物が人間と接触することで感染を広げてきた。
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プロダイバーとして海に潜り続けた武本匡弘さんと妻の洋子さんがオープンしたエコストアpapalagi(パパラギ)。包装から販売方法に至るまでプラスチックの利用を最少限に抑え、食材やシャンプー・洗剤などのバラ売りを行う日本ではとても珍しいお店。
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「大麻を使用したことはありますか?」「はい。大分昔の事ですが」と、ジャシンダ・アーダーン首相は答えた。ニュージーランドでは、大麻合法化の是非を問う国民投票が今月17日に行われる予定。前日のトランプ対バイデンとは違い、二人の女性による討論会はより建設的な議論に終始した。
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「幸せそうに歩いている人々を見ると、平和が恋しくなる」。フェリックス・ファンは通りすがりの男に突き飛ばされ、「ウイルスをアメリカに持ち込んだ」と暴言を吐かれた。ファンは米国で急増するアジア人差別は、コロナ禍における人々のストレスの捌け口になっていると指摘する。
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【フランス:隔離解除後の幼稚園で撮られた写真】
「幼稚園の役割を果たしていない」。住民隔離解除後、フランスの公立小学校と幼稚園が再開した。再開初日の幼稚園を取材したジャーナリストが目にしたのは、ソーシャルディスタンシングの名の下に、行動制限される子供たちだった。
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大型野生動物が多いアフリカで、欧米のハンターたちによって行われるトロフィー・ハンティング。ハンターたちの狙いは殺害した動物たちの頭部や角、毛皮などを持ち帰ること。ライオンやヒョウなどどう猛な動物だけでなく、象やキリンなど比較的大人しい野生動物たちも狩りの対象になる。
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【菅新内閣発足:G7各国の閣僚たちは?】
平均年齢60.4歳、女性閣僚2名。9月16日に発足した菅内閣。G7参加7ヶ国中では、ある国の政権を除いて、平均年齢が最も高く、女性閣僚の割合も最低レベルだ。
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【イスラム教徒一家殺害事件 カナダ】
「事故ではなく、憎悪によるテロ攻撃だ」。カナダ・オンタリオ州で、イスラム教徒の一家がトラックにはねられ、4人が死亡した。トルドー首相は事件翌日、モスクを訪問し、イスラム差別などのヘイトクライム対策を強化すると断言した。
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【フォロワー500万人を誇る犬バニー】
生後8ヶ月の子犬だったバニーに、飼い主のアレクシスは音声ボタンを与えた。ボタンを押すと音声で単語が聞こえる。最初は何も期待していなかったが、次第にバニーはボタンを使って自分の意思を伝えるようになった。
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【米大統領選:トランプ大統領タルサ集会演説】
11月の再選を目指すトランプ米大統領が最初の支持者集会に選んだオクラホマ州タルサ。1921年、白人暴徒による黒人虐殺が行われたこの地で、当初の予想を大きく下回る約6000人の支持者を前に行われたトランプ大統領の演説をまとめた。
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【スティーブ・ジョブズが遺したスピーチ】
「ハングリーであれ、愚か者であれ」。スティーブ・ジョブズは、米スタンフォード大学卒業式で、今日誰もが知る名言を卒業生たちに伝えた。生前、ガンとの闘病生活を強いられ、死を覚悟した彼が心に誓った教訓を語った。
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「今回の選挙は、人生で一番大切な選挙」と、102歳のベアトリス・ランプキンさんは語る。1918年生まれの彼女は、1940年に初めて投票して以来、全ての選挙に投票し続けてきた。今回は、若い世代に投票の大切さを訴えるために、孫が作ってくれた防護服を着て郵便投票に臨んだ。
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国家安全維持法が施行された香港では、早くも中国政府当局による言論統制と抗議集会の排除が始まった。中央政府に対する批判や抗議を禁止された市民たちは、白紙やポスト・イットを使って「無言抗議」を続けている。政治的なメッセージを一切述べていないにも拘らず、政府当局は抗議者たちを排除した。
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「銃を使って戦う者は臆病者です」。2019年3月15日、ニュージーランド・クライストチャーチで、2つのモスクを銃で乱射し51人を殺害した被告が、仮釈放の無い終身刑を言い渡された。公判では、モスク参拝者を狙った白人至上主義テロリストに対し、父を殺害されたサラ・ガーセムが悲痛な思いを訴えた。
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「I can’t breathe (息ができない)」。ジョージ・フロイドの無残な死は、その映像とともに世界中に衝撃を与えた。「Black Lives Matter(黒人の命も大切)」をスローガンに、ヨーロッパ、南米、アジアの各都市で、ジョージへの正義と人種差別による暴力の根絶を求める人々が声を上げた。
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【ポーランド中絶禁止 女性欧州議員たちが糾弾】
「女性の命を粗末に扱い続けている」。妊娠中絶をほぼ全面禁止にする違憲判決が下されたポーランドに対して、欧州議会の女性議員たちが糾弾の演説を繰り広げた。
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【サウジアラビア 後見人制度を逃れる女性たち】
ジュリアは強制結婚させられた相手から逃れるため、パリ国際空港で警官に助けを求めた。サウジアラビアでは、後見人制度により女性の人生に関する決定権が男性に委ねられる。2019年に制度は部分的に緩和されたが、国外逃亡する女性たちが後を絶たない。
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【Brut. 独占インタビュー:酒井宏樹(サッカー選手)】
2016年から仏リーグ・アンのオランピック・ドゥ・マルセイユ(L’OM)で活躍するサッカー選手酒井宏樹 (@hi04ro30ki)。
千葉県柏市生まれ。柏レイソルでプロの道に進み、世界をフィールドに選んだ彼が若者たちに送るメッセージ。
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【「剃るに自由を」剃刀広告に込められたメッセージ】
「ムダかどうかは、自分で決める」。今年の夏、渋谷に現れた女性モデルが脇毛を堂々と見せる広告。ムダ毛処理をしない女性は不快なイメージを与えると私たちは信じ込んでいる。この広告を企画した本人に話を聞いてみた。