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「犠牲になった全ての人々のために、正義が行われることを願う」。ベトナム戦争で米軍が使用した枯葉剤は、世代を超えて現在もガンや奇形症候群などの健康被害を引き起こし続けている。被害者の一人トラン・ト・ンガ氏は、枯葉剤を製造した企業14社を相手取り訴訟を起こした。
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「色が薄い」「大きすぎる」などの理由で農協の規格から漏れ、廃棄される農作物。中川史明さんと新美景司さんは、規格外の農作物販売サイトFARMERS’を考案。廃棄農作物の削減は農家の利益になるだけでなく、青果をより安価で人々に届けることができると二人は信じている。
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【ラリー・キング デビュー当時に学んだ教訓】
初めて司会に抜擢されたラジオ番組で思うように喋れず、責任者に「喋れ!」と怒鳴られたラリー・キング氏。名物司会者として活躍したキング氏は、23日未明、ロサンゼルスの病院で死去した。彼が2011年の演説で語った成功の秘訣とは?
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【フランス 困窮する学生に1ユーロで食事を】
「今夏まで制限のある生活をしなければならない」。マクロン仏大統領は、コロナ禍で生活に困窮する大学生たちのために、学生食堂で1日2食を1ユーロ(約126円)で提供する救済措置を発表し、今年9月までは感染拡大を防ぐための制限が続くとの見通しを示した。
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「勝利は刃に宿るのではなく、私たちが築いた橋に宿るだろう」。バイデン大統領の就任式で、自作の詩を朗読した詩人アマンダ・ゴーマン。彼女の詩「私たちが登る丘 (The Hill We Climb)」は、分断は争いで解決するのではなく、お互いに手を差し伸べ合うことで乗り越えるべきと訴える。
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【口紅で性差別発言に抗議 ポルトガル大統領選挙】
「あの赤い口紅は、お人形さんみたいだ」。ポルトガル大統領選挙に立候補している極右ヴェントゥーラ議員は、ライバルの女性候補者について口を滑らせた。同氏の発言を女性差別的と捉えたポルトガル国民たちが始めた抗議行動とは?
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【ジョー・バイデン第46代米大統領就任演説ダイジェスト】
「敵としてでなく隣人としてお互いを見つめ合う。自尊心と尊敬を持って互いに接するのです」と、ジョー・バイデン新大統領は米国民の結束に全霊をかけると誓った。
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「まともな人生を送りたかったら、他人を助けないと」とボランティアの女性は言った。仏国内最悪の貧困率と失業率に苦しむ南仏マルセイユの北部。この地区唯一のマクドナルドが閉店した。住民有志たちは旧店舗をフードバンクに改装し、マクドナルドのその後「Après M (アフターM)」と名付けた。
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【米FBI 議会襲撃で200人超の犯罪捜査を開始】
米連邦議事堂を占拠した暴徒たちの身元が発覚し、次々に刑事訴追され始めた。14日現在、FBI(連邦捜査局)はすでに200人以上の容疑者を特定し、禁錮20年に相当する扇動や共謀などの重罪容疑で捜査していると発表した。
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【コロナ時短要請による飲食業の苦難】
「家賃も払えない状況なら、何とかして稼がなければいけない」。飲食店は営業時間短縮による売上減少に苦しむだけでなく、政府のちぐはぐな対策に振り回されている。
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「そのような嘘が何をもたらすか知っている」。アーノルド・シュワルツェネッガー元カリフォルニア州知事は、トランプ大統領が主張する不正選挙という嘘を、元知事の祖国オーストリアをユダヤ人迫害に招いたナチスの嘘に例えた。(元知事演説完全版字幕付き)
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【投稿アプリ「パーラー」ってなに?】
Google、Apple、Amazonが続々と排除を決めた投稿アプリ「パーラー」。イヴァンカ・トランプやテッド・クルーズなど保守派有名人だけでなく、陰謀論者や極右集団の支持を集めるパーラーは「自由な会話を促すSNS」を標榜しているが、果たしてその実態は?
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【キャピトルで見つけた5つのシンボル】
「米連邦議事堂に突入したのは本当にアンティファなの?」。6日未明、米連邦議会が暴徒に襲撃占拠される異常事態が発生した。トランプ大統領の演説が行われたキャピトルヒルへ集まった支持者たちの多くに見られた「5つのシンボル」を解析した。
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【米連邦議事堂占拠 共和党議員たちの反応】
「私はもう関わりたくない、もうたくさんだ」と、共和党リンゼー・グラム上院議員は嘆いた。連邦議事堂突入という異常事態に、共和党上院議員たちが次々と声を上げた。
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【衝撃映像 トランプ支持者連邦議会を占拠】
米連邦議会に侵入するトランプ支持者たち。現地時間6日、大統領選挙での敗北を認めないトランプ大統領の演説後、暴徒化した支持者たちが議会を占拠する前代未聞の衝撃映像。
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【性別と脳に関する迷信】
女性は何でもできるマルチタスクで、男性は方向感覚に優れるというのは迷信・・・。神経科学者のマリー・ラクロワは、人間の脳に性別はなく、「男だから」や「女性だから」という先入観や偏見が、私たちの能力を制限してしまうという。
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「見つかる票などありません」。トランプ大統領がジョージア州務長官に「票を見つける」よう要請した電話音声が1月3日に公開された。5日、同州投票管理責任者ガブリエル・スターリングは、トランプ陣営による陰謀論を否定。6日の上院決選投票への参加を国民に呼びかけた。
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【あの人の人生:ジャシンダ・アーダーンNZ首相】
「私は1人目ではなく、3人目の女性首相です」。コロナ禍で100日間連続市中感染ゼロを達成したニュージーランド首相ジャシンダ・アーダーン。今年10月の総選挙にも圧勝し、首相を続投。国民の絶対的な信頼を得た若きリーダーの半生。
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【困った学生のための無料食品配給エピスリー】
北西フランスのレンヌ大学では、スーパーなどの大型量販店で売れ残った食品を、無料で学生たちに提供している。経済的理由で食費の捻出にも苦労する学生たちにとって、食料品の支援は大きな支えになっている。
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「歳を取るごとに人と違うことが楽しくなる」。パリ・オペラ座でエトワール・ダンサーを務めるユーゴ・マルシャンは、9歳でダンスに身を捧げることを決意した。しかし、ダンスの鍛錬を積む一方で、「みんなと同じでいたい」と感じた少年時代、心に傷を負うこともあったという。
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【「私は告発する」ある欧州議員の怒り】
「歴史は(欧州の指導者たちを)人道に対する罪の共犯者として裁くだろう」。ラファエル・グリュックスマン欧州議員は、中国によるウイグル民族弾圧に無関心な世界の指導者たちに向けて、強烈なメッセージを送った。
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【アルゼンチン中絶合法化へ : 国会議員の訴え】
「政治で解決できない問題を、女性の身体に押し付けるのを止めてください」。ガブリエラ・セルッティ議員は中絶合法化を審議するアルゼンチン議会で、中絶する権利は女性が自分の人生を築く自由を保証すると訴えた。
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「従わなければ洗脳教育を受けさせ、協力しない者は怠け者だと罵る」。中国政府によるウイグル民族弾圧について研究するアドリアン・ゼンズ氏は、政治に圧力をかけるだけでなく、世界中でウイグル綿のボイコットを起こすことで現状を変えられる主張する。
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【もっと接触を減らして アンゲラ・メルケル独首相演説】
「クリスマスで人々の接触が増えれば、祖父母たちとの最後のクリスマスになることもある」と、メルケル独首相は連邦議会での演説で声を荒立てて訴えた。ドイツではコロナによる死者数が1日590人に達し、同国の過去最多を記録した。
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「もはや自助努力で解決できるレベルではない」。新型コロナの経済的影響により職を失い、路上生活を強いられる人が増えている。90年代からホームレス支援活動を続けている稲葉剛さんは、「人に迷惑をかけるべきではないという自己責任論が、路上生活者を窮地に追い込んでいる」と語る。